
牛乳って『栄養食品』という
イメージがありますよね。
ここでは、赤ちゃんに牛乳を飲ませない方がいい理由について、解説します^^
とくに離乳食で牛乳を使おうと思っている方は、ぜひ参考になさって下さいね。

牛乳の印象が180度変わりますから!
\牛乳神話についてはこちらの本が参考になります/
赤ちゃんに牛乳は何ヶ月から必要?飲ませない方がいい理由
牛乳は赤ちゃんに、飲ませなくていい飲みものです。
離乳食が始まると「カルシウムを摂らせなきゃ!」と、牛乳を飲ませたくなりますよね。

でも、ちょっと待ってほしいんです!
確かに牛乳はカルシウムが多い食品ですが、
摂ったカルシウムが全部「歯」や「骨」の栄養になるわけではありません。
それに牛乳は本来、牛の赤ちゃんが成長するために飲むもの。
そんな牛も成長すれば、もう牛乳は飲みません。

親と同じく、牧草を食べ成長します。
わたし達人間も含め、哺乳類はおっぱいを卒業したら、
そのあとは『親と同じ物』を食べて大きくなりますよね。
哺乳期を過ぎたら、おっぱいを飲まなくても成長できるよう、遺伝子にインプットされているんです^^
だから『牛の赤ちゃんの飲みもの』の牛乳を、積極的に飲む必要はないんですよ。

しかも牛乳は、次で紹介しているように、
アレルギーの原因になる可能性もあるんです…。
牛乳は赤ちゃんにあげない方がいい!アレルギーの原因になる理由
実は、赤ちゃんのときしかおっぱいを飲まないって、アレルギー予防から考えても大切なことなんですよ^^
哺乳類は成長すると、母乳はいっさい飲まず、「草や肉」など親と同じものを食べるようになります。

これはもちろん、人間の赤ちゃんも同じ!
でもわたし達は、大人になってからも「牛のおっぱい」を飲んでいます。
しかも栄養がある「完全食品」とされ、積極的に摂るようにすすめられていますよね。
しかし「完全食品」と言えない理由が「病気にならない生き方」という本の中に書かれているので
紹介します。
加工する前の生乳の中には「よい」成分が含まれています。
しかし市販の牛乳ではそうした「よいもの」は、加工される過程ですべて失われてしまっているのです。市販の牛乳が作られる過程では、各農家で集められた生乳をさらに大きなタンクに移して均等化することで、生乳に含まれていた乳脂肪は酸素と結びつき、酸化しすぎた脂肪「ひどく錆びた脂」になります。
また雑菌の繁殖を防ぐために加熱殺菌されます。(中略)
超高温にさらされることによって、過酸化脂質はさらに増加します。
そしてさらに問題なのが、たんぱく質が熱性変質することでラクトフェリンも失われます。
こうして、市販の牛乳は健康を阻害する食べ物になってしまうのです。
そもそも牛乳は子牛が飲むためのものです。
したがって、そこに含まれている成分は子牛の成長に適したものです。子牛の成長に必要なものが人間にも有用だとは限りません。
(中略)
自然界で大人になっても「乳」を飲む動物など一つも存在しません。
人間だけが種の異なる動物の乳を、わざわざ酸化させて飲んでいる。(中略)
牛の子供が飲むための牛乳と人間の子供が飲むための母乳では、もともと成分が全く違うのです。
牛乳に含まれるラクトフェリンは、胃酸に弱く分解されてしまいます。
これは母乳のラクトフェリンでも同じです。
生後間もない人間の子供が、母乳からラクトフェリンが吸収できるのは胃が未発達で胃酸の分泌が少ないからです。つまり同じ人の「乳」であっても成長した人間が飲むためには作られていないということです。
(中略)
日本人には乳糖を分解する「ラクターゼ」を持っている人が非常に少ないのです。
赤ちゃんの時にはほとんどの人が十分な量を持っていますが年齢を重ねるごとに減っていきます。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢をする人がよくいますが、これは乳糖を分解できないために起きる症状です。
(中略)
またカルシウムの吸収が良いのは一時的で、その反動として余分なカルシウムといっしょに必要なカルシウムや他の栄養素も排出してしまいます。
引用先病気にならない生き方
引用の中にもあるように同じ人の「乳」であっても、成長した人間が飲むためには作られていない
というのは、アレルギーの観点からも大切なこと。


母乳は、赤ちゃんのときだけのむ飲み物です。
だから、母乳のタンパク質でアレルギーの下地ができても、もう一生飲むことがないので、
アレルギー反応はでないんですよ^^
反対に、成長してからもう一度母乳を飲めば、
母乳に含まれる「タンパク質」に反応し、アレルギー反応が起こる可能性がある!ということなんです。
牛乳に含まれるラクトフェリンは、胃酸に弱く分解されてしまいます。
これは母乳のラクトフェリンでも同じです。生後間もない人間の子供が母乳からラクトフェリンが吸収できるのは胃が未発達で胃酸の分泌が少ないからです。
つまり同じ人の「乳」であっても成長した人間が飲むためには作られていないということです。
(中略)
日本人には乳糖を分解する「ラクターゼ」を持っている人が非常に少ないのです。
赤ちゃんの時にはほとんどの人が十分な量を持っていますが年齢を重ねるごとに減っていきます。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢をする人がよくいますが、これは乳糖を分解できないために起きる症状です。
(中略)
成長したら「乳」は飲もむのではないというのが自然の摂理。
引用先病気にならない生き方

牛乳を飲んでお腹がゆるくなる人が多いのには、
わけがあったんですね…。
わたし自身子どもの頃、よく牛乳でお腹が痛くなっていました。
でも、体質だと思っていたんですよね。
でもこの本を読んでから、牛乳を一切やめることに。
その影響か、お腹が痛くなることがほとんどなくなったんです^^

もちろん、娘にも牛乳は与えていません^^
おっぱいは、「赤ちゃん時代の期間限定の飲み物」。
だから人間も含めて動物は、成長したら本来「母乳」は飲むべきものではないんですよ^^

牛乳の害に関しては、こちらの本がすっごく参考になりますのでぜひ♪
カルシウムは牛乳ではなく食べ物で摂ろう!
牛乳はカルシウムが多い食品ですが、摂ったカルシウムが全部「歯」や「骨」の栄養になるわけではありません。
だから『カルシウムを摂らせないと!』と、あえて牛乳を飲ませる必要はないんですよ^^
それにカルシウムを摂るなら、小魚や大豆製品を食べさせればいいですよね^^
手軽な方法は、普段の食事を『昔ながらの和食』にし、赤ちゃんにも取り分けること^^

和食は、日本人の体質にも合ってますし、
赤ちゃんにとっても消化・吸収のいい食べ物。
しかも自然に、良質なカルシウムやタンパク質を摂ることができます。
具体的には
・小松菜のおひたし
・しらすご飯
・ヒジキの煮物
などを赤ちゃんにも取り分ければ
牛乳を飲ませなくても、安全にカルシウムやタンパク質を補えます^^
しかも、家庭の食事を赤ちゃんにも分け与えるスタイルは、
- 離乳食を別メニューで作らなくていい
- 赤ちゃんにも分け与えるので、家族の食事が薄味になる
など、大人にとってもメリットしかないんですよ^^

とはいえ、大人の食事を赤ちゃんにあげることは、
塩分の問題も気になると思います…。
でも、
- 出汁をしっかり利かせる
- 味の濃い新鮮な野菜をつかう
と、調味料を足さなくてもとっても美味しく作れるので問題ありません^^
牛乳をあげるか迷うくらいなら、
- 新鮮な野菜
- 安全な野菜
をつかって料理するほうが、赤ちゃんも家族も健康になると思うんです^^
とくに生後7ヶ月をすぎて
・お座りがしっかりできる
・手が自由につかえる
赤ちゃんなら、歯がなくてもたいていのものは『舌』や『歯ぐき』で食べることができます!
\詳しくはこちら/


だから、大人の食事を分け与えることに
まったく問題ないんですよ^^
牛乳はあえて飲まさない。
もしつかうなら、料理に加えて味をまろやかにしたり、嗜好品として摂る程度にする。
その代わり、家族の食事を『和食』にして、それを赤ちゃんにも取り分け
カルシウムやタンパク質を補いましょう^^
『取り分け離乳食』の進め方はこちらが参考になるのでぜひ^^

牛乳は赤ちゃんに飲ませない方がいい理由まとめ
牛乳は本来、牛の赤ちゃんが成長するために飲むもの!
哺乳類はおっぱいを卒業したら、そのあとは飲まなくて成長できるよう
遺伝子にインプットされています。
成長してからおっぱいを飲まないことは、アレルギーを予防するためにも大切なこと。
牛乳はカルシウムが多い食品ですが、
摂ったカルシウムが全部「歯」や「骨」の栄養になるわけではありません…。

カルシウムを摂るなら、小魚や海藻や大豆製品中心の食卓にしましょう^^
家族の食事を『和食』にして赤ちゃんに分け与える方が、カルシウムやタンパク質を補えるし、
あなた自身もすっごく楽ですから^^
\『取り分け離乳食』の進め方はこちらが参考になるのでぜひ^^/

\赤ちゃんに安心な野菜や果物の選び方は、こちらが参考になります^^/

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