どれを噛んでも、全部虫歯予防できるの?
という疑問に、歯科衛生士歴13年の経験からお答えします^^
結論から言うと、ガムの選び方は、
- 虫歯予防を目的にした人
- 初期虫歯を治したい人
で選び方を変えた方がいいです。
それぞれのガムに『どんな効果があるのか』知らずに噛んでいると、
かなり損をしている可能性があるんです…。
これ、かなりもったいないですよね…^^;
この記事を読めば、
- キシリトール
- リカルデント
- ポスカ
の違いが分かり、あなたに合った方法で虫歯予防ができるようになります!
ぜひ本文を参考に、目的に合ったガムを選べるようになりましょう!
歯にいい歯科専用リカルデントガムの効果と成分
リカルデントは、虫歯になりかけの歯を直してくれます^^
リカルデントの成分は、牛乳から抽出されたCPPーACP(ガゼインリン酸ペプチドー非晶質リン酸カルシウム)と、やたら名前の長い成分^^;
リカルデントガムを噛むと、唾液の中の
- カルシウム
- リン
を増やし、虫歯で歯の表面が溶けるのを抑えてくれる働きがあります^^
実は歯って、虫歯で表面が溶かされても、まだ症状が軽ければ、唾液の成分によって修復してくれるんです^^
でも唾液の成分だけでは修復が追いつかないとき、CPPーACPを含むシュガーレスガムを習慣的に噛んでいれば、歯を直す成分をたっぷり含む唾液が口の中に増え、虫歯を予防してくれるんですよ。
つまりリカルデントガムを噛んでいれば、虫歯になりかけの歯も直りやすい口の中になる!ということ^^
リカルデントガムを習慣的に噛んでいれば、
- 虫歯で歯の表面が溶けるのを抑えてくれる
- 溶けた歯の表面を直してくれる
の2つの効果が期待できるんですよ^^
歯医者で売られているリカルデントガムの特徴
ちなみに歯医者で売られているガムには、市販のガムよりリカルデントの割合が2倍ほど多い特徴があります。
歯医者に行ったときは、ついでにガムを買って
家でも虫歯予防をするといいですね!
もしなかなか歯医者に行けない方は、こちら↓から購入もできますよ^^
リカルデントガムを噛むときのコツ
リカルデントガムは長時間続けて噛むことで、噛み終わってからも効果の持続が期待できます。
そのためリカルデントガムを噛むなら、最低1回15~20分は噛むようにしましょう!
味がなくなったからとすぐに捨ててしまえば、せっかくのガムの効果が得られません…。
すぐ捨てると、もったいない噛み方になってしまうので注意しましょう!
ポスカ(posca)の効果と特徴とは
ポスカには、虫歯になりかけの歯を修復してくれる働きがあります。
わたし達の口の中って、普段は「中性」に保たれています!
でもご飯やお菓子を食べると、口の中が「酸性状態」に傾き、歯からカルシウムが溶けだしてしまうんです…。
この「酸性状態」が長く続けば、歯が溶けるのも時間の問題!
しかも歯から溶け出したカルシウムって、「唾液に溶けたカルシウム」からしか補給できません…。
そこでポスカ!
ポスカは、唾液に溶けやすい「水溶性のカルシウム」^^
つまりポスカのガムを習慣的に噛んでいれば「唾液に溶けたカルシウム」が歯に届いて、
虫歯になりかけの歯が直る可能性が高くなる!ということ。
まとめると「ポスカのガム」を噛むことで、
- 虫歯で歯が溶けるのを抑える
- 溶けた歯の表面を直す
の2つの効果で、虫歯になりかけの歯を直す効果がとても高まるんですよ。
名づけて、初期虫歯修復ガムですね(笑)
でもせっかくの効果も、ガムの味がなくなったからとすぐ捨てては効果も半減です…。
ポスカも最低、15分~20分は噛むようにしましょう!
虫歯になりかけの歯を直すなら、ポスカのガムを選びましょうね!
キシリトールガムの特徴とメリット
虫歯予防でよく知られているキシリトールは、天然に存在する甘味料の1つ!
キシリトールの凄いところは、甘味料なのに砂糖と分子の構造が違うので、虫歯になる原因の「酸」をつくらないこと!
つまり、キシリトールガムを噛むことで
・虫歯菌の数を減らしてくれる
・糖と同じくらいの甘味がある
・味覚が刺激され、唾液の分泌が多くなる
・唾液中のカルシウムが増えて、歯を修復する効果が高くなる
と、嬉しい効果だらけなんです。
ただしキシリトールには、虫歯になりかけの歯を直する効果はありません。
でも砂糖の代わりに、虫歯になりにくい「甘味料キシリトール」が使われているので、
歯を溶かす「酸」をつくれない特徴があります!
だからキシリトールガムは
虫歯予防の意味で噛むのがおすすめなんですよ^^
目安は、一回に2粒をよく噛むこと。
唾液をたくさん出すことも虫歯予防になるので、味がなくなってすぐ捨てるのではなく、
最低15〜20分は噛みましょうね♪
なお、より詳しいキシリトールガムの噛み方や効果は、下の記事にまとめていますので、
合わせて参考になさって下さいね!
リカルデント・ポスカ・キシリトールの違いまとめ
リカルデントやポスカは、虫歯になりかけの歯を直す効果が期待できます!
一方キシリトールには、虫歯になりかけの歯を直する効果はありません。
でも砂糖の代わりに、虫歯になりにくい「甘味料キシリトール」が使われているので、
歯を溶かす「酸」をつくれず、虫歯予防効果があります!
まとめると、
- ガムを噛むなら、虫歯になりにくい「キシリトール」を噛む!
- 虫歯になりかけの歯を直したり、口の中の環境の改善を目的にするなら「リカルデント」や「ポスカ」を噛む!
といいですね^^
なお、ポスカやリカルデントも、甘味料に「キシリトール」が入っているものを選ぶと
虫歯予防効果もありますよ^^
でも、ガムはあくまでも補助。
歯磨きの代わりにはなりませんから、食後の歯磨きはしっかりとお願いします!
虫歯になって何度も歯医者に通うより、家でガムを噛んだり歯磨きで虫歯を予防する方が、
時間もお金も節約になりますから^^
【補足】まだガムを噛めない子供たちの虫歯予防方法
最後に、
子どもにも「キシリトールガム」を噛ませたいんだけど、うちの子まだ上手にガムがかめないのよ…。
という疑問にも答えておきますね。
「でも虫歯予防はしたい!」
なんてこともあると思います。
そんなときは、うがいができない子ども達でも使える「歯磨き粉」で歯の間の汚れを取って、虫歯予防をしましょう。
もしまだあなたが「コレだ!」という子ども用歯磨き粉に出会えてないなら、試してほしい歯磨き粉があるんです。
歯科衛生士のわたしがおすすめするのは、口の中が虫歯になりにくい環境になるBRIAN(ブリアン)の歯磨き粉です。
虫歯の多くは「歯に間」から侵されていきます。
つまり、歯の間の汚れを上手に取ることが虫歯予防のポイントにつながる!ということ^^
そこでBRIAN(ブリアン)!
BRIAN(ブリアン)は市販のペースト状の歯磨き粉と違って「粉タイプ」の歯磨き粉です。
そのため、
しっかり粒子が届いて汚れを取り除いてくれる
虫歯菌が口に入ってしまっても、虫歯になりにくい環境がつくられる
効果が期待できるんです。
使い方も「粉」を歯ブラシにつけて磨くだけなのでとても簡単なんですよ♪
実は子ども達の中には、歯磨き粉の味が嫌いな子や、辛く感じて嫌がる子も多いんです。
でもBRIAN(ブリアン)は味も『イチゴヨーグルト味』で美味しいし、成分もこだわっているので、子どもも嫌がらず使ってくれますよ。
うちの娘は味が気に入ったのか、歯磨きの度に「味わって」いましたから…(笑)
歯磨きを嫌がらないだけで、あなたの育児の負担は「グッ」と減りますよね。
毎回大泣きされたり逃げ回られると、それだけで体力と精神力を消耗してしまいますから…。
それにフロスを使わず歯ブラシ1本で歯の間の虫歯予防ができるのも、かなり魅力的!
歯磨き粉なら、「面倒臭がり屋さん」でも毎日使えますから^^
歯科衛生士として13年。たくさんの子ども達と関わる中で「正しくケアしていれば、虫歯にならなかったのに…」と、何度も悔しい思いをしてきました…。
「虫歯になっても、治療すればいいんじゃないの?」とあなたは思うかもしれません。
でもね。
1度削った歯は2度と元には戻りません。
それに、「今の歯磨き方法」のまま大人になれば、虫歯はもちろん歯周病にもなりやすい口の中になってしまいます。
もし「今」子ども達が虫歯や口の中にトラブルをかかえているなら、今と「何か」を変えないと、この先も状況は変わりません!
むしろ悪くなってしまいます!
それに虫歯になって何度も歯医者に通えば、嫌がる子どもを説得して通院しなければならず、あなたの負担も大きくなってしまいます。
だからこそ子ども達には、早い時期から正しいケア方法を知って習慣にしてほしいのです。
確かな結果を感じることで、子ども達自身も「もっと良くしていこう」というモチベーションも高まります!
大丈夫!
意識とやり方を変えれば、歯や歯ぐきは必ず応えてくれます。
いい結果になった子ども達をたくさん見てきたからこそ、自信を持って言えるんです!
虫歯のない真っ白で綺麗な子どもの歯を見ることは、あなた自身とてもテンションが上りますよ^^
ガムが噛めない子は、虫歯予防のために「歯磨き粉」にこだわってみましょう^^
使って気に入らなくても、60日間の返金保障もあるので安心して試せますよ^^
もちろん送料無料で代引き手数料も無料です♪
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詳しい使い方は、こちらが参考になるのでぜひ♪
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