3口食べて終わる…。
とにかくじっとせず、食べない…。
13年の経験からお答えします。
一生懸命つくった離乳食なのに、嫌がったり手を入れて遊ばれると、イライラしますよね。
遊び食べを予防するには、食べさせるときの姿勢や環境、空腹具合を調整することで
解消されることが多いです^^
ここでは遊び食べをする我が子に、怒らず食事をさせる7つの方法を紹介します^^
ぜひ参考になさってください^^
【7ヶ月・8ヶ月】離乳食中期の遊び食べ・好き嫌い7つの対策法
この時期の赤ちゃんは、食事だけに集中するのが難しい時期。
遊び食べに悩んだときは、次の方法を試してみてください。
離乳食はお腹を空かせてから
離乳食は必ず、お腹をすかせた状態で食べさせましょう^^
この時期の赤ちゃんって、まだミルクや母乳を飲んでいますよね。
離乳食の前にミルクや母乳をあげてしまうと、お腹が程よくいっぱいになり、すぐ食事に飽きてしまいます。
『離乳食を食べないんです』と悩んでいるお母さんの話をよく聞くと、
離乳食前におっぱいをあげていることが多かったんです。
とくに母乳の場合、手軽なのでぐずったらすぐに飲ませたくなるので要注意^^;
離乳食はミルクやおっぱいのあと、飲ませるようにしましょう。
向かい合って食べさせない
離乳食ってつい、向かい合って食べさせますよね。
この配置、よろしくないんです。
もしあなたが手に怪我をし、向かい合った状態でつぎつぎ食事を口に放り込まれても、
食事が楽しくないですよね。
楽しくないから、赤ちゃんも食事に飽きてしまうんです。
おすすめは、
・あなたの横に座らせる
向かい合って食べさせると、『大人のペース』で食事を進めてしまいます。
なので赤ちゃんのペースに合わせられるよう、あなたも一緒に食事をし、手があいたら口に入れるペースで食事を進めてほしいんです^^
テレビやおもちゃの近くで食べない
食事中テレビがついていたり、おもちゃが近くにあると、遊び食べの原因になります。
食事に集中できるよう、テレビは消して食べるようにしましょう^^
あなたのお皿から取り分ける
赤ちゃんって自分のご飯は食べないのに、あなたのご飯を食べたがったり
興味を示すことがあります^^
赤ちゃんには『大人と同じ物を食べてみたい!』という心理があります。
この心理をうまく利用すると、
同じおかずでもパクパク食べるんですよ^^
実際、患者さんの中にも、
と話してくれたお母さんが何人もいました^^
自分のお皿から食べないときは、同じおかずを用意し、
あなたのお皿から赤ちゃんの口に入れてみましょう。
大人が食べて美味しいものをあげる
娘や患者さんを見てて思うのですが、赤ちゃんって、
・かぼちゃの煮付け
・金時豆
・高野豆腐の煮物
・果物
など、大人が食べても美味しいものをよく食べます^^
ふかした芋やカボチャなんて、
うちの娘はむさぼりつくように食べます^^
逆に言えば、大人が食べて美味しくないものは、
赤ちゃんにとっても美味しいわけないんです…。
とくに市販のベビーフードのような離乳食は
- ほとんど味がしない
- どれも同じような味
になっています。
とくに3歳までは、味を覚える大切な時期。
だからこそ、大人の食事を『和食』にし、
食べられそうなものを、赤ちゃんにも分け与えてみましょう。
離乳食を別メニューで作るときより、よく食べてくれますから^^
とはいえ、
でも、大人の食事って味が濃いんじゃない?
と心配ですよね。
でも大人の食事を薄味にすれば、赤ちゃんも問題なく食べられます^^
とくに『和食』は赤ちゃんにとっても消化や吸収がいいし、
・味の濃い野菜をつかう
などすれば、薄味でも美味しく作れますから^^
ちなみに我が家では『らでぃっしゅぼーや』の無農薬野菜で食事をつくり、取り分けています^^
『らでぃっしゅぼーや』の野菜はそのままでも美味しいので赤ちゃんにもおすすめですよ^^
鮭の身をほぐしたり、ゴロッと切ったカボチャやピーマンを蒸して食べさせたり、
大きく切った切り干し大根や、小松菜の煮浸しやササミなどを、取り分けています。
このような離乳食を7ヶ月から与えていますが、『柔らかい離乳食』より、よく食べてくれます^^
ちなみにこのとき、前歯が2本しか生えてない状態^^
でも『普通のご飯』も食べていたんです^^
赤ちゃんは言葉は話せませんが、大人が食べても美味しいものの方がよく食べます^^
だからこそ、家庭の食事を『薄味の和食』にし、その中から取り分けてみてください^^
\具体的な離乳食の進め方は、こちら/
でもまだ歯が生えてないんだけど…。
というときは、こちら↓を参考にしてみましょう!
赤ちゃんって、歯がなくても工夫して食べることができますから^^
食べなかったら片付ける
遊び食べが始まり、離乳食を食べなくなったら、サッサと食事を片付けてしまいましょう^^
この時期の赤ちゃんって、まだ卒乳できてない子も多いですよね。
栄養はミルクや母乳から摂っているので、離乳食を食べなくても心配いりません。
それに無理に食べさせようとするほど、
あなたのストレスが溜まるだけ。
だから、食べなくなったらサッサと食事を下げて、
またお腹を空かせたら、『残したものから食べさせるスタイル』にするんです。
残したものは冷蔵庫へGO^^
時間をおいてお腹がすけば、さっき食べなかったものでも、
あっさり食べた…なんてこと、よくありますから^^
それに『食べなければ、次の食事やおやつはナシ!』というスタイルを徹底すると、
成長してからも嫌いなメニューでも、我慢して食べらるようになります^^
なにより、あなた自身も『食べなさい!』と、毎回怒らなくて良くなるので、
ぜひ試してみてください^^
この方法、ほんとおすすめです^^
初めての味や食感を体験させる
この時期の赤ちゃんは、手足はもちろん
- おもちゃ
- リモコン
など、とにかく何でも口に入れたり舐めますよね^^;
何でも口に入れるこの時期は、いろんな
・食感
・形状
のものうぃ、抵抗なく体験させられるチャンスでもあります^^
だからこそ『何でも口に入れる時期』をつかって、
あなたの食事の中で、赤ちゃんにも食べられそうなものを口に入れてみましょう!
たとえば、
- レモン汁を箸先につけて舐めさせてみる
- 納豆を食べさせてみる
- セロリのステックを手に持たせてかじらせてみる
など、いままで体験しなかった食材も、どんどん経験させてみるんです^^
『三つ子の魂百まで』というように、この時期に食べた
- 味
- 形状
- 食感
は、この先成長してからも、自然に受け入れやすくなります。
ちなみに赤ちゃんって、1歳前後になると、
食べ物を見た目で判断するようになり、今まで食べていたものを食べなくなる時期がきます。
自分の好き嫌いが分かるようになり
- 食べやすいもの
- 美味しいものの
を区別するように^^;
その結果、
- 食べにくいもの
- 甘くないもの
を口から出したり、「いやっ!」と拒否するようになるんですよ。
だからこそ、なんでも口に入れる今の時期をうまくつかい、
食べ物のいろんな情報をインプットさせることで、成長してからもなんでも食べる子になっていくんですよ^^
\詳しくはこちら/
離乳食中期の遊び食べや好き嫌いの出た時の対策法まとめ
この時期の赤ちゃんは、食事だけに集中するのは難しい時期。
もし遊び食べに並んだら、
②向かい合って食べさせない
③テレビは消す
④あなたのお皿から食べさせる
⑤美味しい和食を食べさせる
⑥食べないときは片付ける
⑦初めての味や食感を体験させる
の7つを意識してみてください。
特に食べなかったらサッサと食事をさげて、次の食事は残したものから食べさせる方法は、
ほんとにおすすめです^^
ぜひ周りが汚れる前に片付け、またお腹が空いたら食べさせるスタイルにしていきましょう!
時間をおいてお腹が空けば、出されたものを必ず食べるようになりますから^^
\『取り分け離乳食』の進め方はこちら/
\赤ちゃんがよく食べる野菜や果物の選び方は、こちらが参考になります^^/
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