毎日仕上げ磨きしてるけど、正直きれいに磨けているか自信がない…。
虫歯になったらどうしよう…。
歯の汚れって白っぽくて見えにくいので、磨けているかどうか、パッと見では分かりませんよね…。
だからあなたも『毎日仕上げ磨きしてるけど、ちゃんと磨けてるの?』と心配になってるんだと思います。

そんなときは『染め出し液』をつかって、歯の汚れに色をつけてみましょう^^
汚れが見えるだけで、
- 磨き残しを一気に減らすことができる
- 自分の『磨き癖』を知ることができる
ため仕上げ磨きをしたあと、ツルツルの歯になれるんです^^
ここでは、
- 染め出し液は安全なのか?
- 何歳からつかえるのか
- おすすめ品は?
- なぜ「磨き残し」だけ赤く染めることができるか?
について紹介します^^
染め出し液を上手につかえば、仕上げ磨きの効率がよくなり、口の中を今より何倍もキレイにすることができます!

ぜひ参考になさってくださいね^^
子供の仕上げ磨き!磨き残しチェックに赤い染め出し剤がおすすめな理由
磨き残しは、磨きにくい
- 歯の間
- 歯と歯ぐきの間
に多くあります。
あなたの歯も、歯ぐきに近い部分を
- 爪の先
- 爪楊枝
でこすってみてください^^
黄白色の、ネバネバした汚れがつきますよね^^;

これが、虫歯や歯周病の原因となります。
しかもこの汚れは、細菌のかたまり!
なんと耳かき一杯のプラークで、数億もの細菌がウヨウヨ存在しているんです。

しかも歯の汚れは、歯と同じようなの白っぽい色。
たくさん歯についていれば目で確認しやすいですが、少量ではなかなか確認しにくい汚れです…。
その結果、歯ブラシできちんと磨けたか分かりにくいため、磨き残しができる原因になっていたんですよ…。
だからこそ、染め出し液で『どこに磨き残しがあるか』を目で見ることで、
汚れを確実に落せるようになり、虫歯予防ができるようになるんですよ^^
磨き残し液の安全性は?
染め出し液で歯の汚れに色を付ければ、磨き残しをグン!と減らすことができます。
とはいえ、染め出し液は口の中に入れるもの。

『安全性は大丈夫なの?』って心配になりますよね。
もちろん大丈夫です^^
なぜなら染め出し剤に使われる色素は、食品添加物の合成着色料。
- お菓子
- かまぼこ
- ソーセージ
などに使われているものだからです。
安全に使用できるので、少しくらい飲み込んでも大丈夫ですが、
使用後は十分うがいをして、口の中に染め出し液が残らないようにしましょう!
磨き残し液はいつからつかえる?
染め出し液は、自分でクチュクチュうがいができる年齢からつかえます^^

目安としては、3歳くらいからつかう子が多くなります。
クチュクチュうがいができない場合は、綿棒に染め出し液を部分的につけて磨いてみるといいですよ^^
一部だけ染めるので、唾液はテッシュを拭き取ればOK!

うがいができない子は、磨きにくい部分にだけつかってみるといいですね^^
染め出し液を選ぶ5つのポイントと使い方
家で使う「染め出し液」を選ぶときは
- 手軽に使える
- 安く手に入る
- 粘膜などを刺激しない
- 味もよいもの
- よく染まるけど、自然に脱色するもの
の5つのポイントで選ぶのがおすすめです♪

家で使える3種類を紹介します^^
液状タイプ
液体タイプなら、はみがき上手 イチゴ味 180mlがおすすめです。
なぜなら、
- 綿球や綿棒で「部分的」に歯を染める
- 口に含んでブクブクして吐き出し「歯全体」を染める
ことができるからです。
しかもはみがき上手 イチゴ味 180mlのいいところは、歯磨き粉の役割もあること^^
だから磨いた後に、歯磨き粉を付けてもう1度磨く…という手間がかからないんです^^
使った後も歯が真っ赤にならず薄いピンクに染まり、歯ブラシで簡単に除去しやすいので小さい子でも使いやすいですよ^^

ただ舌は『かき氷のイチゴ』を食べた後のような色になり、色が取れるまでに少し時間がかかってしまいます…(笑)
錠剤タイプ
錠剤タイプのクリアデントは1粒ずつ包装されていて、持ち運びやすく手軽に使えます。

学校などでいっせいに染め出すときに、よく使われている製品です。
使い方は、口に入れ30回ほど噛んで唾液と混ぜ、舌で歯全体に細かくなった錠剤の液を塗っていきます。
ただし噛み方が甘かったり、奥歯の噛み合わせ面に粒が残ったりすることもあり、
- 染めた色が薄い
- 他の部分も染まる
のがデメリットです…。

噛むタイプは、小さい子にはつかいにくかもしれません^^;
直接歯に塗るタイプ
綿棒の先にすでに赤い色素が含まれていて、直接歯に塗る染め出し液もあります。

このタイプは、歯並び全体に使うのは難しいかもしれません。
でも
- 歯並びの悪い部分
- 磨きにくい部分
にだけ使うときに、手軽に使えて便利ですよ♪
しっかり色が付くので、染める前に「ワセリン」を唇や口の周りに塗って、色がつくのを避けましょう。
家で使える染め出し剤には3種類ありますが、小さい子にははみがき上手 イチゴ味 180mlが使いやすくてオススメです。

こちらも綿棒につけて部分的につかえますから^^
上手に磨けるまでは毎日使ってみて、磨けるようになったら週に1~2回程度使ってみるといいですね♪
歯垢染め出し剤(カラーテスター)の効果と磨き残しが赤く染まる仕組み
一見すると、どこについているのか分かりにくい歯の汚れ。
でも、染め出し液を使うことで、汚れのつき方が目でハッキリ確認しやすくなります^^

でもなんで、汚れだけ色がつくの?
って思いますよね。
その答えは、歯の汚れの『構造』にあるんです。
実は『歯の汚れ』って、
- 表面部分
- 内側
からつくられています。
表面から入った染め出し液は、内側へ浸透していきます。
そして汚れを作っているタンパク質と結合して、色がつきます。
でもこの色素は、歯や歯ぐきには浸透していきません。

そのため『汚れ』だけが染まっていく!という仕組みなんです。
たとえるなら…。
水性のマジックは紙に書くことは簡単ですが、ガラスには書ませんよね。
- 紙を「歯の汚れ」
- ガラスを「歯や歯ぐき」
と、イメージをしてもらえると分かりやすいかもしれませんね♪
赤色と青色の2色で染まるのはどうして?
補足ですが、染め出し液の中には
- 赤色に染まるもの
- 赤と青に染まるもの
と種類があります。
中でも、赤色と青色に染まる染め出し剤を使うことで、
- 古い汚れ
- 新しい汚れ
を分けて染めることができるんですよ^^

「1つの染め出し剤」なのに2色の色で染まるって…なんだか不思議ね。
その理由は、『青色』は『赤色』より流れやすい特徴があるから^^
つまり、
- 表面の新しい汚れでは、青色が流れてしまうため赤色に染まる
- 流れた青色は、内側の古い汚れに浸透するため青く染まる
というわけです。
つまり、赤と青の2色で染めることで
- ずっと磨けてない場所
- 今日磨けてない場所
がひと目で判断ができるんですよ^^

このタイプは、小学生など大きくなってからつかういいですね。
磨き残し液の使い方まとめ
どこに磨き残しがあるか分かってないと、せっかく仕上げ磨きをしても、汚れが残る原因になってしまいます。
でも自分の磨き癖を知ることができれば、磨き残しは確実に減ります!

何もつけずに磨くより、赤く染め出した方がキレイに磨ける確率がグッと上がります♪
しかも「赤い部分をキレイにしよう!」と集中して磨けるようになります。
染め出し液は使ってみると、簡単で効果抜群です!
ぜひ仕上げ磨きに自信がないときは、染め出し液を上手に使ってみてください^^
クチュクチュうがいができる子なら、週に1〜2回でもつかうとグン!と磨きの残しが減って口の中がキレイになりますから^^
▼磨き残しが分かったら、具体的な磨き方もマスターしましょう▼

▼おやつの摂り方も見直すと、さらに口の中が綺麗になりますよ♪▼

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