『口呼吸』は良くないって聞くけど、どうすればいいの?
結論から言えば、口が開いて『口呼吸』になっているなら
『おしゃぶり』をつかってみるのも1つの手です。
『口呼吸』が癖になると、
- 病気
- 虫歯
になりやすいため、ぜひ『鼻呼吸』を習慣にしてほしいんです。
とはいえ、
『おしゃぶり』って歯並びに良くないって聞くし、
あまり使いたくないな…。
と、不安もありますよね。
そこでこの記事では、
・歯並びを悪くしないおしゃぶりの使い方
・口呼吸のデメリット
について紹介します^^
口を閉じる習慣は、早いほうが直しやすいです。
ぜひ参考になさってください^^
赤ちゃんがいつも口を開けて寝る原因
寝ているとき口が開いてしまう原因は、『口を閉じておく体力』がないからです。
口を閉じるには『重力』にさからって、下唇を持ち上げる必要がありますよね。
これ『口の体力』がないと、かなり難しいことなんです。
でも赤ちゃんは本来、みんな口を閉じて『鼻呼吸』できるはず^^
なのに口が開いてしまうということは、
・『口の運動』をしてこなかった
可能性があります。
赤ちゃんにとっての『口の運動』は、
- おっぱいやミルクを飲む
- 離乳食を噛んで食べる
こと^^
でも、口が開いてしまう赤ちゃんの中には、
・噛まずに離乳食を食べている
など、口をあまり動かさず育った子がいます。
その結果、唇を持ち上げる体力がなく、
ポカーンと開いた口になっているのです。
\詳しい原因や対策はこちら/
赤ちゃんのおしゃぶりはよくない?口が開くなら使うのもあり!
赤ちゃんが口を開けて寝るなら、先ほど紹介したように
- おっぱいやミルクをしっかり飲ませる
- 離乳食を噛んで食べさせる
ことで、『口の体力』をつけることが大切です^^
と同時に、『おしゃぶり』をつかってみるのも1つの手!
とはいえ、
でも『おしゃぶり』って、歯並びが悪くなるんじゃ…。
と不安もありますよね。
たしかに長期間おしゃぶりをつかったり、噛むなどの習慣が続くと、
歯並びが悪くなる可能性もあります。
でも今『口を閉じること』と『歯並び』のどちらを優先させるか…を考えると、
赤ちゃんの場合『口を閉じること』を優先した方がいいです。
口が開いていると、『口呼吸』が癖になってしまいます。
口呼吸が癖になると、虫歯や歯並びへの影響が大きくなってしまうからです。
\口呼吸のデメリットはこちら/
もちろん四六時中、おしゃぶりくわえさせるのは問題ですが、
『口呼吸予防』や『口を閉じさせるため』に、
- 寝るときだけつかう
- 2歳頃までつかう
なら、歯並びへの負担も心配しすぎなくて大丈夫ですから^^
おしゃぶりで歯並びが悪くなる理由・デメリット
おしゃぶりで歯並びが悪くなってしまう理由は、
- 長期間つかっている
- 強く噛んでいる
などが原因です。
長期間つかっている
長期間おしゃぶりをつかうと、歯並びが悪くなります。
おしゃぶりは『乳歯の奥歯』が生えてくる前の、2歳頃を目安にやめるようにしましょう。
2歳頃にやめさせられれば、
歯並びの心配はいりませんから^^
強く噛んでいる
強くおしゃぶりを噛む癖があると、歯の間に隙間ができ、歯並びが悪くなってしまいます。
起きているとき強く噛む子が多いので、
おしゃぶりは夜だけの使用にしましょう^^
余談ですが、いつもおしゃぶりをくわえていると、
赤ちゃんの『成長チャンス』もなくしてしまいます。
この時期の赤ちゃんって、なんでも口に入れたり舐めたりしますよね。
舐めることで「形」や「味」や「硬さ」を確かめ、『それがなんなのか』知ろうとしてるんです^^
口は、赤ちゃんにとってセンサー^^
でも、いつも『おしゃぶり』をくわえていると、学習チャンスを奪うことになったり、
言葉を発する機会を失ってしまう可能性があります。
だからこそ、『寝るとき』など時間を決めてつかってほしいんです^^
\関連記事/
赤ちゃんのおしゃぶりやめさせ方
おしゃぶりをつかうなら、歯並びの影響を考え2歳頃を目安にやめられるよう調整しましょう。
とはいえ、急におしゃぶりを取り上げてしまえば、
赤ちゃんはストレスを感じるし、精神的にもよくありません…。
やめさせるときは、無理に取り上げるのではなく、
・手遊びや絵本を読むなど他に集中させる
・外でたくさん遊ばせる
・言葉が分かるようなら「おしゃぶりはもう卒業ね」と言葉で何度も話す
など、自然にやめさせられるよう促していきましょう^^
と同時に、おしゃぶりがなくても自然に口が閉じられるよう、口の周りを鍛えておきましょう^^
口を閉じる子にするためにも、
ぜひ離乳食は作らないでほしいんです。
\奥歯がなくても噛める理由はこちら!/
赤ちゃんからよく噛む習慣があると、自然に
- あご
- 舌
- ほっぺた
- 唇
の筋力をつけることができ、重力に逆らって唇を持ち上げ『口を閉じられる子』になります^^
(ミルクや母乳を飲んでいるなら、しっかり飲ませる)・夜は、おしゃぶりをつかって口を閉じさせる!
\哺乳瓶の選び方はこちら/
すると『おしゃぶり』をつかわなくても、寝ている間も自然に口が閉じられる子になり、
鼻呼吸が習慣になっていきますから^^
\口を鍛える方法はこちら/
赤ちゃんが口を開けて寝る!口呼吸のデメリット
口が開きっぱなしになると、『口呼吸』が癖になります。
呼吸には、
・口から肺に空気を入れる口呼吸
の2種類があり、どちらも「息」はできます。
でも「鼻」と「口」では、天と地ほどの差があるんです!
なぜなら、呼吸を「口」にするだけで、
- 病気
- 虫歯
になる可能性が高くなってしまうから。
その理由は、体に入ってくる『空気の流れ』にあります。
たとえば、寒い日に、
- 『鼻』から息を吸ったとき
- 『口』から息を吸ったとき
で、体に入る「空気の冷たさ」に違いを感じますよね?
『口呼吸』の方が、体の中が冷えますよね。
その理由は『口呼吸』をすると、口から入った冷たい空気がダイレクトに体の中に入ってくるから。
しかも『口呼吸』で入ってきた空気は、口の中や喉の水分やを奪いながら肺へ移動します。
冷たい空気がいきなり体の中に入ってくるだけでなく、
- 喉を痛めたり、乾燥する
- 口の中が乾燥し、虫歯になる可能性が上がる
原因になってしまうんです。
口の中が乾燥すると、歯の表面も乾燥します。
すると、唾液が歯の汚れを洗い流せず、虫歯リスクが上がってしまうんです。
しかも口呼吸が癖になると、鼻呼吸をしなくなってしまいます。
その結果、鼻に空気が流れず分泌物が乾燥し、ますます鼻が通らなくなる悪循環に…。
だからこそ、口呼吸は早く直す必要があるんですよ。
鼻呼吸の3つのメリット
一方で鼻呼吸には、メリットしかありません^^
鼻呼吸をすると、鼻から吸い込んだ空気は『鼻のフィルター』を通って温められ、肺へ送られます。
喉も乾燥しません^^
しかも鼻から吸い込まれた空気は、曲がりくねった鼻の中を通るので、
②温度を一定に保つ
③温度の調整
働きまであるんです^^
ほこりや細菌を取り除く
鼻の穴の中には「鼻毛」だけでなく、繊毛(せんもう)があります。
この繊毛のおかげで、
- ウイルス
- ホコリ
- カビ
など有害なものを鼻水として外へ出し、体の中に入らないようにしてるんです^^
まさに鼻は、身体の空気清浄機♪
温度を一定に保つ
鼻呼吸は、空気の温度調節もしてくれます^^
鼻から入った空気は、温められて肺へ入っていきます。
「冷たい空気」も温められてから喉を通るので、喉を痛めることがないんです^^
湿度の調整
鼻呼吸は空気を温めるだけでなく、『加湿』もされます。
加湿されると、湿気で細菌の侵入を防いでくれるんです^^
ウイルスや細菌は「乾燥した環境」が好きなので、加湿された環境では繁殖できません。
加湿された空気は喉にも優しいので、
風邪予防になるんですよ♪
以上の働きからも、口呼吸が癖になる前に、早めに『口を閉じる習慣』をつけてあげましょう。
赤ちゃんが口を開けて寝るまとめ
口が開いてしまうなら、おしゃぶりを使うことも考えてみましょう。
と同時に離乳食をよく噛ませて、
口の周りの筋力をつけることも大切です^^
口を良く動かせば、自然に口が閉じられる子になって、『鼻呼吸』が習慣になっていきます^^
ぜひ
(ミルクや母乳を飲んでいるなら、しっかり飲ませる)・夜は、おしゃぶりをつかって口を閉じさせる!
を意識してみてください^^
成長してからポカン口を直すって、けっこう大変ですから…。
\口を鍛える方法はこちら/
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