離乳食を始めたけど、なかなか食べてくれない…
途中で飽きて遊び始める…
という悩みに、約200人の赤ちゃんの食事指導に関わってきた歯科衛生士がお答えします^^
思うように食べてくれないと、食事の時間が苦痛になるし、
イライラしますよね…。
でも、その悩み、
②お座りのときの姿勢
③離乳食の味
の3つを見直すことで、解決する可能性があります^^
ここでは、
- 途中で飽きる
- 食べない
赤ちゃんの原因と対策方法について紹介します^^
本文を参考に、食べないイライラから解放されましょう^^
\なお、6ヶ月までの赤ちゃんが食べない理由は、こちらが参考になります/
【離乳食】途中ですぐ飽きる・遊び食べする赤ちゃんの3つの原因
離乳食にすぐに飽きてしまう原因は、
②お座りのときの姿勢
③離乳食の味
が関係してる可能性があります。
離乳食の食べさせ方やタイミング
離乳食をよく食べるかは、『食べさせ方』や『タイミング』も重要です^^
離乳食って、つい『向かい合って』食べさせてしまいますよね?
でもこの『体勢』よろしくないんです…。
もしあなたが手に怪我をして1人で食事できないとき、
向き合った状態でつぎつぎ口に料理を放り込まれても、美味しくないですよね^^;
これ、赤ちゃんも同じです。
しかも向き合う体勢では「早く食べさせたい!」という気持ちから、
大人の都合でどんどん赤ちゃんの口に食事を運んでしまいます。
これじゃ赤ちゃんは、食事が楽しくありません…^^;
おすすめは、
こと^^
この時期の赤ちゃんは、まだまだ食事だけに集中するのが難しい時期。
なので、1回で全部食べさせようとしなくていいんです^^
それに赤ちゃんの食事だけにあなたが集中してしまうと、『なんで食べないの!』と、食べないことにイライラ!
無意識にあなたの顔も怖くなり、赤ちゃんはますます食べない…と悪循環になることも!
だからこそ、『あなたの手があいたらご飯を口に入れる…』くらいのペースで進めたほうが、
あなた自身の気持ちもゆとりができ、赤ちゃんもよく食べる可能性があるんですよ^^
なお、一人で椅子に座れるようになったら、足がしっかり床につく椅子をつかい、
姿勢良く食事ができる工夫もしてあげてくださいね^^
\椅子の選び方は、こちら/
さらに離乳食を食べさせるときは、お腹をすかせてからにしましょう。
この時期の赤ちゃんって、まだ母乳やミルクを飲んでますよね。
おっぱいやミルクを『先』に飲ませてしまうと、お腹いっぱいで食べない原因に…。
わたし自身経験あるんですが、
母乳はミルクより準備が簡単なので、グズるとつい飲ませてしまいますよね^^;
その結果、離乳食を食べない…なんてこと、よくありました^^;
タイミングが難しいときもありますが、離乳食はお腹を空かせてから食べさせ
それから、おっぱいやミルクをあげるようにしましょう^^
お座りの時の姿勢
1人でお座りできるかも、離乳食をよく食べるかに関係しています。
人間って手で食べ物を持って、口に運びますよね。
赤ちゃんは1人でお座りできるようになると、手も自分の意思で動かせるようになります。
すると『噛む⇒飲み込む』という口の動かし方も、急速にじょうずになるんですよ^^
平均で7ヶ月頃になると、一人で座れる子が増えてきます。
だから離乳食も、7ヶ月を目安に始めてほしいんです^^
逆に一人座りできずフラフラした4~5ヶ月頃の赤ちゃんは、
離乳食を始めても食べてくれなかったり、むせる原因になることも…。
\6ヶ月までの赤ちゃんが食べない理由は、こちら/
もちろん7ヶ月をすぎても
- 1人でお座りできない
- 座らせてもフラフラする
なら離乳食開始はもう少しあとにした方が、うまくいくことが多いですよ^^
詳しい理由はこちら!
離乳食の味
離乳食の味も、よく食べるかどうかを左右します。
たとえば、市販のベビーフードって
あまり美味しくない…ですよね^^;
もう『薄味』を通り越して、
- ほとんど味のないもの
- 野菜が何種類も入っているけど、どれも似たような味
になっています^^;
美味しくないから、赤ちゃんは食べないんです^^;
とくに3歳までは、味を覚える大切な時期!
だからこそ、赤ちゃん用に別メニューを作ったりせず、
『家族の食事』の中で、赤ちゃんが食べられそうなものを『取り分け』てほしいんです^^
その方がよく食べることって、実は多いんですよ^^
詳しい理由や方法は、あとで紹介しますね^^
離乳食を途中で飽きたり嫌がる時の対処法
無理やり食べさせない
途中で食べなくなったときは、無理に食べさせる必要はありません^^
サッサと、さげてしまいましょう!
そしてお腹をすかせたら、さっき残したものから出すスタイルにするんです^^
とはいえ、食べないと栄養面も気になりますよね…。
でも卒乳していない赤ちゃんなら、栄養は母乳やミルクでとれています。
だから食べないときは、無理に食べさせる必要はないんですよ^^
逆に無理に食べさせようとするほど、赤ちゃんは嫌がるし、あなた自身もストレスが溜まるなど、良いことはありません^^;
食べ物のより好みは、1歳頃から始まります。
なのでこの時期の赤ちゃんなら、お腹が空いていればさっき残したものでも、すんなり食べることも多いです。
なので食べないときは、無理せず片付けてしまいましょう^^
あなたのお皿から食べさせる
赤ちゃんって『同じおかず』でも、あなたのお皿から欲しがったりしますよね^^;
この傾向をうまくつかい、あなたのお皿から食べさせると、
あっけなく食べることも多いんですよ^^
取り分けしても食べないときは、ぜひあなたのお皿から食べさせてみましょう^^
テレビを消す
テレビがついていると、画面に集中して食事が進まない原因に。
この時期の子は、一気に2つのことに集中することができません…。
食事中はテレビを消し、音が欲しいときは音楽をかけるなど、画面に集中させないようにしましょう^^
離乳食は作らない
離乳食を食べなかったり、途中で飽きてしまう原因に『離乳食の味が薄い』がありましたよね。
赤ちゃんって、ベビーフードのような「薄味」より、
★蒸したサツマイモ
★肉じゃが
など、大人が食べても「美味しい〜♪」と感じるものの方がよく食べてくれます^^
だからこそ大人の食事の中で、赤ちゃんが食べられそうなものを『取り分ける』というスタイルで、離乳を進めてほしいんです^^
え?そんなことしていいの?!
と思ったかもしれませんが、生後7ヶ月以降で
・お座りさせてもフラフラしない
・手が自由に動く
赤ちゃんなら、『歯』がなくても、おっぱいを飲むときのように『舌』を上あごに押し付け
食べ物を潰せるようになります。
そして歯ぐきをつかって食べるようになり、歯が生えてくると噛んで食べるようになるんですよ^^
\詳しい理由はこちら/
育児書やベビーフードがない時代でも、
赤ちゃんは立派に育っていましたよね^^
その頃の離乳食は
・煮物などを小さくする
など、『取り分け』て食べさせていました^^
今だって、子どもが多い家庭なら『取り分け』で離乳食を進めているお家も多いんですよ^^
離乳って、本来はとても簡単なもの^^
じゃないと人類、とっくに滅んでいると思いませんか?^^;
下の記事↓でも紹介しているように、お座りの姿勢がしっかりすれば、誤飲の心配はほとんどありませんから^^
大人の食事を赤ちゃんにも取り分けよう
離乳食は作らず、大人の食事の中で
・具だくさんお味噌汁
・野菜の煮物
・高野豆腐の煮物
・蒸したサツマイモ
などを取り分けた方が、赤ちゃんもよく食べるようになります^^
ふかしたお芋を大きく切ってを手に持たせると、
面白いほどよく食べてくれますよ^^
しかも、この時期に体験した
- 食感
- 味
は、成長してからも自然に受け入れやすくなります^^
だからこそ家庭の食事を昔ながらの『和食』にし、赤ちゃんにも『取り分け』てほしいんです^^
和食は日本人にも合ってますし、赤ちゃんにとっても消化しやすくメニュー^^
味が濃くならないように作って、
★ご飯にお味噌汁をかけ、柔らかくする
などすれば、立派な赤ちゃんの食事になります^^
ちなみにうちの娘の場合、7ヶ月後半には潰さず、普通の食事↓を出していました^^
蒸しカボチャは歯ぐきで潰せるので、潰さずあえてこの大きさで^^
丸飲みさせないよう、ブロッコリーは茎ごと出したり^^
『切り干し大根』の人参・シイタケも、丸飲みできないよう、あえて大きく切ってました^^
このとき、下の前歯は2本しかありませんでした↑が、歯ぐきや舌で工夫して食べていたんです^^
取り分けスタイルにすると、離乳食を『別メニュー』で作らなくていいので、
育児の手間やストレスも一気に減りますよ^^
\『取り分け離乳食』の具体的な進め方はこちら/
とはいえ、
でも大人の食事って、赤ちゃんには味が濃いんじゃ…。
という疑問もありますよね…。
この問題は、大人の食事を『薄味』にすれば解決します^^
難しく考えなくても
・味の濃い新鮮な野菜をつかう
ことで、調味料が少なくても美味しい食事になるんですよ^^
とくに離乳食用に特化したやさしい出汁パックをつかえば、調味料を足さなくても、薄味で美味しくつくれます^^
この『出汁パック』の何がおすすめかって、原材料が
★こんぶ
市販品のように
- 食塩
- 化学調味料
- 添加物
不使用なので、安心して赤ちゃんに食べさせられます。
ポン!とお鍋に入れるだけなので、面倒な手間や時間をかける必要もありません^^
出汁をきかせると、料理も薄味で美味しく仕上がるので、
赤ちゃんの食事にピッタリです^^
790円でお試しできるし、何回購入などのしばりなく解約もいつでもできるので、気軽に味を試してみてください^^
離乳食を途中で飽きる食べない理由まとめ
「離乳食を始めてみたけど、思ったように食べてくれない…」ときは、
②お座りの時の姿勢
③離乳食の味
3つの原因が考えられます。
離乳食は生後7ヶ月を過ぎてから始め、向かい合って食べさせないようにしましょう。
そして食べなければ、さっさと片付ける^^
さらに離乳食はつくらず、『大人の食事を取り分ける』というスタンスに変えてほしいんです。
大人が食べて『美味しい!』と思うものの方が、
赤ちゃんもよく食べてくれるし、あなた自身も気持ちを楽に離乳食に付き合えますから^^
\790円でお試しできる!薄味で美味しく仕上げる出しパックはこちら/
コメント