何も食べてないのに口の中で味がする!味が薄く感じる原因と4つの予防方法

口の中のトラブル
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あなたもこんな症状はないですか?

  • 味が薄く感じる
  • 全く味がしない
  • 口の中に何もないのに、いつも味を感じる
  • ある特定の味(例えば甘いなど)が分からない
  • 辛い味をしょっぱく感じるなど「違う味」で感じる
  • 食べ物が嫌な味に感じる
  • 味が強く感じる

こんな症状があれば、味覚障害の可能性があります。

 

味覚障害は本来、高齢者の方に多くみられる病気。

 

その理由は、飲んでいる薬の副作用で唾液の量が減ったり、歯周病など口の中のトラブルが多くなるから。

 

また、味覚障害の患者さんの中には

「食べ物の味がしないし、食べても砂やロウを食べているような感覚になる…」

と訴える方もいらっしゃるんです。

 

食べ物の味が「砂」や「ロウ」に感じれば、当然食欲もなくなってしまいますよね。そのままでは、栄養も十分摂れなくなって、体が弱ってしまうのは明らかです!

 

ママ
ママ

でも、わたしはまだ若いから「味覚障害」なんて関係ないわ…。

きっとあなたも、今、同じことを考えたと思います。

 

でも残念ながら、「味覚障害」は決してあなたも他人事ではない病気です!

 

とは言っても、

味覚障害は歯医者の治療だけで治るのでしょうか?

そもそも味覚障害になる原因はなんなのでしょうか?

予防する方法はあるのでしょうか?

 

分からないことも多いですよね。

そこでこの記事では、「味覚障害」になる原因や予防方法について歯科衛生士が分かりやすく解説していきます。

 

あなたにも「突然」襲いかかるかもしれない病気だからこそ、ぜひ最後まで読んでほしいのです。

 

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いつもより味が薄く感じる!口の中が変な味がする味覚障害の原因

口の中が変な味がする理由

わたし達が感じる味覚には

  1. 甘い
  2. 酸っぱい
  3. 辛い
  4. 塩っぱい
  5. うま味

の5つがありますよね。

 

味覚は美味しさを感じるためだけでなく、苦いものは毒がある、酸っぱいものは腐っているなど「味」を知らせることで、わたし達を危険から守ってくれています。

 

でも、どうやってわたし達は味を感じているのでしょうか?

 

実は舌には、味を感じる味蕾(みらい)というセンサーがあるんです。

センサーは玉ねぎのような形をしていて、約100個の細胞からできています。

 

そして口の中に食べ物が入るとセンサーが感知し、

  • 食べ物の温度
  • 歯ごたえ
  • 食べ物の香り
  • 見た目からの情報

など、いろんな情報を脳に送ることで「食べ物の味」を完成させているんです。

 

一方で味覚障害は、味を伝える道にトラブルが起きる病気です!

例えば

  • 薬の副作用
  • 味覚神経の障害(怪我や歯を抜いて味覚神経を傷つけたなど)
  • 脳の障害(脳腫瘍など)
  • 栄養障害(拒食症やダイエットなど)
  • 嗅覚の障害(蓄膿症など)
  • ストレス
  • 過度な喫煙

など、さまざまな原因が考えられるので、味覚障害のはっきりとした原因の特定は難しいとされています。

 

なかでも④の「偏った食事」が味覚障害を引き起こす原因になることも多いんです。詳しくみていきましょう!

 

 

亜鉛不足が味覚障害の原因になる理由

実は「亜鉛」が不足すると、味覚障害の原因になることがあるんです!

 

味覚を正しく感じるには、味を感じるセンサーを新しく作り変える必要がありますよね。

でも、亜鉛が足りないと味を感じるセンサーの再生がうまくできす、味覚障害を引き起こす原因になってしまうのです。

 

亜鉛が足りなくなる理由は「亜鉛を含んだ食品」を食べてないことも原因ですが、それ以外にも、

  • 薬の副作用
  • 食物繊維の取り過ぎ
  • アルコールの過剰摂取

でも亜鉛不足になるので注意しましょう!

 

 

ちなみに亜鉛を豊富に含む食品は

  • カキ
  • カニ
  • レバー
  • ごま
  • かずのこ
  • 玄米

などがあります。

 

亜鉛を豊富に含んでいる食品はたくさんあるので、うまく普段の食事でとり入れていきましょうね!

 

 

味を感じないだけじゃない!味覚障害の意外な症状とは

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ところで、「味覚障害」と聞くとあなたはどんなイメージを思い浮かべますか?

 

ママ
ママ

「味が分からなくなる病気」というイメージがあるわ。

 

でも実は、

  1. 味が薄く感じる
  2. 全く味がしない
  3. 口の中に何もないのに、いつも味を感じる
  4. ある特定の味(例えば甘いなど)が分からない
  5. 辛い味をしょっぱく感じるなど「違う味」で感じる
  6. 食べ物が嫌な味に感じる
  7. 味が強く感じる

の7つも、味覚障害の症状なんです。

 

 

中でも「いつも味を感じる」症状がある方は、唾液の量が減って口の中が乾燥していたり、歯周病が悪化している可能性があります(汗)

 

特に唾液の量が減る「ドライマウス」の方は要注意!

口の中がかわくしネバネバするならドライマウスが原因かも!乾燥する時の6つの対策方法
口の中がよくかわく…。 喋りにくい…。 パンが口の中で引っ付くし、食べ物が飲み込みにくい…。 虫歯や口臭が気になる…。 あなたもこんな症状に悩んでいませんか? 実は最近、...

 

唾液が少ないと、食べ物が溶け込んで味覚をキャッチするセンサーの反応が鈍くなり、味覚障害になる可能性が高くなってしまうんです…。

 

よく噛んで唾液を出すことはもちろん、マッサージをしたり、口の中を潤す保湿剤を使うことで症状を和らげていきましょう!

唾液をたくさん出す方法!かわいた口の中が潤う5つのマッサージの効果
口の中がかわく…。 喋りにくいし食事もしにくい…。 虫歯になりやすい…。 口の中がネバネバして口臭が気になる…。 あなたも、こんな症状に悩んでいませんか? 実は最近、唾液の出る量が減って口の中がかわくド...

 

 

しかも唾液の量が少なくなれば、口の中が傷つきやすくなり、口内炎などのトラブルが起こりやすくなってしまいます。

 

他にも歯周病や虫歯でうまく噛めない場合は、栄養不足になって「味を感じるセンサー」がつくられず、口の中の感覚がうまく働かなくなる可能性だってあります。

 

食べることでわたし達は「幸せ」を感じているのに、正確に味を感じられないと食事が楽しめないし、味気ない人生になってしまいますよね…。

 

そんなの悲し過ぎませんか?

 

歯医者に行った時にどう味覚障害の症状を伝えればいいの?

歯医者での味覚障害の治療方法

味覚障害の症状が出た場合、歯医者の治療だけで治るのでしょうか?

答えは、残念ながら完全には治りません。

 

その理由は味覚障害の原因は、いろんな要因が重なり合っているため、「原因の特定」が難しい病気とされているからです。

 

 

でも実は、問診で「原因の特定」がしやすくなる場合があるんですよ!

 

いつもと味の感じ方が違う場合

  • いつ、どんな風に始まったか
  • 口や歯などに変わったことや違和感はなかったか
  • 体調の変化はないか(風邪など)
  • 使っている薬の種類
    (抗精神薬、胃腸薬、降圧薬、抗アレルギー薬は副作用で唾液の量が減ることがあります)
  • 歯が痛くて食べられないなど、食事の状態

などを詳しく話すことが「味覚障害の原因の特定」につながるので、正確な情報を伝えることが改善のカギになります!

 

繰り返しますが味覚障害の原因は、全身の問題や薬の副作用などさまざまな理由が考えられているので、歯医者だけでなくほかの医療機関との連携も必要になります。

 

たとえば食べ物のにおいは「味」を決定する重要な要因ですが、「食べ物のにおいがしない」場合は耳鼻科を受診する必要がありますよね。

 

また味覚異常だけでなく、手足がしびれたり頭痛や発音しにくいなどの症状がある場合は、脳梗塞が原因の場合も考えられます。

 

 

つまり味覚の他に異常がある場合も、しっかり医師に伝えることが大切なんですよ。

 

 

舌の汚れを取りすぎて舌に傷がつくことも味覚障害の原因になる

薬の副作用などで唾液の量が減ると、口の中が不潔になりますよね。

 

すると虫歯や歯周病はもちろん、舌に舌苔(ぜったい)という白や黄色っぽい汚れがたまって、味覚に影響が出ることがあるんです。

 

 

しかも舌の汚れは細菌のたまり場!「口臭の原因」になる汚れです(汗)そのまま放っておくのは、もちろんよろしくありませんよね…。

 

ママ
ママ

それは大変だわ!早く綺麗にしないと!

ちょっと待って!実は、舌の汚れを取るにはポイントがあるの

舌は柔らかくデリケート。

無理に汚れを取ろうとゴシゴシ磨くと、逆に舌に傷がついて、味覚が感じにくくなる可能性があるんです。

 

舌の汚れは

  • 全部の汚れを取り除かなくてもいい
  • 1日1回の掃除で良い
  • 汚れがない場合は掃除しない
  • 奥から手前に優しくかき出す

 

など、正しいケアが必要です。

 

詳しい舌の汚れのケア方法は、衝撃!舌の黄色や白い汚れが口臭の原因だった!効果的な取り方と予防方法を参考になさってくださいね。

 

 

味覚障害の予防方法と原因まとめ

「普段と味の感じ方が違う…」と思ったら、味覚障害の可能性も疑ってみましょう。

 

でも、どの病院に行って分からない場合もありますよね。

 

そんな時は、まず歯医者を受診してみましょう。医科や味覚専門外来など、専門の機関を紹介してもらえますから。

 

 

覚えていてほしいことは、歯医者だけで味覚障害を治すことは難しい!ということ。

 

でも味覚障害の中には

  • 唾液の量が減って口の中が乾燥している
  • 歯周病が進んでいる
  • 口内炎や合わない「被せもの」で味覚センサーを傷つけている

場合もあるので、歯医者の治療が症状を和らげることにつながります。

 

 

まだあなたには先の話かもしれませんが、将来「口の中が渇いて食べにくい」「食べ物の味がわからない」などの異常を起こさないためにも、

①普段からよく噛んで食べたりマッサージをして、唾液が出る生活を心がける

②歯だけでなく舌も清潔に保つ

③偏った食生活や過度なダイエットはしない

④亜鉛を豊富に含む食品を摂るよう心がける

4つの方法で、味覚障害を予防しましょう!

 

食事が「砂やロウの味」では、食べる楽しみも生きる気力も無くなってしまいます!

 

そんな悲しい人生にならないよう、ぜひ他人事だと思わずに、今日から唾液が出る生活と丁寧な口のケアを始めませんか?

 

 

 

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