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赤ちゃんがストローを嫌がるのはラッキー!コップ飲み練習の方が歯並びが悪くならない理由

離乳食
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ストロー飲みを練習させいのに、嫌がって練習できない…。
コップとストロー飲みって、どっちから練習すればいいの?

という悩みに、約200人の赤ちゃんの食事指導に関わってきた歯科衛生士がお答えします^^

 

結論から言うと、ストロー飲みは早くから練習する必要はありません^^

 

なぜなら早くから赤ちゃんに「ストロー飲み」を教えることは、

  • 食べこぼしの多い子になる
  • 歯並びが悪くなる可能性がある

などデメリットしかないからです。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

とはいえストローって、こぼさず飲んでくれるから便利ですよね…。

 

でもストロー飲みをさせるなら、2歳以降まで待ってほしいんです。

 

この記事では、早くからストロー飲みを覚えるデメリットについて歯科衛生士が解説していきます。

 

 

『ストロー飲み』と『コップ飲み』では、まったく口の動かし方が違います。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

『悪い口の使い方』を習慣化しないため、ぜひ参考になさってください。

 

 

 

ストローよりコップ飲み練習を赤ちゃんに優先すべき理由

スロトー飲を始める時期

歯科衛生士としては、ストロー飲みは2歳以降までおすすめしません。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

水分補給は、コップでおこなってほしいんです。

 

なぜなら赤ちゃんが早くからストロー飲みを覚えると、赤ちゃんは『舌の間違った使い方』を覚えてしまうから。

 

舌をじょうずにつかえなくなると

①食べこぼしが多くなる
②歯並びが悪くなる

などデメリットが多くなってしまうんです。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

そんなバカな…と思いましたよね。

でも本当なんです。

 

食べこぼしが多くなる

ストロー飲みが癖になると、食べこぼしが多くなります。

 

その理由は、ストローを飲むときの「舌」の動きにあります。

 

 

まず前提として、わたし達が

  • 食べる
  • 飲む
  • しゃべる

ときの『舌の動き』は、基本上下の動きだけ。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

『あ行〜わ行』まで言っても、
舌を『前』に出して発音するものは、ありませんよね。

 

もちろん、食べ物を食べたり飲んだりするときも、
舌が『前』に出ることはありません。

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

試しに、唾液を飲み込んでみましょう^^

舌が上あごに付いたまま、ゴックン!と唾液を飲み込みますよね?^^

 

 

このように舌先を上あごに付けたまま、

  • 食べ物
  • 飲み物

と喉に送り込むことで、きれいに食べることができるんですよ^^

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

舌を『上下』に動かせることは、きれいに食べたり発音するための

絶対条件^^

 

 

ではつぎに、ストローでジュースを飲むマネをしてみて下さい^^

 

ストロー飲みをすると、「舌の先」は『下の前歯の後ろ』あたりに付き
『前後』に波打つように動いていますよね。

 

 

繰り返しますが舌は基本的に、『上下』に動くのが正常な状態です。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

舌を『前後』に動かすのは、英語の発音のときくらいです^^

 

 

つまり、早くからストロー飲みをはじめてしまうと、
赤ちゃんは「前後に動かす間違った舌の使い方」を覚えてしまう!ということ。

 

 

その結果、食べ物を飲み込むときに『舌』が前に出てしまい、

 

  • 食べこぼしが多くなる
  • 迎え舌になる

 

など「食べ方」や「飲み込み方」に、悪影響を与える可能性があるんですよ。

 

 

食べ物を飲み込むには、

舌の上に食べ物をおく

舌先を上あごにつけるんです

舌先をつけたまま、喉に食べ物を流し込む

必要があります。

でも『舌が前に出る癖』があると、飲み込む瞬間に舌が前に出て
食べ物が口から出てしまうんです。

歯科衛生士
歯科衛生士

このような理由から、ストロー飲みを早くから覚えるのはよくないんです…。

 

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歯並びが悪くなる

さらに早くからストロー飲みが癖になると、歯並びにも悪影響が出る可能性があります。

 

 

ストロー飲みで「舌を前後に動かす動き」が癖になれば、
赤ちゃんは無意識に、舌で歯を押すようになります。

 

「舌は筋肉の塊」です!

 

歯科衛生士
歯科衛生士

舌で歯を押していると、
歯にはずっと力がかかり続けてしまいます。

 

その結果、前歯が前に倒れて、歯並びが悪くなる可能性が高くなるんですよ。

 

歯は、

  • 舌で歯を押す
  • 唇を噛む
  • 指シャブリをする

など継続的に歯に力がかかると、簡単に動いてしまいます。

 

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歯科衛生士
歯科衛生士

だからこそコップ飲みがおすすめなんですよ^^

 

 

ストロー飲みはいつから?2歳まで待って!

ストロー飲みのデメリット

繰り返しますが、早くからストロー飲みを覚えると、舌を前後に動かす『間違った動き』を覚えてしまいます。

 

だからこそストロー飲みは、2歳以降から考えるようにしましょう。

 

それまでは、コップで飲ませてあげてほしいんです。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

とはいえストロー飲みって、こぼさず飲んでくれるし、親も楽ですよね…。

でも「楽」という理由で、早くからストロー飲みをさせるのは…ちょっと待って欲しいんです。

 

 

赤ちゃんの将来の「歯並び」や「食べ方」まで考えると、
やっぱり、コップを使って飲ませることを歯科衛生士としておすすめしたいんです。

 

成長には「適正な時期」があります!

 

たとえば、何かの事情でしゃべれなくなっても、
リハビリをすることで回復する可能性は十分ありますよね。

 

 

でも、「言葉を覚える時期」にしゃべる訓練ができなかった子に、
あとで『1』から言葉を教えていくのは…相当な苦労が必要になると思いませんか?

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

これは食べることも同じです!

 

「間違った舌の使い方」を早くに覚えてしまうと、
成長してから「正しい舌の使い方」に直すことは、相当な根気と時間が必要になります…。

 

 

実際わたしが働いていた歯医者でも、「間違った舌の動き」を直すのに苦労している子ども達が大勢いました(汗)

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

わたしも娘を育てているので、
飲み物をこぼされたときのイライラはよく分かります…^^;

 

でもね。

 

コップでも、練習すれば上手に飲めるようになります!

 

 

それに外出先でコップが面倒なら、ふたを開けて直接飲めるタイプの水筒を用意すれば問題ありません♪

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

ワンタッチで飲めるので手間もかかりませんし、
慣れれば一人でも、問題なく飲めますから♪

 

家ではコップ、外出先では直接飲める水筒をつかえば
ストローを使えなくても、なんの問題もありませんよ^^

 

だからお願いです。

『舌の前後の動き』を癖にしないためにも、最低2歳頃までは、ストロー飲みは待ってほしいんです。

 

 

ママ
ママ

でもやっぱり、ストロー飲みも練習した方がいいんじゃ…。

と心配になるかもしれませんが、ストロー飲みはすぐできるようになりますから^^

 

歯科衛生士
歯科衛生士

我が家も2歳までストロー飲みはさせていませんでした。
が、2歳すぎに試してみたら1回で飲めていました^^

 

だからデメリットの多いストロー飲みを、あえて早くから練習する必要はないんですよ^^

 

我が家が買って失敗したWowCup

わたしは最初から、普通のコップで娘にお茶を飲ませていました^^

 

 

歯科衛生士
歯科衛生士

でもやっぱり最初はこぼすじゃないですか…^^;

 

その状況を見ていた夫がこのコップ↓を買ってきたんです。

 

このコップ、蓋を閉めたままのこの状態↑でも、飲めるという魔法のコップ^^

倒しても中のお茶が出てこないんです^^

 

早速飲ませてみると、娘の吸引力では、これがぜんぜんお茶が出てこない…。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

結局、蓋を外して普通のコップをしてつかうことに^^;

 

夫なりの気遣いだったんですけど、やっぱり普通のコップの方が使いやすいし、練習すればこぼさず飲めるようになるので、
正直、必要なかった買い物でした^^;

 

 

 

赤ちゃんのストロー飲みを嫌がるまとめ

『ストロー飲み』と『コップ飲み』では、まったく口の動かし方が違います。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

ストロー飲みはたしかに楽です。

 

でも、早くからストロー飲みを覚えると、舌を『前後』に動かす、『間違った舌の動き』が習慣になり

  • 食べこぼしの多い子
  • 歯並びの悪い子

になる原因になります。

 

 

 

ストロー飲みのように「前後に舌を動かす動き」を早くから覚えてしまうことは、デメリットしかありません。

 

 

だからこそ「ストロー飲み」は、最低2歳頃まで待ってほしいんです^^

 

 

 

 

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