うちの子、歯をキリキリさせるけど大丈夫かな。
歯ぎしりを続けて、歯が削れたらどうしよう…。
という疑問に、歯科衛生士歴13年の経験からお答えします^^
赤ちゃんの歯ぎしりって、歯や歯ぐきに影響がないか心配ですよね…。
結論から言えば、赤ちゃんの歯ぎしりは生理的現象の1つ!
基本的に、気にする必要はありません^^
この記事では、
・歯ぎしりはいつまで続くのか
・歯ぎしりは防止したほうがいいのか
について、ベテラン歯科衛生士が紹介します^^
ぜひ参考になさってくださいね^^
7ヶ月8ヶ月9ヶ月頃の赤ちゃんの歯ぎしりの原因は?
7ヶ月〜9ヶ月頃の赤ちゃんの歯ぎしりは、
・噛み合わせの調整
・歯をこすり合わせる感覚を楽しんでいる
と3つの理由がほとんど^^
だから心配しすぎる必要はありません^^
早い子だと、6ヶ月頃から生え始める乳歯の前歯。
乳歯が生えてくる時期になると、赤ちゃんは
と一時的に違和感を感じ、歯ぎしりをすることがあります。
さらに噛み合わせも『しっくり』きてないため、
余計に歯をキリキリさせてしまうんです。
とくに歯が生え始める7ヶ月〜9ヶ月頃の時期は、
- まだ全部の歯が生えそろってない
- 成長とともにあごも広がっている
- 周りの筋肉も成長している
ため、『歯のかみ合わせ』も日々変わっています。
日々変わっていくかみ合わせに対して、赤ちゃん自身も歯ぎしりをしながら、
噛みやすいように自分で『かみ合わせ』を調整しているんですよ^^
7ヶ月8ヶ月9ヶ月頃の赤ちゃんの歯ぎしり!削れたりや歯並びへの影響は?
赤ちゃんの歯ぎしりは生理的な現象の1つ。
大人の『歯ぎしり』の場合、『ストレスなど心理的な原因』が考えられますよね^^;
でも赤ちゃんの歯ぎしりは、成長の過程で起こる一時的なものがほとんど。
- 永久歯にまで影響が出る
- 歯並びが悪くなる
- 歯が弱くなる
ことはまずないし、成長と共に自然にやめる可能性が高いので、心配せずに今は見守ってあげて大丈夫ですよ^^
ちなみにこの時期よくおもちゃを噛むのも、
『歯のむずがゆさ』が原因の場合が多いです^^
もちろん『歯ぎしり』をしていれば、乳歯も多少すり減ることもあります。
でもたまにギリギリする程度なら、心配しすぎる必要はありません^^
ただし
- 口の中が傷ついている
- 乳歯が極端にすり減っている
- 痛がっている
などの場合は、早めに小児歯科などで見てもらった方が安心です。
7ヶ月8ヶ月9ヶ月頃赤ちゃんの歯ぎしりはいつまで続くの?防止策は?
赤ちゃんの歯ぎしりは、乳歯が生えそろう3歳前後まで続くことが多いです。
でも基本的に赤ちゃんの歯ぎしりは、正常な成長の過程で起こるもの。
頻度も成長するにつれ、少なくなってきます^^
もし歯ぎしりの回数が多いな…と感じたら
・歯固めおもちゃで遊ばせる
・生活のリズムを整える
・よく眠れる環境をつくってあげる
・食事をよく噛ませる
よう工夫してみましょう^^
\歯固めおもちゃはこちら/
さらに、食事をよく噛ませることもおすすめです。
食事を良く噛ませることは、
『あごを順調に成長させるため』とても大切だからです^^
歯をギリギリ合わせる『歯ぎしり』とは違い、
『よく噛む』ことは、骨に適度な刺激を与え、あごの幅を広げるための大切な『運動』になります^^
たとえば、
・りんご1/8や1/4に切ったもの
自然と前歯でモゴモゴし、噛む練習にもなりますよね^^
ステック状のものなら、丸飲みする心配もないし、歯ぎしり予防にもなって一石二鳥^^
しかも奥歯がないうちから、いろんな
- 食感
- 硬さ
の食べ物をモゴモゴさせることは、
あごの骨を刺激し、歯並びにも良い影響を与えることができます^^
歯ぎしり予防はもちろん、歯並びの良い子にするためにも、
ぜひ、野菜ステックなどを手にもたせてあげてください^^
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7ヶ月8ヶ月9ヶ月頃の赤ちゃんの歯ぎしりの原因まとめ
ストレスでギリギリしてしまう大人の歯ぎしりとは違って、赤ちゃんの歯ぎしりは生理現象。
自然に直る場合がほとんどです^^
日々変わっていくかみ合わせに対して、
- 歯ぎしりをしながら、噛みやすいように自分で調整している
- 歯が生えてくるときのむずがゆさで、ギリギリしている
場合が多いため、基本的に放っておいても問題ありません^^
わたし達大人ができることは、
・食事を良く噛ませてあごに刺激を与える
の2つ^^
とくに食事をよく噛ませることは、
前歯しかない赤ちゃんでもできること^^
歯並びにもいい影響を与えてくれるので、ぜひ実践してみてください^^
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