練習はいつから?早い時期の赤ちゃんのストロー飲みがよくない2つの理由

歯並びが良くなる離乳食
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コップだとこぼすから、ストロー飲みを練習させたいな。

でもストロー飲みって、いつから練習すればいいの?

という疑問に、矯正歯科で8年の勤務経験がある歯科衛生士がお答えします。

 

結論から言うと、早くから赤ちゃんに「ストロー飲み」を教えることは、

  • 上手く食べられない子になる
  • 歯並びが悪くなる

などデメリットしかありません!

 

ストロー付きのマグを持たせてあげると、赤ちゃんもこぼさず飲めるので便利なのは分かります。

 

でも、赤ちゃんに早くからストロー飲みをさせるのは、ちょっと待ってほしいんです。

 

そこでこの記事では、赤ちゃんが早くからストロー飲みを覚えるデメリットについて解説していきます。

 

矯正歯科で8年働いた経験があるからこそ、「ストロー飲みのデメリット」についてあなたと一緒に考えていきたいと思っています。

 

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赤ちゃんのストロー飲みがよくない2つの理由

スロトー飲を始める時期

赤ちゃんが早くからストロー飲みを覚えると、「舌」の間違った使い方を覚えてしまい、

①食べこぼしが多くなる

②歯並びが悪くなる

の2つの悪影響が出てしまいます。

そんなバカな…と思いましたよね。

でも本当なんです。

 

ストロー飲みで食べこぼしが多くなる理由

ストロー飲みで食べこぼしが多くなる理由は、「舌」の動きを知れば納得できますよ。

 

まず前提として、本来わたし達が「話すとき」や「食べるとき」の舌の動きは、上下の動きだけです。

試しに、唾液を飲み込んでみましょう。

舌が上あごに付いたまま、唾液を飲み込みましたよね?

 

今度は、ストローでジュースを飲むマネをしてみて下さい。

この時、「舌の先」はどこにありますか?

ちょうど下の前歯の後ろあたりについて、飲み込むときは前後に波打つように動いていると思います。

 

繰り返しますが、正常な「飲み込み方」では、舌は「前後の動き」をしません!

上下の動きだけです!

 

舌を前後に動かす動きって、英語の発音のときくらいなんですよ。

 

しかし早くにストロー飲みをはじめてしまうと、赤ちゃんは「前後に動かす間違った舌の使い方」を覚えてしまうことになります。

 

その結果、食べ物を喉の奥に送りこむはずの舌が前に出てしまい、

  • 食べこぼしが多くなる
  • 迎え舌になる

など、成長後の「食べ方」や「飲み込み方」にまで悪影響を与える可能性が高くなるんですよ。

 

食べ物をうまく飲み込むには、舌を上あごにつけて喉の方に食べ物を送り込む必要があります。

でも、舌を前後に動かす動きを覚えてしまうと、飲み込むときに舌が前に出てしまい食べ物が口からこぼれる原因になるんです。

その結果、食べこぼしが多い子になったり、うまく食べ物が飲み込めない子になってしまうんですよ。

 

このような理由から、ストロー飲みを早くから覚えるのはよくないのです。

 

▼より詳しい内容は、こちらにまとめているので一緒に参考になさってくださいね▼

離乳食を食べるとき舌を出す【迎え舌】の原因と簡単4つの直し方
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ストロー飲みで歯並びが悪くなる理由

早くからストロー飲みになってしまうと、歯並びも悪くなってしまいます。

ストロー飲みで「舌を前後に動かす動き」が癖になれば、無意識にいつも歯を舌で押していることになりますよね。

 

「舌は筋肉の塊」です!

舌で歯を押していれば、歯にはずっと力がかかり続けていることになりますよね。

その結果、前歯が前に倒れて、歯並びが悪くなる可能性が高くなるのです。

 

継続的に歯に力がかかると、歯は簡単に動いてしまいます。

だからこそ、赤ちゃんには「正しい口の使い方」を早く身につけてほしいのです。

 

歯並びを悪くしないためにも、舌の正しい動きを赤ちゃんの頃から身につける意味はとても大きいんですよ。

 

▼ついやってしまう「歯並びを悪くする癖」は、こちらにまとめています▼

唇を舐める・舌を噛む癖や頬杖も!子供の歯並びが悪くなる7つの原因
子ども達を「キレイな歯並び」にしたいなら、「歯」だけを見ていてはダメです! それはなぜか。 その理由は、歯が生える「あご」が成長してないと、歯はキレイに生えることができないからです。 歯科衛...

 

 

成長には「適切な時期」があります!

食べることは一生続きます!

 

だからこそ、赤ちゃんのときから正しい口の動かし方や舌の動かし方をマスターしておくことが大切なんですよ。

 

 早い時期のストロー飲みのデメリットと対策方法

ストロー飲みのデメリット

ストロー飲みをさせるのは、2歳以降から考えましょう。

それまではコップで飲ませてあげてほしいんです。

 

確かに、ストロー飲みは子ども達もこぼさず飲んでくれるので、あなたも楽ですよね。

 

でも「楽」という理由で、早くからストロー飲みをさせるのは…ちょっと待って欲しいのです。

 

本当にそれでいいのでしょうか?

赤ちゃんの将来の「歯並び」や「食べ方」まで考えると、コップを使って飲ませるほうを歯科衛生士としておすすめします!

 

それに成長には「適正な時期」があります。

たとえば、何かの事情でしゃべれなくなっても、リハビリをすることで回復する可能性は十分ありますよね。

 

でも、「言葉を覚える時期」にしゃべる訓練ができなかった子どもに、後で1から言葉を教えていくのは…相当の苦労が必要になると思いませんか?

 

これは食べることも同じです。

 

「間違った舌の使い方」を早くに覚えてしまうと、成長してから「正しい舌の使い方」に直すことは、あなたも子ども達自身も、相当な根気と時間が必要になるんです。

 

わたしが働いていた矯正歯科でも、「間違った舌の動き」を直すのに苦労している子ども達が大勢いました。

 

わたしも娘を育てているので、何度も飲み物をこぼされたときのイライラはよく分かります。

 

でもね。

コップでも練習すれば上手に飲めるようになるんですよ。

 

それに外出先でコップが面倒なら、ふたを開けて直接飲めるタイプの水筒を用意すれば問題ありません♪

ワンタッチで飲めるので手間もかかりませんし、一人でも飲みやすいですから。

だからあなたもぜひ、家ではコップ、外出先では直接飲める水筒を使ってみませんか?

 

あなたが良かれと思って与えていたストローで、赤ちゃんが「間違った舌の使い方」を身につけてしまえば、

 

  • ものを飲み込むときに舌が前に出てしまう
  • うまく飲み込めない
  • 食べ物や飲みものをよくこぼすようになる

 

と、将来の「食べ方」や「飲み込み方」にまで悪影響がでてしまいます。

 

あなたは、赤ちゃんを食べ方が汚い子に育てたいですか?(汗)

 

ストロー飲みは確かに、赤ちゃんもこぼさず飲んでくれるので楽ですよね。

 

でもね。

ストロー飲みの「前後の舌の動かし方」では、正しい食べ方や飲み込み方が身に付かない!ということはぜひ知っていてほしいのです。

 

だからお願いです。

最低2歳までは、ストロー飲みはやめておきましょう!

 

それに「コップ飲み」をきちんと教えれば、子ども達もこぼさずに飲んでくれるようになるんですよ。

 

我が家の1歳の娘は最初からコップで飲ませていたので、今では1人でこぼすことなく上手に飲んでいますよ♪

 

だからお願いです。

すぐにストローで飲ますことを考えるのではなく、まずはコップ飲みを練習させてみませんか?

 

ストロー飲みを始める時期まとめ

ストロー飲みはたしかに楽です。

 

しかし、

  • ストロー飲みで「前後」に動く舌の動き
  • 食べ物を飲み込むときの「上下」の舌の動き

とでは、舌の動かし方が全く違います!

 

本来わたし達の舌の動きは、上下に動くのが正常です。

 

だからこそ、舌の後の動きを覚えてしまう「ストロー飲み」を赤ちゃんのうちから覚えさせることは、歯科衛生士として反対なのです。

 

あなたがもし早い時期からストロー飲みを考えているなら、ストロー飲みのデメリットについてもう1度考えてみませんか?

 

ストロー飲みのように「前後に舌を動かす動き」を早い時期から覚えてしまうことは、デメリットしかありませんから。

 

 

 

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コメント

  1. 透明ウサギ より:

    こちらのブログを読んで目から鱗でした。離乳食の本に書いてある事に疑問と不安を持っていて、運良くこちらに出会えてよかったです。
    ところで、離乳食が完了したら次は幼児食…と世間一般はありますが、それは必要ないという事でしょうか?大人と同じもの(極端に辛いものとかは駄目でしょうけど)を食べさせていいのでしょうか?

    • まみん まみん より:

      メッセージありがとうございます。
      そう言っていただけて、わたしも嬉かったです(^^)

      そうなんです。
      赤ちゃんって大人と同じ食事が食べられるんです!
      もちろん大人の食事が濃い味付けだったり、辛いもの、脂が多いもの、蜂蜜などはダメですが、それ以外なら、歯ぐきをつかって上手に食べられるんですよ♪
      私自身、離乳食は一度も作らず、大人のおかずを娘に食べさせてきましたよ♪
      困ったことは1回もなかったですし、うまく食べられなかったものも、時間をおいてまた食べさせれば案外すんなり食べてくれます♪

      情報が多いと、『これでいいのかな…』って振り回されてしまいますよね…。
      でも大家族の家なんて見てても、離乳食なんて作らずたくましく赤ちゃんは育ってますよね。

      私自身、歯医者に来る赤ちゃんの食事指導しながら、離乳食は必要ないとすごく感じているんです。

      まずは、かぼちゃや肉じゃがのじゃがいもとか大人のおかずを食べさせてみてください。
      ベタベタやドロドロの離乳食より、パクパク食べてくれると思いますよ(^^)

      • 透明ウサギ より:

        お返事ありがとうございました!今4ヶ月に入ったところなので、ゆっくり娘の成長具合を見て行こうと思います。離乳食に対する不安もほとんどありません(*‘ω’ *)周りになんて言われようと、私が納得した方法(こちらで知ったやり方)で食べられるようにしてあげたいとおもいます。
        他のコラムもとても頷けるものばかりで、同業(歯科衛生士として働いていました)としてまたいつか活かせられればと思います。
        ありがとうございました!!

        • まみん まみん より:

          嬉しいお返事ありがとうございます(^^)
          歯科衛生士さんなんですね!
          同業の方からメッセージいただけて、ほんとうに嬉しかったです(^^)

          そうです!そうです!
          赤ちゃんは歯がなくても食べれるんです!
          これから娘さんの成長も楽しみですね♪

          温かいお返事ありがとうございました(^^)

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