いつまですればいいの?
という悩みに、約200人の赤ちゃんの食事指導に関わってきた歯科衛生士がお答えします^^
結論から言えば離乳食は、裏ごししなくても食べられます^^

ここで紹介している『7ヶ月から離乳食を進める赤ちゃん』なら、
ご飯や煮物を軽く潰す程度から進められるんですよ^^
それに意外かもしれませんが、離乳食って作らないほうが赤ちゃんのためになるし、
よく噛める子になります^^
この記事では、
・歯がない赤ちゃんが「普通の食事」を食べられる理由
について解説します!

『裏ごししなくていい理由』が分かれば、
離乳食が一気に楽になりますよ^^
離乳食初期なら裏ごしは必要?いつまですればいいの?
育児書を見ると、
・7~8ヶ月 舌で潰せる硬さ
・9~11ヶ月 歯ぐきで潰せる硬さ
・12~15 ヶ月 歯で噛める硬さ
など、初期と呼ばれる5〜6ヶ月だと『裏ごし』が必要だと書かれてますよね。
でも、離乳食のスタートを7ヶ月以降にし、かつ
・手が自由に使える
・おっぱい(ミルク)をしっかり飲んでいる
赤ちゃんなら、裏ごししなくても大抵のものは食べられます^^
とくにおっぱいをしっかり飲んだ赤ちゃんなら、『噛む→飲み込む』という口の動かし方が練習できています。
だから歯がなくても、
★歯ぐき
・野菜の煮物を潰したもの

歯が生えそろってなくても…です!
\くわしい理由はこちら/

逆に、5〜6ヶ月から離乳食を始めるのは早すぎます。
まだ赤ちゃんは一人で座れないから、姿勢もフラフラ。
『噛む→飲み込む』という口の動かし方を練習している段階なので、食べてくれなかったり誤飲の原因になる可能性があるからです。

だから離乳食のスタートは、7ヶ月以降がおすすめ^^
その方が裏ごししなくていいし、よく食べる子になるんですよ。
\早く離乳食を始めても食べない理由はこちら/

赤ちゃんは、成長するにつれて
「飲むこと」から「食べること」へ栄養の摂り方を変えていきます。
生まれたときに「本能」で知っている「おっぱいの飲み方」とは違い、
「噛むことや食べること」は、赤ちゃんが「経験」しながら覚えていきます!

鳥のヒナだって親のように飛べるまでに、
練習する期間がありますよね。
これと同じく、人間の赤ちゃんも『食べること・噛むこと』を学ぶ時期があるんです^^

その1つの目安が7ヶ月以降。
おっぱいをしっかり飲んだ赤ちゃんは、
- あご
- 舌
- 口の周りの筋肉
をまんべんなく使えるようになっています。
その結果、離乳食が始まっても、おっぱいを飲むときのように舌で食べ物を潰したり、
歯ぐきで噛みながら食べることができるんですよ。

だから最初から
裏ごししなくても潰す程度で食べられるんです^^
\理由はこちら/

離乳食は作らない!裏ごししない方がメリットがたくさん
生後7ヶ月をすぎ、お座りの姿勢が安定した赤ちゃんなら、
歯がなくても裏ごししなくても、大抵のものは食べられます^^

ただ葉物野菜などは、最後『繊維』だけ口に残っているので、
そのときは出してあげてください^^
しかも離乳食って、
- 作らない
- 裏ごししない
方がメリットが多いんですよ^^

想像してみましょう。
ベビーフードや育児書がなかった時代でも、お母さんは立派に赤ちゃんを育てていました。
離乳食を「別メニュー」でつくっていたのではなく、
★煮物を少し潰す
などしてました^^

今も兄弟が3・4人もいる家庭なら、
離乳食をわざわざ作るお母さんって少ないんですよ^^
実際に、患者さんの『子どもが5人いるママ』は、
「離乳食なんて、2人目から作ったことないんです〜」と言っていました^^
問題なく食べてくれますから、わたしも楽なんです♪」
と話してましたよ^^

繰り返しますが、離乳食は7ヶ月から始め
裏ごしせず、潰す程度から始めてほしいんです^^
とくに普段から和食中心の家庭なら、そのまま、赤ちゃんとして取り分けることができますよね^^

もちろん最初は、赤ちゃんの様子やウンチの状態をみて、
潰したご飯などから少しずつ離乳食を進めていきましょう。
そしてウンチの状態も体調も良いなら、ご飯もそのままの状態で食べさせたり、
大人が食べている煮物なども、どんどんチャレンジさせてほしいんです^^

ちなみにうちの娘↑、前歯が2本しか生えてない7ヶ月後半で、
『普通のご飯』を食べていました^^
赤ちゃんは歯がなくても、おっぱいを飲むように舌を上あごに押し付けながら食べようとします。
そして成長とともに歯ぐきで上手に食べるようになって、歯が生えてくると噛んで食べるようになるんですよ^^

この経験をたくさんさせてあげてほしいんです。
\7ヶ月からの離乳食の進め方はこちら/

もちろん最初は、むせたりうまく飲み込めないこともあると思います。
でもその試行錯誤の中で「なんとか食べてやろう!」とする経験が、
将来「何でも食べられる子」になるための大事なステップになるんですよ。
\丸飲みが心配なときはこちら!/

離乳食を裏ごしするデメリット
離乳食を裏ごししたり柔らかくすることって、デメリットしかありません…。

成長には、適した時期があります。
たとえば、病気で突然「言葉」が喋れなくなっても、リハビリをすれば(程度の違いはあれ)
また喋れる可能性がありますよね。
でも、言葉を学ぶのに適した時期に、何のトラブルで学ぶ時期を逃してしまったら…。
その後、1から喋ることを身につけるには、かなりの時間と努力が必要になると思いませんか?

これは「食べること」も同じ。
『食べる練習をする期間』に、しっかりと口や舌の動かし方を練習していないと、成長してから
- 上手に噛む
- 飲み込む
ことが、難しくなる可能性があるんです…。

裏ごしした離乳食では、噛む練習ができませんよね。
そう。
裏ごしすることで、赤ちゃんの噛む練習するチャンスを奪ってしまうことになるんです…。
それに、歯はあくまでも『道具』。

歯には筋肉がついていません。
歯を動かしているのは、口の周りの筋肉です^^
だからこそ、歯がないうちから
- 舌
- 歯ぐき
でいろんな食感を体験させ、いろんな方向に口を動かすことで
歯が生えたときにうまく噛めるようになるんですよ^^
\詳しい理由はこちら/

離乳食は作らない!裏ごしせず美味しい食事を作る方法
離乳食のスタートは、生後7ヶ月以降から。
赤ちゃんの食事は「別メニュー」や「裏ごし」はせず、
普段大人が食べているもの中で『取り分け』食べさせてほしいんです^^
\7ヶ月からの離乳食の進め方はこちら/

むしろ赤ちゃんにも取り分けるんですから、『家庭の食事の質』を上げることの方が重要です。

とくに和食は、日本人にも合ってますし、
赤ちゃんにとっても消化のいいもの^^
だからこそ、
・きんぴらゴボウ
・切り干し大根の煮付け
・高野豆腐の煮物
・ヒジキの煮物
・野菜の煮物
・少し硬めに炊いたご飯
などを取り分けたり、必要なら少し潰して
口の中でモゴモゴする練習を、いっぱいさせてあげてほしいんです。
とはいえ、

でも、大人と同じ食事って、
赤ちゃんには塩分が多いのでは?
と心配になりますよね^^;

安心して下さい。
塩分の問題は、
★味の濃い野菜をつかう
ことで、調味料を足さなくても美味しく仕上がりますから^^
ちなみに我が家では、娘が8ヶ月になったころから、
- 生産方法
- 農薬の有無
が分かる、安心な野菜や果物をつかって、歯ぐきでモゴモゴさせたり前歯でかじらせてます^^
『らでぃっしゅぼーや』の野菜なら、無農薬でつくられ、野菜自体に甘みがあるので、
料理も薄味で仕上がります^^

ふかしたお芋を手に持たせると、面白いほどよく食べてくれますよ^^
食材の味が濃いので自然に味付けも薄味になり、
そのまま赤ちゃんにも取り分けることができます^^

バランスのいい食事って、『あれもこれも!』と買いそろえないといけない印象、ありますよね…。
でも昔から日本で食べられてきた
・きんぴらゴボウ
・切り干し大根の煮付け
・高野豆腐の煮物
・ヒジキの煮物
・野菜の煮物
・少し硬めに炊いたご飯
など、和食中心のメニューにすればバランスのいい食事になります^^
それを必要なら少し潰して食べさせれば
裏ごしなしでも、立派な赤ちゃんの食事になるんですよ^^
離乳食ってほんらい、簡単なもの^^

じゃないと、人類とっくに滅びてると思いませんか?^^
ちなみに『らでぃっしゅぼーや』には、4200円相当の商品を1980円で試せる『お試しセット』があります^^
もちろん送料もかかりません^^

反農薬で育てられた野菜や果物が、これだけ入って1980円って、
すごいですよね^^
『らでぃっしゅぼーや』の良いところは、しつこい勧誘もないし
お試ししたからといって、そのまま自動継続にならないこと^^

『お試しセット』だけ試して終わり…で、ぜんぜんOKなので
ぜひ味や品質を実感してみてください^^
\お試しセットの中身やつかった感想はこちら/

離乳食は作らない・裏ごししない理由まとめ
離乳食は、7ヶ月を過ぎてからスタートしましょう。
7ヶ月をすぎ
・手が自由に使える
・おっぱい(ミルク)をしっかり飲んでいる
赤ちゃんなら、食べるときの口の動かし方が分かっています。
だから裏ごししなくても、大抵のものは食べらることができるんですよ^^
逆に「柔らかい食事」では、赤ちゃんの口やあごを動かす機会を奪ってしまいます…。
だからこそ裏ごしに時間をかけるのではなく、
家庭の食事を薄味の和食にし、それを赤ちゃんにも取り分けるスタイルにしてみましょう^^

裏ごししない離乳食って、すっごく精神的にラクだし、
赤ちゃんもよく食べてくれますから^^
\お試しセットの中身やつかった感想はこちら/

\7ヶ月からの離乳食の進め方はこちら/

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