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赤ちゃんの歯磨き中に歯茎から出血!血が出る4つの原因とケア方法

仕上げ磨き
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最近うちの子、仕上げ磨きすると歯ぐきから出血するんだけど、なんで?
わたしの磨き方が悪いの?

この出血は止まるの!?

という疑問に、歯科衛生士歴13年の経験からお答えします^^

 

歯科衛生士
歯科衛生士

赤ちゃんの歯ぐきから出血したら、ビックリしますよね…。

大人の場合、歯ぐきから出血する理由の多くは『歯周病』です。

 

でも、赤ちゃんの場合は歯周病ではなく、

  • 歯磨きの力加減
  • 磨き方
  • 口呼吸
  • 食生活

と、大きく4つの理由が考えられます!

 

赤ちゃんの歯ぐきの出血は、正しく対処すれば止まってくれます^^

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

それぞれの対処法を紹介するので、ぜひ参考になさってくださいね^^

 

 

赤ちゃんの仕上げ磨き!歯磨き中に歯ぐきや口から血が出る4つの原因

赤ちゃんの歯ぐきからの出血する理由は

  • 歯磨きの力が強い
  • 歯についた汚れが取れてない
  • 口呼吸が癖になっている
  • 食生活が乱れている

と、大きく4つの理由が考えられます。

 

 

歯磨きの力が強い

赤ちゃんの歯ぐきから出血する場合、まず確認したいことは、『仕上げ磨きの力加減』です。

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

赤ちゃんの歯ぐきは、とてもデリケート!

 

そのため、大人にとっては弱い力でも、赤ちゃんの歯や歯ぐきにとっては、けっこうな負担になっていることって、実は多いんです^^;

 

歯科衛生士
歯科衛生士

解決方法は、『ちょうどいい力加減』を知ることです^^

 

とはいえ歯磨きの力加減って、『どのくらいがちょうどいいのか』分かりにくいですよね…^^;

 

実はちょうどいい歯磨きの力加減は、150g~200gくらいが理想とされています。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

と言われても分かりにくいですよね…^^;
そんなときは、『毛先の傾き』に注目するといいですよ^^

 

 

下の写真の『白い矢印』を見てください^^

歯ブラシの力加減

150gだと↑毛先が倒れてないですよね!

 

 

強すぎる歯磨き

でも少し力を入れると、すぐに390g!

矢印の↑毛先も倒れてしまいます。

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

つまり…力が強すぎる!ということ。

 

 

実際やってみると分かるのですが、『150gってこんなに軽い力なんだ!!』と驚くほどの優しい力なんです♪

 

 

つまり赤ちゃんの歯や歯ぐきを傷つけないためには、『歯ブラシの毛先が倒れない力』で磨くことが大切なんですよ^^

 

 

歯ブラシの持ち方

 

歯科衛生士
歯科衛生士

さらに歯ブラシの持ち方を『鉛筆持ち』にすると、力加減がコントロールしやすくなります^^

 

反対に歯ブラシを「グー」で持つと、磨くときに無意識に力が入りやすくなってしまうんです。

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

たとえば小さな子って、クレヨンやペンを「グー」で持って絵を書きますよね。

 

だから、とても豪快で圧の強い絵が出来上がると思います。

 

それと同じく、歯ブラシも「グー」で持つと、思った以上に力が入ってしまうんです^^;

歯ブラシの持ち方

 

歯科衛生士
歯科衛生士

なので歯ブラシは余計な力が入らないよう、『鉛筆持ち』にしてほしいんです^^

 

『鉛筆を持つ』ように親指・人差し指・中指の3本の指で歯ブラシを持つようにすることで、力のコントロールがしやすくなりますから♪

 

 

 

もし、それでも力加減の調整が難しいときは、出血がおさまるまでは、

  • 歯磨きシート
  • ガーゼ

を指に巻きつけて、汚れを拭ってあげるのもありです^^

 

シートやガーゼの方が優しく汚れが取れるし、まだ奥歯が生えてない赤ちゃんなら、シートやガーゼだけでも、十分歯を綺麗にすることができますから^^

 

 

\シートやガーゼの使い方は、こちらが参考になります/

離乳食後の歯磨きはシートやガーゼがおすすめ!赤ちゃんが嫌がらない使い方
離乳食後、歯磨きをしたいけど赤ちゃんが嫌がることありますよね。そんなときは歯磨きガーゼや歯磨きシートをつかって慣れさせるのがおすすめです。赤ちゃんが歯磨きを嫌がらない方法や歯磨きシートの使い方を紹介します。

 

 

歯についた汚れが取れてない

出血している赤ちゃんの歯ぐきをよく見てみましょう!

  • 他の部分より赤い
  • 歯の間の歯ぐきが丸くなっている

ことはありませんか?

 

軽い力で磨いても歯ぐきから血が出るなら、歯の汚れが取れてなく、歯ぐきが炎症を起こしている可能性があります。

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

歯の汚れには、細菌がいっぱい!

 

そんな汚れが常に

  • 歯と歯ぐきの間
  • 歯の間

にあれば、歯ぐきが炎症してしまうのは当然ですよね^^;

 

 

優しく磨いても出血するなら、出血している歯ぐきに『赤み』がないか観察し、丁寧に磨いてみましょう^^

 

健康な歯ぐきは、ピンク色をしています^^

 

でも他の部分より歯ぐきに赤みがあったら、炎症がある可能性があります。

 

炎症が起きた歯ぐきは、健康な歯ぐきより弱っています。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

だから優しく磨いても、歯磨きの刺激で出血しやすい歯ぐきになってしまうんですよ…。

 

もし炎症が見られたら、血が出てもいいので優しく丁寧に磨いてみましょう。

 

そうすれば、2〜3日もたたずに出血がおさまってくれますから^^

 

なお、仕上げ磨きの具体的な方法は、↓の記事を参考になさって下さいね!

赤ちゃんを虫歯にしない仕上げ磨きのやり方とコツ!おすすめ歯ブラシの選び方を歯科衛生士が紹介
赤ちゃんを虫歯にしない仕上げ磨きのやり方やコツを歯科衛生士が紹介します。痛くない歯ブラシの選び方や磨き方や体勢を知っておくと、仕上げ磨きが一気に楽になりますよ。

 

 

口呼吸が癖になっている

『口呼吸』が癖になっている場合も、歯ぐきが出血する原因になります。

 

通常、きちんと口を閉じて『鼻呼吸』をしていれば、口の中の汚れは唾液によって洗い流されます^^

 

でも『口呼吸』をしていると、口の中が乾燥し歯についた汚れが洗い流されません…。

 

その結果、汚れが口の中に残ったままになって、出血しやすい歯ぐきになってしまうんですよ。

 

口呼吸は、百害あって一利なし!

 

歯科衛生士
歯科衛生士

赤ちゃんの口呼吸は、癖になる前に直してあげましょう^^

 

\赤ちゃんの口呼吸の直し方はこちら!/

口呼吸の原因と治し方!口を閉じる子供に大変身する6つの改善方法
赤ちゃんの口呼吸の治し方を紹介します。自然に口が閉じられる子にするコツを6つ歯科衛生士が紹介します。

 

食生活に問題がある

歯ぐきの出血を繰り返す子は、そもそも歯に汚れが付きやすい食生活をしている可能性もあります。

 

食生活がよくないと、いくら歯を磨いても、歯ぐきに炎症が起きやすくなってしまうんです^^;

 

歯科衛生士
歯科衛生士

たとえば、キャベツを包丁で切っても、ほとんど包丁の歯に汚れは付きませんよね。

でもケーキを包丁で切ってみると、どうでしょう。

 

刃には、クリームやスポンジがベッタリつきますよね^^;

 

歯科衛生士
歯科衛生士

何を食べるかって、ほんとに大切です!

 

つまり『おやつだからいっか!』と、ひんぱんに赤ちゃん用のお菓子やジュースを食べさせていると、歯に汚れが付きやすく炎症の原因になってしまうんですよ。

 

中でも気を付けたいのは、哺乳瓶にジュースを入れたものをチビチビ飲ませたり、ちょこちょこお菓子をあげること。

 

ダラダラ食べたり飲んだりさせていると、口の中はいつも『砂糖』がある状態になっています。

 

 

その結果、あっという間に虫歯や歯ぐきの炎症が広がってしまうんです…。

 

もしお菓子やジュースをあげるなら、量や時間を決めてあげるようにしましょう。

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

わたしのおすすめは、『おやつ』も食事の一部として考えること^^

 

口寂しそうになったら、お菓子ではなく

  • おにぎり
  • 野菜ステック
  • 果物

をあげたり、水分補給は水やお茶にすると、口の中は見違えるほど綺麗になってきますよ^^

 

皮ごと食べられる新鮮な野菜や果物を用意すれば、添加物の心配もない立派なおやつになりますから^^

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

添加物が多いおやつは、歯に汚れが付きやすいので選ばないようにしましょう^^

 

なお、新鮮で安全な『おやつ』の選び方は、こちら↓が参考になるのでぜひ♪

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赤ちゃんの歯ぐきの出血する原因まとめ

赤ちゃんの歯ぐきからの出血する理由は

  • 歯磨きの力が強い
  • 歯についた汚れが取れてない
  • 口呼吸が癖になっている
  • 食生活が乱れている

と、大きく4つの理由が考えられます。

 

 

まずは、歯磨きの力加減をチェックしてみましょう。

 

そして次に、血が出ている部分をよく観察してみましょう^^

 

もし、歯ぐきが腫れていれば、

  • 磨き方
  • 口呼吸
  • 食生活

をチェックしてみましょう!

 

 

そうすれば、出血の原因を特定しやすく、対策がとりやすくなりますから^^

 

\何を食べるかで歯の汚れ具合が大きく変わります!虫歯予防できる『おやつ』の選び方は、こちら↓♪/

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