『モグモグ期』なのに、なんで噛まないの?
どうしたらモグモグするの?
という悩みに、約200人の赤ちゃんの食事指導に関わってきた歯科衛生士がお答えします^^
モグモグ期なのに、噛まずに丸飲みされると
心配になりますよね…。
結論から言うと、離乳食をモグモグ噛ませるのは驚くほど簡単です^^
ここでは、
- 赤ちゃんが噛まない理由
- 赤ちゃんをモグモグ噛ませる方法
について紹介しています。
簡単な方法なので、ぜひ参考になさってくださいね^^
8ヶ月9ヶ月頃の赤ちゃん!離乳食モグモグ期・カミカミ期が進まない原因
結論を言えば赤ちゃんが噛まない原因は、今の離乳食が『噛まなくてもいい柔らかさ』だから。
噛まなくてもスルン!と飲み込めてしまうから、噛む必要がないんです^^;
赤ちゃんがモグモグするかどうかは、その食材の
・大きさ
によって決まります^^
たとえば、5mm幅に切った
- 豆腐
- ニンジン
豆腐なら、すぐ飲み込めてしまいますよね^^;
でもニンジンは、噛まないと飲み込めません^^
さらにニンジンも
- 薄く切ったもの
- 大きくぶつ切りのもの
では、どちらがよく噛めるか…簡単ですよね^^
赤ちゃんは、口に入ったものをまず飲み込もうとします。
これは本能^^
でも「あれ?これは飲み込めないぞ!」と判断したとき、始めて噛むようになるんです^^
つまり『柔らかい離乳食』では、
赤ちゃんがモグモグせず、すぐ飲み込んでしまうのは当たり前!ということ^^;
だから「よく噛んで食べようね…」と声をかけても、赤ちゃんはモグモグせず
飲み込んでしまうんです。
大人だって、お豆腐を30回噛みなさい!
と言われても無理ですよね^^;
もちろん、赤ちゃんのことを考えると、
『柔らかく食べやすい料理』をつくってあげたいのは当たり前のこと。
でも悲しいことに、その愛情のひと手間が、モグモグできない原因になっていたのです…。
だからね。
モグモグしてほしいなら、野菜を大きく切って赤ちゃんに食べさせてほしいんです^^
たったこれだけで、噛む回数が一気に増えますから♪
え?まだうちの子、奥歯が生えてないのよ?!
という疑問も解決しますね^^
歯がなくても食べられる理由
モグモグ噛む子にするには、『噛める食事』を出すことが大切です^^
とはいえ、
でもうちの子、まだ奥歯が生えてないの…。
という心配もありますよね…。
でもね。
生後7ヶ月以降で
・手が自由に動く
・おっぱい(ミルク)をしっかり飲んでいる
赤ちゃんなら、歯がなくても大抵のものなら、食べることができるんですよ^^
『おっぱいをしっかり飲んだ子』は、『噛む⇒飲み込む』という、一連の口の動かし方が練習できています。
だからしっかりおっぱいを飲んだ子は、歯がなくても、
- 歯
- 歯ぐき
をつかって食べることができるし、歯が生えてくると噛んで食べることができるんですよ^^
\詳しい理由はこちら!/
赤ちゃんって、ステップ通りに進めていけば、
歯がなくても大抵のものを食べられます^^
だからこそ「よく噛んでもらう」ためにも、赤ちゃんの食事は
・1口で入らないもの
にして、『噛まないと飲み込めない環境』をどんどんつくってあげてほしいんです^^
もっと言えば、家庭の食事を『取り分け』て、赤ちゃんにも食べさせてあげてほしいんです^^
そうすれば、離乳食を『別メニュー』でつくる手間もなくなり、
- あなたの家事の負担が減る
- 赤ちゃんはよく噛むようになる
と良いことだらけですから^^
具体的な方法は、次で紹介しますね^^
もぐもぐカミカミしない赤ちゃんを噛ませる方法
繰り返しますが、生後7ヶ月以降で
・手が自由に動く
・おっぱい(ミルク)をしっかり飲んでいる
赤ちゃんなら、歯がなくても大抵のものなら食べられます。
だからこそ噛んでほしいなら、『モグモグできる離乳食』を出してほしいんです^^
おすすめは、大人の食事を『薄味の和食』にして、
赤ちゃんにも『取り分ける』こと^^
たとえば、
・お味噌汁に入ったキノコ
・きんぴらゴボウ
・高野豆腐
は決して硬くはありませんが、立派な『噛みにくい食事』です^^
丸呑みできないので、ぜったいモグモグするようになります^^
包丁で細かくする代わりに、赤ちゃんの『前歯』で小さくしてもらおう!と、視点を変えてみるんです♪
野菜を大きくきれば、赤ちゃんは前歯をつかって噛むようになります。
でも、それだけでは飲み込めません^^;
だから今度は、歯ぐきですり潰して噛むようになるんです。
その結果、自然に噛む回数を増やすことができるんですよ♪
ちなみに、8ヶ月頃の娘の食事がこちら↓
人参も、あえて『千切り』にならないよう、意識していました^^
切り干し大根は、大根は市販のものなので細めですが、人参・シイタケは丸飲みできないよう、
あえて大きく切ります^^
かぼちゃも、飲み込めないサイズに^^
ブロッコリーは茎ごと出す^^
このサイズなら、丸呑みはできませんよね^^
ちなみにこのとき、下の前歯2本しかありませんでした^^;
でも、歯ぐきでじょうずに食べていたんです^^
他にも口寂しそうなときは、キュウリやニンジンのステックを
娘に持たせ、歯ぐきでモゴモゴさせていたんです^^
『噛める食事』って、イカやタコのような『硬いもの』じゃなくていいんです^^
普段の『家族のおかず』を
- 大きく切る
- ちょっと硬めに茹でる
これだけで、簡単に赤ちゃんをモグモグさせることができるんですよ^^
手順通りに進めていけば、
歯がなくても大抵のものは食べることができるんですから^^
\具体的な離乳食の進め方はこちら/
水やお茶も食後にする
さらに水やお茶は、食後に飲ませることも大切です。
食事中に水分を飲むと、噛まずにそのまま流し込んでしまうからです。
と言われても、ほんとにこんな食事が食べられるか心配…。
その疑問は、次で解決します^^
噛まない・もぐもぐしない赤ちゃんの意外な力
意外かもしれませんが、モグモグせず丸呑みする赤ちゃんは、もう『食べる力』がついています^^
わたし達が食べ物を飲み込むまでの過程って
↓
②ほっぺたや舌を使い、歯の上に食べ物をおく
↓
③唾液と混ぜて飲み込みやすい形にする
↓
④舌を使って喉へ送り込む
と4ステップで食事をしています。
中でも④の「飲み込む」という動きは、このステップの最後の動きになりますよね!
つまり『噛まずに飲み込める』ということは、
①〜③の一連のステップ(食べる→噛む→飲み込む)がよく成長している!と
言えます^^
あなたの赤ちゃんは、もう『飲み込む力』がついています^^
だからこそモグモグさせたいなら、今よりもっと
・ちょっと硬めに茹でる
などして、舌や歯ぐきをつかってモゴモゴできる環境を
たくさんつくってあげてほしいんです^^
繰り返しますが、
赤ちゃんは食べ物が口に入ると、まず飲み込もうとします。
でも、『飲み込めない!』と分かったとき、始めて
- 歯ぐき
- 舌
をつかい、モグモグ噛むようになるんですよ^^
本能で知ってる『おっぱいの飲み方』とは違い、
『食べること』は、経験してうまくなっていきます。
だからこそいろんな
- 硬さ
- 食感
を赤ちゃんのうちから経験させることで、舌の動かし方やあごのつかい方を知り、
じょうずにカミカミできるようになるんですよ^^
なお、『ムセたらどうするの…??』という疑問は、こちら↓で紹介しているのでぜひ^^
噛まない赤ちゃんに起こるデメリット
余談ですが、よく噛んで食べる子は、「歯並びがよくなる」メリットもあります♪
赤ちゃんのあごの骨は、まだまだ成長中^^
あごの骨は『噛む』ことで成長し、幅も広がっていきます^^
その結果、歯が生えても余裕をもって並ぶことができるんですよ^^
よく噛んで順調にあごが成長した子は、3歳頃になると↑図のように、乳歯の間に隙間があいてきます。
歯の間に隙間ができれば、永久歯に生え変わったときも、「綺麗な歯並び」になる可能性が高くなりますよね♪
反対に噛まずに飲み込んでしまう子は、あごが成長しません。
その結果歯が十分並ぶスペースができず、歯並びがガタガタになってしまうのです。
だからこそあごの幅を広げ、歯並びを綺麗にするためにも「よく噛む食事」を作ってほしいんです^^
赤ちゃんのもぐもぐカミカミ練習におすすめ食材
赤ちゃんがモグモグしない原因は、離乳食が
- 柔らかすぎる
- 小さすぎる
から。
おすすめは、大人の食事を『薄味の和食』にして、赤ちゃんにも『取り分ける』こと^^
たったこれだけで、自然にモグモグ回数は必ず増えます!
とくに野菜は栄養価も高く、赤ちゃんにも安心して食べさせられる食材^^
だから我が家では、なるべく『皮』ごと食べさせています^^
『皮』ごと食べさせることで、より『噛みにくく』なるからです^^
でも、無農薬野菜でないと、皮ごと食べさせるのは怖いですよね…。
なのでわたしは、宅配野菜の『らでぃっしゅぼーや』をつかっているんです^^
『らでぃっしゅぼーや』なら旬の果物や野菜を楽しめるし、なにより
- 放射線
- 農薬
- 添加物
など安全基準をしっかり定め、消費者にしっかり公開しているので情報の透明度も高く安心して食べさせられます^^
しかも『らでぃっしゅぼーや』には、4200円相当の商品を1980円で試せる『お試しセット』があります^^
もちろん送料もかかりません^^
反農薬で育てられた野菜や果物が、これだけ入って1980円って、すごいですよね^^
『らでぃっしゅぼーや』の良いところは、しつこい勧誘もないし
お試ししたからといって、そのまま自動継続にならないこと^^
『お試しセット』だけ試して終わり…で、ぜんぜんOKなので
気軽に試せるんです^^
甘みのある野菜ステックや、大きく切った果物を
ぜひ、おやつ代わりに手に持たせてみてください^^
きっとうちの娘のように、
かぶりついて食べてくれるし、噛む習慣が自然と身に付きますから^^
\お試しセットの中身やつかった感想はこちら/
離乳食をもぐもぐしない・噛まない赤ちゃんまとめ
モグモグ噛まない原因は、噛まずに飲み込める
- 大きさ
- 柔らかさ
だから。
そのままでは、いくら『カミカミしようね』と声掛けしても赤ちゃんは噛んでくれません。
でも、生後7ヶ月以降で
・手が自由に動く
・おっぱい(ミルク)をしっかり飲んでいる
赤ちゃんなら、歯がなくても大抵のものなら、食べることができます^^
おすすめは、大人の食事を『薄味の和食』にして、
- ご飯
- お味噌汁
- 野菜の煮物
などを、赤ちゃんにも取り分けること^^
野菜を大きく切れば、簡単に噛む回数を増やすことができますから、
ぜひ実践してみてください♪
\4200円相当の商品を、1980円で試せる!!/
\お試しセットの中身やつかった感想はこちら/
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