育児書を読んでも、よく分からない…。
という悩みに、約200人もの赤ちゃんの食事指導に関わってきた歯科衛生士が、13年の経験からお答えします^^
結論からいえば離乳食は、
・7ヶ月からゆっくり始める
・つくらない
方がうまくいきます!
しかも7ヶ月まで待った方が、よく食べる子になるし、あなた自身も楽なんですよ^^
この記事を読めば、
★離乳食をつくらなくて良い理由
★7ヶ月からの離乳食の進め方
が分かります!
拍子抜けするほど簡単なので、ぜひ参考になさってくださいね^^
離乳食の進め方が分からないなら自然育児のようにゆっくり・作らない方がうまくいく
離乳食は7ヶ月まで待ってから始め、
しかも、わざわざ作らない方がよく食べる子になってくれます^^
昔の育児のように、大人の食事の中で、赤ちゃんが食べられそうなものを取り分けてほしいんです^^
反対に5ヶ月など早い時期から離乳食を始めると、下の記事↓のように
- アレルギーの原因
- 誤飲やむせる原因
- 思ったように食べない
など、あなたを悩ませる原因になってしまいます…。
\早すぎる離乳食のデメリットはこちら/
離乳食で大事なことは
★離乳食が始まるまでに、しっかりミルクや母乳が飲める子にする
★離乳食はアレルギー予防のため7ヶ月以降から始める
(お座りの姿勢が不安定なら、もっと遅らせてOK!)
★家庭の食事を薄味の和食にする
★『歯の数』や『月齢』にとらわれず、胃腸の調子がいいなら、サイズもどんどん大人に近づける
こと^^
順に説明していきますね!
離乳食の進め方①離乳食はゆっくり7ヶ月まで始めない
離乳食のスタートはゆっくりと、
・フラフラせず1人でお座りできる
・自分の意志で手を自由に動かせる
と3つの条件がそろった、生後7ヶ月目以降から始めましょう^^
しっかり母乳を飲んだ子は、自然に『噛む⇒飲み込む』という口の動かし方を練習できています^^
この動画の55秒からの『あごの動き』を見てください^^
あごがリズムよく、上下に動いていますよね!
この『あごの動き』こそ、食べ物を『噛むとき』の基本となる動き。
つまり母乳をしっかり飲んだ子は、離乳食が始まる前からすでに
「噛む」→「飲み込む」という口の動きを練習できているんです^^
だから歯が生えそってなくても、歯ぐきや舌をつかって、潰したり噛むことができるんですよ^^
\より詳しい理由はこちら/
さらに離乳食を食べるためには、写真のように↑1人でお座りできることも大切です。
5ヶ月や6ヶ月では、座らせてもフラフラしますよね。
姿勢が不安定だと、むせたり食べない原因になってしまいます。
だからこそ、一人でしっかり座れる7ヶ月を、離乳食を始める1つの目安にしてほしいんです^^
\6ヶ月までの子が、離乳食を食べない理由はこちら/
離乳食の進め方②育児書のメニューは無視する
離乳食でつまづく理由は、お母さんの頑張り過ぎによる一種のノイローゼ。
その主な原因は、育児書やメディアからの『洗脳』にあります。
育児書やネットで『離乳食メニュー』が特集されるから、
離乳食は「特別なモノ」を作らなくてはいけない!と、一種の洗脳のように思わされています。
それに育児書で紹介されているメニューは、
子育て中のお母さんの経験というより、専門家視点の料理!
だから『○ヶ月になったら、舌で潰せるメニュー』など、育児書の「月年齢」に縛られると、いつの間にか本の情報だけに振り回され、
思ったように離乳食が進まず、辛くなってしまうんです…。
しかも育児書や料理本には、
- 裏ごしする
- つぶす
- すりおろす
など、手間のかかる方法ばかり書かれてますよね。
だから忠実に従おうとするほど、途中で疲れるし
赤ちゃんが食べないと、「なんとか食べさせよう」と必死になってしまうんです…。
でも早くに生まれる子もいれば、10ヶ月で生まれてくる子もいる。
なのに、全員が同じ『表』や『方法』で離乳食を進めるなんて、おかしいですよね?
それに最初は少しずつ離乳食を進めていくので、赤ちゃんの食べる量も多くありません。
そのために何時間もかけて離乳食をつくるよりも、
- 散歩する
- 遊ぶ
- 絵本を読む
ほうが、賢い時間の使い方になります^^
だからこそ離乳食は、『家庭の食事を分け与える』
スタンスがいいんですよ^^
\関連記事/
離乳食の進め方③最初は1日1回お米をつぶした程度から始める
離乳食は歯の本数に関係なく、ふらつかず座れる7ヶ月以降から始め、
・ご飯に味噌汁をかけ柔らかくしたもの
・煮物野菜を潰したもの
程度のものを少しずつ与え、「おっぱいを飲むこと」から「食べること」へ慣れさせましょう^^
回数も1日1回程度から始め、体調やうんちの状態を見ながらゆっくり進めてください。
時間帯は『朝』に試すと、
1日を通して体調の変化を観察しやすくおすすめです^^
問題ないなら、
- 1日2回
- 1日3回
と2〜3ヶ月かけて回数や量を増やしていき、ゆっくり固形物に胃腸を慣れさせてあげてください^^
この時期は、まだ栄養はおっぱいやミルクで摂っていますよね^^
もし思うように食べてくれなくても、栄養は摂れているので気にする必要はありません^^
それより『食べること』に慣れてもらいましょう^^
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離乳食の進め方④家庭の食事を与える
離乳食は特別なものは作らず、胃腸の調子がよければ、どんどん『家族の食事』を赤ちゃんに分け与えてほしいんです^^
おすすめは、昔ながらの『和食』。
具体的には、
★お味噌汁の中の具
★野菜の煮物
などを潰して食べさせ、胃腸が慣れてきたら、『あなたが食べているサイズ』にどんどん近づけてほしいんです^^
ちなみにうちの娘、歯が2本しか生えてない7ヶ月後半で、
『普通のご飯』を食べていました^^
和食なら日本人の体質にも合っていますし、赤ちゃんにとっても消化・吸収のいい食べ物。
出汁をしっかり利かせたり、味の濃い野菜をつかえば、
調味料を足さなくても薄味で美味しい食事ができます^^
家族全員『薄味』の食事なら、安心して赤ちゃんに分け与えられますよね^^
話はズレますが、うちの祖母(88歳)から聞いた話では、
昔は梅雨の時期や夏の暑い時期は、下痢を起こしたり細菌が繁殖しやすいので、離乳食の時期をずらしていたのだとか。
昔の人は決して『月年齢』なんかにこだわらず、赤ちゃんの様子や気候を見て離乳食を進めていました。
しかも昔は、5〜6人も育てていた時代。
離乳食に手間をかけている時間もなかったから、
『味噌汁や煮物の汁で、ご飯を柔らかくしたもの』を赤ちゃんにもあげていました^^
それで立派に赤ちゃんは育ってましたよね^^
離乳って決して、難しいものではないんです^^
じゃないと、人類とっくに滅んでいますよね^^;
それに離乳食って、柔らかくするほど『噛む練習』ができなくなり
- 丸飲みする
- あごの成長に悪影響になる
- ポカン口が習慣になる
など、デメリットも多くなります。
\理由はこちら/
だからこそ、胃腸の調子が良ければ『噛む経験』をさせるため、大きさも、大人と同じサイズに近づけてほしいんです^^
離乳食の進め方⑤食べないときは無理しない
せっかく離乳食を始めても、思うように食べてくれないこともあります^^;
でも無理に食べさせようとすると、あなたも赤ちゃんもストレスに…。
この時期の赤ちゃんはまだ、食べることだけに集中するのは難しい時期。
もし食べないときは無理をせず、さっさと片付けてしまいましょう^^
そしてまたお腹が空いたときに、さっき残ったご飯を食べさせる…というスタイルにしてほしいんです^^
まだ栄養はミルクや母乳から摂っているので、食べなくても気にしなくて大丈夫です^^
食べ物の『より好み』を始めるのは、1歳過ぎから
と言われています。
だからさっき食べなかったものでも、時間をおいて出してあげると、平気で食べてしまうことも多いんですよ^^
\食べないときの対処法はこちら/
離乳食の進め方⑥大きさも大人と同じサイズにしていく
最初の離乳食は、
- お米を潰したもの
- 煮物を潰したもの
から始め、1〜2ヶ月でもかけながら、ゆっくり固形物に赤ちゃんの胃腸を慣らしていきましょう。
そしてウンチや体調に問題ないようなら、
どんどん『大人と同じ大きさ』のおかずを食べさせてほしいんです^^
『噛むこと』は歩くのと同じく、練習しないとうまくなりません。
赤ちゃんは奥歯がなくても、おっぱいを飲むときのように舌を上あごに押し付けながら食べることができます。
そして歯ぐきをつかって食べるようになって、歯が生えてきたら、歯ですりつぶして食べるようになるんですよ。
だから胃腸の調子が良いなら、
どんどん噛むチャンスをつくってあげてほしいんです。
ちなみに我が家では、7ヶ月後半には、このくらい↓の野菜の大きさの食事を出していました^^
★蒸しカボチャ
★ササミ
をなどを大きく切って、噛めるように意識していたんです^^
切り干し大根はも、人参・シイタケは丸飲みできないよう、あえて大きく切ったり^^
かぼちゃも、飲み込めないサイズに^^
ブロッコリーは茎ごと出したり^^
ここまでしなくてもいいですが、
★味噌汁の具を取り分ける
★味噌汁をご飯にかけて柔らかくする
和食は消化・吸収しやすいメニューのため、離乳食として十分つかえます^^
でも、むせたらどうするの…
と心配もありますよね…。
でもむせることは、赤ちゃんにとっては大きな経験になります^^
下の記事でも紹介しているように、むせた経験があると、
赤ちゃんなりに『つぎは気をつけて食べるぞ!』と試行錯誤するようになり、
どんどん上手に食べられるようになるからです^^
\丸呑み対策はこちら/
離乳食の進め方⑦家族の食事を薄味にする
離乳食の最終目標は、『家族と同じもの』を食べられるようになること。
だからこそ、離乳食はつくらず
★煮物を潰して食べさせる
など、家族の食事を分け与えてほしいんです^^
赤ちゃんにも食べさせるとなれば、味付けも控えめになるし、食材も安全なものを使いますよね^^
その結果、家族全員にとって『質の高い食事』になるんですよ^^
でも、大人と同じだと
『塩分』が多いんじゃない?
そこは、
- 出汁をしっかりきかせる
- 味の濃い野菜をつかう
などすれば、薄味でもおいしく家庭の食事の「質」を上げることができます♪
ちなみに我が家では、
- 生産方法
- 農薬の有無
が分かる、安心な野菜や果物をつかって食事をつくっています。
とくに『らでぃっしゅぼーや』の野菜なら、無農薬でつくられ、野菜自体に甘みがあるので、
料理も薄味で美味しく仕上がります^^
無農薬栽培にこだわっているから、安心して皮ごと丸かじりさせられるのも嬉しいポイント^^
丸かじり大好きな娘↑^^
ふかしたお芋を大きく切ってを手に持たせると、
面白いほどよく噛んで食べてくれますよ^^
家庭の食事が薄味で美味しいなら、そのまま赤ちゃんの食事としても出せますから、
離乳食をつくる手間もなくなります^^
バランスのいい食事って、『あれもこれも!』と買いそろえる印象、ありますよね…。
でも昔ながらの
- 野菜いっぱいのお味噌汁
- 野菜の煮物
など和食を中心としたメニューにすれば、自然に栄養のとれる食事になります^^
けっきょく大人がバランスのとれた食事を食べることが、赤ちゃんのためになるし
離乳食を楽に進めるポイントなんですよ^^
ちなみに『らでぃっしゅぼーや』には、4200円相当の商品を1980円で試せる『お試しセット』があります^^
もちろん送料もかかりません^^
反農薬で育てられた野菜や果物が、これだけ入って1980円って、すごいですよね^^
『らでぃっしゅぼーや』の良いところは、しつこい勧誘もないし
お試ししたからといって、そのまま自動継続にならないこと^^
『お試しセット』だけ試して終わり…で、ぜんぜんOKなので
気軽に試せるんです^^
甘みのある野菜ステックや、大きく切った果物を
ぜひ、おやつ代わりに手に持たせてみてください^^
きっとうちの娘のように、
かぶりついて食べてくれるし、噛む習慣が自然と身に付きますから^^
\お試しセットの中身やつかった感想はこちら/
離乳食の進め方が分からないまとめ
離乳食は難しく考えず
・フラフラせず1人でお座りできる
・手が自由につかえる
生後7ヶ月頃から始めていきましょう。
そして離乳食は作らず、
- ご飯
- 野菜の煮物
を潰した程度から始め、体調に問題ないなら、どんどん家族と同じ物を与えてみましょう^^
『食べること』は、生きるために必要なこと。
赤ちゃんは育つ力を持って、産まれてきます。
だからこそ離乳食は『柔らかく』しないほうが、あなたも楽だし赤ちゃんのためにもなるんですよ♪
らでぃっしゅぼーやのような美味しい野菜をつかうと、面白いように食べてくれますから♪
\4200円相当の商品を、1980円で試せる!!/
\お試しセットの中身やつかった感想はこちら/
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