という疑問にお答えします。
結論からいうと、赤ちゃんにはちみつを与えるのは危険です!
なぜならハチミツの中のボツリヌス菌によって、赤ちゃんが突然死してしまう可能性があるからです。
ハチミツは1歳を過ぎるまでは与えてはいけない食品!

その理由をご説明します^^
赤ちゃんの離乳食にはちみつはなぜダメ?死亡例もあった!
赤ちゃんにハチミツがダメな理由は、『ボツリヌス菌の混入』が関係しています。

ハチミツは自然の甘味料のため、離乳食でもつかいたいですよね。
でも、ハチミツのラベルを見ると、
実際、昔アメリカでは、多くの赤ちゃんが「突然死」した事件があったんです。

調べてみると亡くなった赤ちゃん達は、
離乳食でハチミツを食べていたと分かりました。
もちろんハチミツの成分はおもに糖分なので、「安全・安心」で、危険な食品ではありません。

じゃあ、なぜ突然死が起こってしまったのでしょうか。
ハチミツの中に「ボツリヌス菌のタネ」が混ざっていたことが原因だったんです。
ボツリヌス菌が混じったハチミツが赤ちゃんの体に入ったことが、「突然死を起こす原因」になっていたんですよ…。
はちみつがダメな理由はボツリヌス菌が原因
ボツリヌス菌とは腸詰菌(ちょうづめきん)とも呼ばれる菌で、食中毒の原因となる菌です。
そのつくりだす毒素はとても強く、食中毒で死に至ることもある危険な菌です。

しかも熱に強い菌なんです…。
ボツリヌス菌は、100度の熱湯で煮沸しても消滅せず、耐久力が強い菌!
だからたとえ火を通して料理をしたものでも、1歳未満の赤ちゃんにハチミツは食べさせてはいけないのです。

一般的な家庭の調理法では、菌は死なない…というわけです。
食中毒の原因となるボツリヌス菌が、ハチミツの中に入っているかもしれない…って、考えただけでも怖いですよね。
ちなみに大人の体の中にボツリヌス菌が入っても、腸内環境が整っているので、特に影響はないので安心してくださいね^^
はちみつにボツリヌス菌が入っている理由

でも、なぜハチミツの中にそんな「危ない菌」が入っているのでしょうか?
その理由は、ミツバチの赤ちゃんの「エサ」にあります。
ミツバチって『花の蜜』をエサにするイメージがありますよね。
しかしミツバチの赤ちゃんのエサは、なんと昆虫や小動物などの肉!
そのためミツバチの親は、花の蜜と赤ちゃんのエサのために肉を巣に運んできます。
このとき腐った肉の中にボツリヌス菌がいて、ハチミツの中に混ざる…と考えられているのです。
1歳未満の赤ちゃんにはちみつは与えてはダメ!
1歳未満の赤ちゃんには、
- ハチミツ
- ハチミツが入ったお菓子
などは、与えないようにしましょう。
赤ちゃんの腸は、入ってきたものを何でも吸収してしまう未完成な状態です。

ハチミツの中のボツリヌス菌も吸収してしまい、「害」になってしまうんです…。
つまり、腸が未熟な赤ちゃんの体の中にボツリヌス菌が入ってしまえば、菌が増殖する可能性が高く非常に危険!ということ。
一方で「大人や子供たちは食べて大丈夫なの!?」と、不安になってしまいますが、大丈夫です♪
なぜなら大人の腸では、ボツリヌス菌のタネは大きすぎて吸収されないので、食べても安全なんですよ(^^)
乳幼児がはちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」になる可能性がある
運わるく、赤ちゃんの体の中にボツリヌス菌が入ってしまえば「乳児ボツリヌス症」になる可能性があります。
「乳児ボツリヌス症」の症状が出ると、
・グッタリする
・首のすわりが悪い
・泣き声が弱くなる
・よだれが多くなる
・麻痺
・無呼吸
などの症状が現れます…。

もしハチミツが手に付いた場合は、早く洗い流しましょう。
そして、ハチミツが口の中に入ってしまったらまずは様子をみて、異変がないか確認しましょう。
赤ちゃんに異変が見られたら、一刻も早く病院に相談にいきましょう!!
離乳食にはちみつがダメな理由まとめ
ハチミツは栄養もたっぷりな自然食なので、離乳食やおやつに使いたいですよね。
しかし1歳未満の乳幼児の場合は、ハチミツは「突然死」の危険があることは忘れてはいけません。
赤ちゃんの安全のためにも、ハチミツは1歳を過ぎるまでは与えないように気をつけましょう。
そして、赤ちゃんの手などにハチミツが付いたときは口に入る前に洗うなど、周りに置かないよう注意しましょう。
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