うちの子ヨダレが多くて、スタイやタオルがすぐビチャビチャになる。
ヨダレが多い子と少ない子って何が違うの?
という悩みに、歯科衛生士歴13年の経験からお答えします^^
赤ちゃんのヨダレが多いと、「これ正常なの?」と不安になりますよね。
結論からいうとヨダレが多い子は、普段口を閉じていません。
いつも口が開いているから唾液が飲み込めず、
あふれていたんです。
逆にヨダレが少ない子は、いつも口を閉じ唾液を飲み込めています^^
ここでは、
・口を閉じて唾液を飲み込める子にする方法
・注意したいヨダレ
について解説します。
口を閉じられるようになると、ヨダレの量は減ってきます^^
かんたんな方法ですから、ぜひ参考になさってくださいね^^
6ヶ月頃の赤ちゃんのよだれが凄い・多い2つの原因と理由
赤ちゃんのヨダレが多い原因は
②いつも口が開いている
の2つの理由が考えられます。
離乳食が始まる時期
実はおっぱいやミルク『だけ』飲んでいる時期の赤ちゃんって
ヨダレの量は、あまり多くありません。
でも下の前歯が生えてくる生後6カ月頃になると、
唾液の量が増えはじめ、ヨダレが目立つようになるんです^^
『離乳食が始まる時期』になると唾液の量が増えるって、
何だか理にかなってますよね^^
もしヨダレが多くても、離乳食が始まり、3回食になる頃には
その量も減ってくるので、心配しなくて大丈夫ですよ^^
いつも口が開いている
いつも口が開いている赤ちゃんも、ヨダレが多くなります。
口を閉じて唾液を飲み込めないから、唾液があふれていたんです…。
反対にヨダレが出ない子は、普段から口を閉じ唾液を飲み込んでいるんですよ^^
6ヶ月頃のよだれが多い赤ちゃんの3つの対処方法
赤ちゃんのヨダレが多くても、離乳食が始まり、3回食になる頃にはその量も減ってきます。
ただ離乳食が始まっても、相変わらずヨダレの量が多いときは、
口を上手に閉じることができず、口から唾液があふれている可能性があります…。
口を閉じるには、重力に逆らって下唇を持ち上げる必要がありますよね。
でもヨダレの多い子は、口の周りの筋力が弱く、
重力に逆らって唇を持ち上げることができません。
その結果、いつも口が開いた状態になり、
ヨダレがあふれていたんです。
口を閉じられないまま育ってしまうと、ヨダレが多くなるのはもちろん、
・風邪を引きやすい
・歯並びが悪くなる
など、デメリットばかり。
対策方法は、口の周りの筋肉を鍛え、『口を自然に閉じられる子』にすること。
そのためにも、
②離乳食をよく噛ませる
③遊びながら口を鍛える
の3つの方法で、口を閉じられる子にしましょう♪
おっぱいをしっかり飲ませる
おっぱいをしっかり飲んだ赤ちゃんは、口を自然に閉じられる子になります。
この動画の55秒あたりを見てください^^
おっぱいを飲むとき、赤ちゃんは
- ほっぺた
- 舌
- あご
など、口の周りの筋肉をたくさんつかっていますよね^^
その結果、自然に口の周りを鍛えることができ、
口を閉じて唾液を飲み込める子になるんですよ♪
ちなみにミルクで育てる場合は、『母乳と同じ飲み方ができる乳首』を選びましょう^^
哺乳瓶の種類によっては、口の周りを鍛えられないものもあるからです。
『口を閉じる筋力』がないまま育ってしまえば、いつもポカーンと口が開いた状態に…。
だからこそ哺乳瓶を選ぶなら、おっぱいと同じような飲み方ができるビーンスタークを選んでほいしんです^^
ビーンスタークの乳首には「弁」がついています。
おっぱいに近い飲み方ができるので、口の周りの筋肉が鍛えられ、口が閉じられる子になるんですよ。
\詳しくはこちら/
とはいえ、6ヶ月頃から哺乳瓶の種類を変えるのは現実的ではありません。
そんなときは離乳食をよく噛ませ、口の周りの筋肉を鍛えましょう^^
離乳食をよく噛ませる
『離乳食をよく噛ませること』も、自然に口の筋力をつける訓練になります^^
でも離乳食って、
- 柔らかいもの
- 裏ごししたもの
など「食べやすいもの」ばかり。
よく噛むことができませんよね^^;
でもね。
生後7ヶ月を過ぎ
・お座りの姿勢がしっかりしている
・手が自由につかえる
\理由はこちら/
歯がなくても赤ちゃんは、おっぱいを飲むときのように舌で食べ物を上あごに押し付け、
食べることができます。
そして、成長すると『歯ぐき』で噛めるようになって、歯が生えてくると噛んで食べるようになるんですよ^^
ちなみにうちの娘、前歯が2本しか生えてない7ヶ月で、
『普通のご飯』を食べていました^^
赤ちゃんは、口にモノが入るとまず飲み込もうとします。
でも『これは飲み込めないぞ!』と分かったとき、初めて噛むようになるんです。
反対に、柔らかい離乳食ばかり食べていると、
- 丸呑みする
- 噛まずに飲み込む
ことが癖になってしまいます…。
その結果、成長しても柔らかいものばかり好んで食べ、
どんどん口を動かすチャンスがなくなってしまうんです…。
でも、段階を踏んで離乳食を進めていけば、
あっさり『大人と同じ食事』が食べられるようになります^^
よく噛んで食べるようになれば、口を閉じて
唾液を飲む込める子になりますから♪
噛める離乳食の進め方はこちら↓
遊びながら口を鍛える
遊びながら、口を鍛える方法もあります^^
たとえば
- ラッパを吹く
- タンポポの綿毛を飛ばす
など、遊びながらほっぺたを膨らませるのも、口の周りを鍛えるいい方法です♪
口の周りの筋肉が鍛えられれば、口を閉じて唾液を飲み込めるようになり
自然にヨダレの量を減らすことができますから。
6ヶ月頃のよだれの多い赤ちゃん!注意したい3つのよだれ
もし、急にヨダレの量が少なくなるなど、いつもと違う変化があったら注意しましょう!
泡上のよだれが出ている
ヨダレが泡状になる原因は、
赤ちゃんが口を動かしているうちに、唾液に空気が入って泡状になっている可能性があります。
赤ちゃんが機嫌よく過ごしているなら、
そのまま様子を見ておいて大丈夫です^^
血が混ざっている
ヨダレの中に血が混ざっているときは、口の中に傷がないか確認しましょう。
もし切れている場所があったら、
清潔なガーゼで軽く押さえて止血してください。
またおっぱいを飲むときに、乳首を噛んで血が出て
混ざった場合もあるので、よく確認してみましょう。
ヨダレが臭う
ヨダレが臭うときは、唾液量が減っている可能性があります。
赤ちゃんは、唾液をたくさん出すことによって
- おっぱいの消化を助ける
- 口の中の清潔にする
ことで、体を守っています^^
でも唾液が減ると、口の中の細菌が増え臭うように…。
唾液が減っているときは、水分が足りていない可能性があるので、
おっぱいやミルクをしっかり飲ませてあげましょう。
赤ちゃんの口の中が乾燥してしまうと、
臭いだけでなく、おっぱいやミルクの消化がうまくいかず、体調を崩す可能性もありますから…。
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6ヶ月頃の赤ちゃんのよだれが多い原因まとめ
赤ちゃんのヨダレが多くなるのは
②いつも口が開いている
2つの原因が考えられます。
とくに、普段から口が開いている子は、唾液が飲み込めずヨダレが多くなってしまいます。
口を閉じるためには、
②離乳食をよく噛ませる
③遊びながら口を鍛える
こと。
- ほっぺた
- あご
- 唇
をよく動かすようになれば、自然に口を閉じることができ、ヨダレの量も減ってくるはずです^^
とくに『噛むこと』は、この先も一生続けていくこと。
だからこそ、今のうちから『噛める離乳食』でたくさん口を動かすチャンスをつくってあげ、
自然に口が閉じられる子にしましょう^^
段階を踏んで離乳食を進めていけば、
拍子抜けするほどあっさり、『大人と同じ食事』が食べられるようになるんですから^^
具体的な離乳食の進め方は、下の記事を参考になさってくださいね。
\赤ちゃんがよく食べる野菜や果物の選び方は、こちらが参考になります^^/
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