子どもにおすすめのキシリトール製品ってないの?

キシリトールガムを噛むと、虫歯予防になります^^
でもまだガムを噛めない子には、無理してあげる必要はありません^^
その代わり、大人が定期的にキシリトールガムを食べることで、子どもに虫歯菌をうつすリスクを抑え、
結果的に、子どもの虫歯予防になるんですよ^^
ただ、キシリトールガムは噛み方を間違えると、その効果が半減してしまいます…。

これ、すごくもったいないですよね…。
ここでは、
- 効果の出るキシリトールガムの噛み方
- 子どもにおすすめキシリトール製品
についてベテラン歯科衛生士が紹介します^^
キシリトールはうまくつかうと、虫歯予防になるので、ぜひ参考になさってくださいね^^
歯磨き前でも歯磨き後でも効果あり!キシリトールガムで虫歯予防
「特保」の表示が認められ、虫歯予防でよく知られているキシリトールは天然に存在する甘味料の1つ。
キシリトールの凄いところは、砂糖と分子の構造が違うので虫歯になる原因の「酸」を作らないこと!
つまり、キシリトールガムを噛むこと、
- 虫歯菌の力を弱める
- 虫歯菌の数を減らしてくれる
- 糖と同じくらいの甘味がある
- 味覚が刺激され唾液の分泌が多くなる
- 唾液中のカルシウムが増え、再石灰化効果が高くなる
と、嬉しい効果だらけ!

これがキシリトールが虫歯予防になる!
と言われている理由なんですよ♪
キシリトールガムの効果的な噛み方とタイミング!
虫歯予防効果のあるキシリトールガム。
でもせっかくキシリトールガムを噛んでいても、
『ガムの味がなくなったから…』とすぐ捨ていませんか?

それ、すっごく「もったいない噛み方」です!
キシリトールガムの効果的な噛み方は、1回2粒程度を1日3回噛むこと。

歯磨き前でも後でも効果があるので、2~3カ月は続けてみて下さい♪
またキシリトールガムを噛むときは、最初は唾液を飲み込まず、口の中で留めておくのがオススメ!
口の中に長くキシリトール成分があることで、成分が含まれた唾液が歯全体にいきわたり、
虫歯菌の働きを抑えてくれるんですよ♪

キシリトールガムを噛むときは、味がなくなっても捨てず、
最低20分は噛むようにしましょう!
また選ぶときは成分表示をよく見て、キシリトール100%のものを選びましょうね!
まとめると、
(歯磨き前でも後でもどちらでもいい)
・2~3カ月は続ける
・最初は唾液を飲み込まず、口の中で留めておく
・味がなくなってもすぐ捨てず、最低20分は噛む
の4つを守って噛みましょう^^
でも、ガムはあくまでも補助。
歯磨きの代わりにはなりませんから、下の記事↓を参考に、食後の歯磨きはしっかりとお願いします!

キシリトールガムの安全性は?
キシリトールは、自然界にも存在している物質で安全です^^
その証拠に、身近なところでは
- イチゴ
- バナナ
- ほうれん草
- カリフラワー
など果物や野菜にも含まれていて、わたし達にとって身近な物質!

なんと、わたし達人間のカラダの中でも肝臓でつくられているんですよ。
またWHO(世界保健機関)でも、「1日の許容摂取量を限定しない」安全性の高い食品と評価されています^^
意外に、わたし達にとって身近な存在のキシリトール!

もちろん「安全」です。
歯医者のキシリトールガムと市販品の違い
ところでキシリトールガムって、市販品と歯科医院で売ってるものがありますよね?

その大きな違いは、キシリトールの含有量!
市販品のキシリトールガムのいいところは、いつでも購入でき、手軽に噛むことができることです。
また種類も多く売られているので、好きな味のものを自由に選べるのも嬉しいですよね!
ただし市販品は、キシリトール100%の歯科医院のものと比べて、含まれているキシリトールの割合が少ないものがあります。

しかも市販品ものは、表示をよく見て購入しないと「シュガーレス」でないものもあるんです…。
一方歯科医院で売られているものは、キシリトール100%配合のもの!
なのでキシリトールガムを買うときは、歯医者で売っているような100%キシリトールのものを選びましょう^^
キシリトールガムの注意点
実はキシリトールは、食べ過ぎると一時的に下痢の症状が出てしまうことがあります。
例えば体重あたり0.3g(体重50Kgの人なら15g)以上食べないようにするなど、量には注意して食べるようにしましょうね。
また「キシリトール」と表記されていても、成分表示をよく見ると他の甘味料が入っていることがあるので選ぶときには注意が必要です。

買うときには、成分表示をしっかり見て100%のものを買いましょうね!
子供のおすすめのキシリトール製品
まだガムが噛めない子には、口の中にキシリトール成分がとどまりやすい、『タブレットタイプ』がおすすめ^^
しまじろうのデザインのタブレットなら、2歳ころからラムネ感覚で食べられますよ^^

こちらも、できるだけ口の中にとどめておいた方が、キシリトール成分が浸透します♪
なので噛むのではなく、舐めて食べるように言っておくといいですね^^

とはいえ、子どもなのですぐ噛んじゃうかもしれませんが…^^;
しまじろうタブレットも、もちろんキシリトール100%!
なので『歯磨き後のご褒美としてあげる』と、歯磨きのモチベーションになるし、虫歯予防にもなっておすすめです^^

お菓子感覚で虫歯予防できるので、ぜひ取り入れてみてくださいね^^
キシリトールの噛み方まとめ
キシリトールガムを噛むときは、
(歯磨き前でも後でもどちらでもいい)
・2~3カ月は続ける
・最初は唾液を飲み込まず、口の中で留めておく
・味がなくなってもすぐ捨てず、最低20分は噛む
の4つを守って噛みましょう^^

キシリトールガムを定期的に食べることで、子どもに虫歯菌をうつすリスクを減らせます^^
また子どもも2歳くらいから食べられるタブレットもあるので、
日常生活の中に「キシリトール」を上手に取り入れて、虫歯予防をしていきましょう!
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