子供の歯が茶色や黒や白い原因は?乳歯の虫歯の見分け方をプロが解説!

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子供の歯を磨いているとき、

  • あれ?乳歯の表面が白っぽく濁ってる
  • 乳歯の歯の間に茶色い点がある
  • 奥歯のかみ合わせ面が黒くなっている

と気付くことがあります。

 

白いピカピカの乳歯に色がついてしまえば、ショックですし、虫歯かどうか心配で不安になってしまいますよね点。

 

でも実は、乳歯の虫歯を色だけで判断するのは危険なんです!

 

そこでこの記事では、

  • 乳歯の虫歯の見分け方
  • 虫歯になりやすい場所の歯磨き方法

を歯科衛生士が紹介していきます。

 

乳歯の虫歯はすぐに大きくなります。

だからこそ小さな虫歯を見逃さないよう、乳歯の虫歯の「色の特徴」を知って、スムーズに対処できるようになりましょう!

 

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表面が白色の乳歯は虫歯になっている可能性がある

乳歯の虫歯

健康な乳歯の表面は、透明感がある白色をしています。

しかし、表面が曇った感じの「白濁」になってきたら要注意!

 

歯の表面が「白濁」しているということは、表面のカルシウムが溶けて虫歯になっている状態です。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

しかも乳歯の虫歯は、白色のまま大きくなってしまうので、なかなか気づきにくいんです(汗)

 

乳歯の表面が「濁った白色」になっていたら、その部分に汚れがたまらないように丁寧に磨きましょう!

 

白い虫歯の治療方法

まだ穴があいてなく、乳歯の表面が白濁になっているだけなら

  • フッ素を塗ってもらう
  • 食生活に気をつける
  • フッ素入りの歯磨き粉を使う

ことで、虫歯の進行をおさえていきます。

 

なお、家でつかう子供用の歯磨き粉は、下の記事↓に選び方をまとめているので、合わせて参考になさってくださいね。

0歳から使える飲み込んでもいい歯磨き粉!うがいができない赤ちゃんや子供に安心な3つのオススメ品。
赤ちゃんがつかう歯磨き粉は、絶対に適当に選ばないで下さい! わたしが歯医者で働いているとき、ママ達からの質問で多かったのが ①赤ちゃん用の歯磨き粉の選び方が分からない。 ②うがいができないのに歯磨き粉を使っていいの? ...

 

茶色や黒い乳歯の虫歯は穴があいている可能性が高い!

茶色い乳歯の虫歯

乳歯の虫歯が「白色」の理由は、乳歯は永久歯と比べて「歯の質」も弱く、虫歯の進行も速いため、色が付く前に虫歯が広がってしまうからです。

 

だからもし白濁でなはく、茶色や黒っぽく変色している乳歯があれば、穴が開いて虫歯になっている可能性が高いのです!

 

歯科衛生士
歯科衛生士

しかも困ったことに、小さい虫歯では、子供達が「痛い!」と訴えてくることはほとんどありません(汗)

 

子供達はまだ痛みの感覚が発達途中のため、自覚症状も少なく、知らない間に虫歯が神経まで進んでることも多いのです…。

 

しかも痛みを訴えてくる理由も、虫歯の痛みより、虫歯の穴に食べ物がつまって歯ぐきが腫れて痛がる場合がほとんど。

 

さらに痛みは出たり引いたりする特徴があるので、痛みを訴えていた子が「もう治った!」と言ってくることもよくあり、そのまま放置されることも多いんです。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

もちろん、痛みがなくなっても決して治ったわけではありません!

 

一時的に痛みが引いただけなので、きちんと治療してもらいましょう!

 

穴があいた部分の治療方法

少し穴があいた状態なら、虫歯を削って歯科用のプラスチックをつめます。しかし、神経にまで虫歯が進んでしまえば、神経をとる治療は必要になります。

 

乳歯の虫歯ができやすい3つの場所と磨き方

乳歯を虫歯にしないためには、虫歯になりやすい場所を知っておくことが大切です。

 

では次に、乳歯が虫歯になりやすい

  1. 上の前歯
  2. 奥歯やかみ合わせ面
  3. 歯ぐきとの境目

の3ヶ所の歯磨き方法を解説していきますね!

 

①上の前歯が虫歯になりやすい理由

上の前歯の歯と歯ぐきの間は、唇で隠れているため、唇を上げて磨かないと磨き残しが多くなる場所です。

乳歯の上の前歯が虫歯になりやすい理由

また、上の前歯を磨くときに注意したいのが、唇と歯ぐきをつないでいる上の写真↑の「筋」の存在です。

乳歯の上の歯の磨き方

歯ブラシが当たると子供達が痛がる場所なので、磨くときは人さし指で「筋」をカバーしながら、指に歯ブラシをそわせるように磨いてみましょう!

 

もし前歯が虫歯になっても、軽度なら

  • 「虫歯の進行止めの薬」を塗る
  • 虫歯を削って隙間をつくり、虫歯が広がらない環境にする

処置で対処できます。

 

また、虫歯の進行具合によっては永久歯に生え変わる6~7歳頃まで様子をみる場合もありますから、担当医とよく相談してみましょう。

 

②奥歯や噛み合わせ面の磨き方

奥歯の噛み合わせ面は、永久歯と同じく汚れが溜まりやすいため注意が必要です。

 

特にまだ生えかけの奥歯は、真っ直ぐ歯ブラシを入れただけでは毛先が当たらないので、歯ブラシを横から突っ込んで磨くなどのテクニックが必要です。

 

乳歯の奥歯の磨き方

ぜひ奥歯に生えかけの歯があるときは、上の写真↑のように、歯ブラシの柄で頬っぺたを引っ張りながら磨いてみましょう。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

視野の確保もしやすく、歯の間にも毛先がよく当たるようになりますよ♪

 

さらにもう1つ!

上の奥歯の頰っぺた側を磨くときは、大きく口を開けない方が磨きやすくなります。

その理由は、大きく口を開けると頰っぺたが伸び、歯ブラシが入るスペースが狭くなってしまうからです。

img_0424

口は小さく半開き程度にしたり、写真↑のように子供に『イー』と言ってもらうと、頰っぺたが緩んで歯ブラシが奥まで届きやすくなりますよ♪

 

下の奥歯の内側の磨き方

下の奥歯の内側の磨き方

 

ママ
ママ

下の奥歯の裏側は、舌が邪魔して磨きにくいのよね…。

内側を磨くポイントは、磨くときに子どもに『アー』と言ってもらうこと。

すると舌が一瞬下がり、歯がよく見えるようになるので、その間に歯ブラシを上から突っ込んで磨いていきましょう♪

 

③歯ぐきとの境目の磨き方

歯ぐきの間の磨き方

写真のように↑歯と歯ぐきとの間も、磨き残しが多くなる場所です。

歯ぐきの間が磨けていないと虫歯だけでなく、歯ぐきが腫れて歯肉炎の原因になってしまうので、丁寧に磨いてあげましょう。

 

磨くときのポイントは

  • 歯ブラシを真っ直ぐ当てる
  • 歯ブラシは毛先がズレやすくなるので、2本ずつ磨く

の2つです。

 

 

子供の虫歯予防に大切なこと

子供の虫歯予防に大切なこと

実は、子供の虫歯は、1番関わりのあるママの口の中の環境唾液の中の虫歯菌の数に影響されてしまいます。

 

つまり、ママの口の中の虫歯菌が多いと、赤ちゃんへの感染リスクは高くなり、逆にママの虫歯菌が少ないと感染リスクは低くなる!ということ。

 

しかし逆に考えれば、大人の口の中を清潔にすることで、赤ちゃんや子ども達への虫歯の感染リスクを下げることができる!と言えますよね。

 

乳歯が生えそろう2歳半頃までに虫歯菌が感染すると、その虫歯菌はずっと赤ちゃんの口の中に住み続けてしまいます…。

 

つまりこの期間は特に、虫歯菌に感染させないように気を付けてあげることが大切です。

 

赤ちゃんの虫歯予防のためには、赤ちゃん自身の口の中を綺麗にすることも大切ですが、もっと大切なことは、パパやママ大人の口の中を清潔にすること!

 

具体的な虫歯予防の方法は、下の記事↓にまとめているのでぜひ参考になさってくださいね。

これならできる!自分でできる歯周病や虫歯の正しい3つの予防方法。
毎日歯磨きしているのに、 歯ぐきがブヨブヨする 口臭が気になってきた 歯磨きすると歯ぐきから血が出る 歯磨きしていても虫歯が繰り返しできる と、気になっていませんか? これら虫歯や歯周...

 

 

乳歯の虫歯予防まとめ

乳歯の表面が「白く濁った色」になっている部分は、虫歯になっている場所です。

さらに乳歯が茶色や黒色になって場所は、歯の表面に穴があいている可能性が高いため、早めに治療にいきましょう!

 

また家では、虫歯になりやすい

  1. 上の前歯
  2. 奥歯やかみ合わせ面
  3. 歯ぐきとの境目

の3つの場所を、特に丁寧に磨いてあげることを意識してみましょう!

 

生まれたばかりの赤ちゃんに虫歯菌はいません。虫歯菌はパパやママから感染してしまうのです。

 

良くも悪くも、子どもの口の中は親の口の中と似てきます。

口の中が汚い親だと、当然子どもの口の中も汚くなりますよね。

 

だからこそ、わたし達大人が自分自身の口の中を綺麗にしておくことも、乳歯を虫歯にしない方法なんですよ!

 

▼大人の虫歯や歯周病予防の歯磨き方法は、こちらが分かりやすいです▼

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