子供の食べこぼしにイライラ!食べ方が汚いし下手な原因と4つの対策法

歯並びが良くなる離乳食
スポンサーリンク




子供の食べ方が汚くて、いつもイライラしてしまう。

何度注意しても食べこぼしが多いし、汚い食べ方が直らない…。

という悩みに、これまで何百人もの子供達をみてきた歯科衛生士が、13年の経験からお答えします。

 

結論から言えば、子供の食べ方が汚い原因は、口や舌を上手につかえていないからです!

特に口からよく食べ物をこぼす子は、しっかり口を閉じることが苦手だったり、舌のつかい方が下手な可能性が高いです。

 

とは言っても…。

「子供だから仕方ないか…」

「大人になったら綺麗に食べられるようになるはず…」

と、あなたも気になってはいても「そのうち勝手に直っていくだろう…」と思っていませんか?

あまいです!

そこでこの記事では、

  • 食べ方が汚い子
  • よく食べこぼしをする子

の原因と解決策について解説していきます。

実は食べこぼしが多い子には、共通する原因があるんですよ!

食べこぼしは早めに直しておかないと、外で食事をするとき子供達が恥ずかしい思いをしてしまいます。

 

そんな恥ずかしい思いをさせないためにも、「綺麗な食べ方になる方法」はぜひ知っておきましょう!

 

スポンサーリンク

食べ方が汚い!食べこぼしが多い子供の共通点

スプーン食べが下手なこの原因

突然ですが、あなたは口の中にたくさんたまった唾液を、口を閉じずに飲み込むことができますか?

ママ
ママ

え?無理よ。口からあふれてしまうわ…(汗)

そうなんです!

わたし達が「何か」を飲み込むときには、必ず「口を閉じて」から飲み込んでいるんです。

 

つまり「口をきちんと閉じる」ことができないと、食べこぼしの原因になってしまう!ということ。

 

では今度は、口を閉じたまま唾液を飲み込んでみましょう!

きっとあなたの「舌の先」は、上あごについたまま唾液を飲み込みましたよね。

このように、食べ物や飲み物を飲み込むためには、舌が上あごについた状態でなければいけないんです。

 

ところが食べこぼしの多い子は、舌を上あごにつけたまま飲み込むことができません。

その代わり、食べ物を飲み込もうとすると、舌が前に出てしまうんです。

だから喉に流れるはずの食べ物が、舌に押し出されこぼれていたんですよ。

 

しかも舌がうまく動かせないので、口の中に入った小石や魚の骨を上手に取り出すこともできません…。

 

まとめると、食べこぼしの多い子は、

  • 食べるときに口をきちんと閉じていない
  • 飲み込むときに舌が前に出ている

という2つの理由から、綺麗に食べることができず汚い食べ方になっていたのです。

 

スプーンで食べこぼしてしまう理由

補足ですが、食べこぼしの多い子供の中には、スプーンで上手にご飯やスープが食べられない子も多いんです。

ママ
ママ

たしかにうちの子もよくこぼしているわ…(汗)

スプーンで食べるには、唇と舌をつかって食べ物を口の中に入れなければいけませんよね。

 

でも食べこぼしの多い子は、唇や舌を上手に動かすことができません。

唇や舌をうまくつかえないから、食べ物の方を喉の奥に持っていかないと飲み込めないんです。

だから顔をスプーンに近づけて口を開け、スプーンごと飲み込むようしか食べられないのです。

 

このように「食べ方が汚い子」は、舌や口の周りの筋肉がうまくつかえていません。

そのせいで口を閉じて飲み込めないし、舌で喉の奥に食べ物を送り込むのが下手になっていたのです。

 

食事中の食べ方が汚い子になる2つの原因

子供の食べこぼしは直せる「食べこぼしが多い子」や「スプーンに顔を近づけて食べる子」。

いったいなぜ子供達は、口を閉じて食べられなかったり、舌をうまく動かせないのでしょうか?

 

考えられる原因は、

①「吸って飲む哺乳瓶」で育った

②柔らかい離乳食ばかりで育った

の2つあります。

 

「吸って飲む哺乳瓶」で育った

母乳で育った赤ちゃんと「吸って飲む哺乳瓶」で育った赤ちゃんとでは、口の動かし方に明らかな「差」が生まれます。

実は赤ちゃんって、母乳を「吸って」飲んでいるわけではないんです。

 

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、

  1. 口を大きく開けて「ガブッ」とおっぱいをくわる
  2. 舌で乳首を上あごに押し付ける
  3. 唇やほっぺたをつかって口の中を陰圧にし、乳首を搾るようにしておっぱいを飲む

と3つの工程を経て母乳を飲んでいるんですよ。

 

つまり赤ちゃんは母乳を飲むだけで、口の周りの筋肉や舌を鍛えることができるんです♪

それだけではありません!

母乳を飲んでいると、舌を上あごに自然につけるようになります。

すると離乳食が始まっても、食べ物を上手に喉に送り込むことができるようになるんですよ♪

 

一方で「吸って飲む哺乳瓶」で育った赤ちゃんは、口や舌をあまり動かすことなく簡単にミルクが飲めてしまいます。

その結果、口の動かし方が下手なまま育ってしまい、食べこぼしが多い子になってしまうのです。

 

「吸って飲む哺乳瓶」は、ゴムの乳首を口先でチュウチュウと吸っているだけ。

たとえるなら、ストロー飲みをしているような状態です。

 

あなたもぜひ、ストロー飲みのマネをしてみましょう!

舌が歯の裏側についたまま、波打つように前後に動きませんか?

ママ
ママ

確かに上あごに舌はついてないわね…。

実は、この舌の動きがダメなんです。

 

本来舌は、「上下の動き」しかしないはず。

前後に動くのは、英語の発音のときくらいです。

でも、「吸って飲む哺乳瓶」をつかっていると、赤ちゃんは舌の前後の動きを覚えてしまいます。

 

すると、飲み込むときに舌が前に出てきてしまい、

  • 食べこぼしが多い子
  • 大きいものを上手に飲み込めない子

になってしまうんですよ。

 

哺乳瓶の選び方は、あなたが思っているよりずっと大切です。

だからこそ赤ちゃんがいる方は、ビーンスタークのような「母乳に近い飲み方」ができる哺乳瓶を選ぶようにしましょう!

 

▼より詳しい哺乳瓶の選び方は、下の記事が参考になりますのでぜひ♪▼

【哺乳瓶のちくびの種類と選び方】おすすめは母乳と飲み方が同じもの!
哺乳瓶ってどれを選べばいいの? 赤ちゃんが飲みやすいものを選んだ方がいいの? という疑問に、これまで100人以上の赤ちゃんと関わってきた歯科衛生士が、13年の経験からお答えします。 結論から言うと、哺乳瓶の選び方を間違...

 

 

柔らかい離乳食ばかりで育った

柔らかい離乳食ばかり食べている子も、口の動かし方が下手になってしまいます。

あなたも離乳食をつくるとき、

  • 裏ごしする
  • みじん切りにする

など、食べやすいように作りたくなると思います。

 

でもね。

赤ちゃんって下の記事でも紹介しているように、歯が生えてなくても、歯ぐきや舌をつかって食べることができるんですよ。

離乳食は歯がない時期から食べられる!生え始めや歯の本数は関係なし!
まだ下の歯が2本しか生えてないのに、離乳食って食べられるの? 歯がないと噛み切れないから、おかゆとか裏ごしした離乳食の方が安全よね? という疑問に、自身も2歳の娘を育児中。 これまで何百人もの赤ちゃんの食事指導をしてきた歯科衛...

 

それに食べ物を噛みちぎったり、奥歯ですり潰すような動きを経験することは、口の周りの筋肉や舌を鍛えることにつながります!

すると、自然に口を閉じて食べられる子になるので、食べこぼしを予防することができるのです♪

 

「食べること」は経験から学んでいきます。

だから、ほとんど噛まない離乳食ばかりでは、いつまで経っても口や舌がうまく動かせず、食べ方が汚くなってしまうんです。

 

口の運動は噛むことでしかできません!

だからこそ離乳食の段階から、よく噛む食事をつくってほしいのです。

 

▼柔らかい離乳食を作らないほうが良い理由は、こちらにまとめています▼

離乳食は裏ごししない・わざわざ作らない!赤ちゃん用の食事が招く危険とは
赤ちゃんの離乳食って、いつから始めればいいの? どんな硬さのもの?大きさはどれくらい? という疑問に、自身も1児の母で歯科衛生士歴13年の経験からお答えします。 結論から言えば、赤ちゃんを何でも食べる子にしたいなら、離乳食はつ...

 

 

子供の食べ方を綺麗に直す5つの改善策!

綺麗に食事ができる子になる方法

ママ
ママ

でも、母乳も離乳食も終わった子供達はどうすればいいの?

 

子供達の食べ方を綺麗に直すにも

①口を閉じて噛むこと

②食べ物を入れたまましゃべらないこと

③口に入れる量を考えること

④よく噛んで食べること

⑤姿勢を正すこと

の5つを意識しましょう!

 

口を閉じて噛むこと

食べ物を上手に飲み込むには、口を閉じておく必要があります。

 

でも今の子供達は「口呼吸」が癖になっている子も多く、普段から口がポカーンと開いています。

そのため食事中も口を閉じられず開いたままになっているため、食べこぼしが多くなってしまうんですよ。

とくに食べるときに「くちゃくちゃ」音がしてる子は、ほぼ100%口が開いたまま食べています。

 

もし普段から口が開いていたり、「口呼吸」が癖になっているときは、下の記事を参考に口を閉じる練習をしましょう!

口呼吸の原因と治し方!口を閉じる子供に大変身する6つの改善方法
子ども達が口を開けて「口呼吸」をしている姿が気になっていませんか? でも、いつか勝手に直るだろう…と、そのまま放っていませんか? 断言します! 子ども達が口呼吸をしているのを発見したら、絶対にやめさせて下さ...

 

ただし、鼻づまりで口呼吸になっている場合はすーすー茶などで鼻の通りを良くしてから、口を閉じる練習をしましょうね。

 

食べ物を入れたまましゃべらないこと

食べ物を口に入れたら、口を閉じてしっかり噛むようにしましょう。

食事中におしゃべりすると、口の中の食べ物が出てしまいます。

しゃべるときは、飲み込んでからにするよう子供達にも注意しましょう。

口に入れる量を考えること

当然ですが1口の量が多いと、口を閉じて噛んだり飲み込むことができず食べこぼしの原因になってしまいます。

1口が多いときは量を減らしたり、大きいものは前歯で噛みちぎってから食べるように調整しましょう。

よく噛んで食べること

口を閉じて食べたり舌を上手につかうためには、普段からよく噛んで食べることが大切です。
そのためにも普段から、いろんな食材を大きく切って食卓に出すようにしましょう。
1口で入らないサイズでカットすれば、嫌でも前歯で噛みちぎったり奥歯でよく噛むようになりますよね!
すると自然に噛む回数が増えて、口の周りの筋肉も鍛えられ「口が閉じられる子」になり、食べ方も綺麗になるんですよ。

さらに、いろんな硬さや大きさの食材をたくさん経験させてあげましょう♪

実はお餅を噛んでいるときと、コンニャクを食べているときでは口の動かし方が変わるんです。

お餅を食べるときは、舌でお餅を歯からはがしながら食べています。

一方コンニャクは、舌で歯の上に乗せながら食べているんですよ。

 

つまり、いろんな形態や硬さのものを経験させてあげると、それだけ口の動かし方も上手になっていく!ということなんです♪

姿勢を正すこと

食事するときの姿勢にも注意してみましょう。

子供達は食事中、足がしっかり床について背筋が伸びていますか?

 

足が床についてなく宙ぶらりんな状態では、姿勢も悪くなって食べ方も汚くなってしまいます。

もし注意しても子供の姿勢が直らないときは、下の記事を参考に椅子の選び方を見直しましょう!

食事中足がつかない姿勢は歯並びにも悪影響【子供用の椅子の選び方】
うちの子、食事中に足がブラブラして姿勢も悪いのよね…。 このままでいいのかな…。 という悩みに、自身も2歳の娘を育児中、歯科衛生士歴13年の経験からお答えします! 結論から言うと、子供用の椅子の選び方を間違えると、子供...

 

食べこぼしが多い子になる原因と対処方法まとめ

「食べこぼしが多い子」や「スプーンに顔を近づけて食べる子」に共通する原因は、口や舌を上手く動かせないからです。

 

綺麗に食べるためには、口を閉じることはもちろん、舌や口の周りの筋肉をしっかり動かさなくてはいけません。

 

食べこぼしが多いままでは、子供達自身が成長したとき恥をかいてしまいますよね。

 

そんな悲しい未来にしないためにも、

①口を閉じて噛むこと

②食べ物を入れたまましゃべらないこと

③口に入れる量を考えること

④よく噛んで食べること

⑤姿勢を正すこと

の5つを意識してみましょう。

成長すれば、勝手に綺麗な食べ方になるわけではないんです。

 

でも今から練習すれば、口を閉じられるようになるし、口のつかい方も上手になっていきます♪

外食しても綺麗な食べ方ができるよう、今日から改善していきましょう!

 

なお鼻づまりがあるときは耳鼻科に行ったり、すーすー茶などで鼻の通りを良くしてあげてからに練習していきましょうね!

 

▼口や舌のつかい方を良くするためにも、よく噛む食事を作ってあげましょう▼

ご飯を噛まない子供でも100%噛む子になる食事の作り方と対策法!
うちの子、ご飯をよく噛まないからいつも早食いになっている…。 何度注意しても、よく噛んでご飯を食べてくれない…。 という悩みに、自身も2歳の子供を育児中。 歯科衛生士歴13年の経験からお答えします! 食事の度に「...

 

 

▼歯科衛生士おすすめ!食後の歯磨き方法はこちらから▼

6歳頃から増える子供の虫歯予防!プロが教える歯磨き方法と3つのテクニック
毎日磨いているのに、繰り返す子供の虫歯に悩んでいませんか? 乳歯から永久歯へ生え変わる6歳頃は、 前歯が生え変わる 6歳臼歯が生える まだ乳歯がたくさん残っている …と、子供の口の中は大きな変化を迎える...

 

タイトルとURLをコピーしました