何も食べてないのに口の中で味がする!味覚異常の原因は病気を疑うべし!

口の中のトラブル

突然ですが、こんな症状はないですか?

  • 味が薄く感じる
  • 全く味がしない
  • 口の中に何もないのに、いつも味を感じる
  • ある特定の味(例えば甘いなど)が分からない
  • 辛い味をしょっぱく感じるなど「違う味」で感じる
  • 食べ物が嫌な味に感じる
  • 味が強く感じる

 

こんな症状があれば、味覚障害の可能性があります(汗)

 

味覚障害は本来、高齢者の方に多くみられる病気。

 

その理由は、飲んでいる薬の副作用で唾液の量が減ったり、歯周病など口の中のトラブルが多くなるから。

 

また、味覚障害の患者さんの中には

「食べ物の味がしないし、食べても砂やロウを食べているような感覚になる…」

と訴える方もいらっしゃるんです(汗)

 

食べ物の味が「砂」や「ロウ」に感じれば、当然食欲もなくなってしまいますよね。そのままでは、栄養も十分摂れなくなって、体が弱ってしまうのは明らか。

 

 

「でも、まだ若い自分には味覚障害なんて関係ないわ〜」とあなたも余裕たっぷりではダメ。

 

決して「味覚障害」は他人事ではない病気です!

 

 

でも、味覚障害は歯医者の治療だけで治るのでしょうか?

そもそも味覚障害になる原因はなんなのでしょうか?

予防する方法はあるのでしょうか?

 

そんな疑問に歯科衛生士が、できるだけ分かりやすく説明していこうと思います(^ ^)

あなたにも「突然」襲いかかるかもしれない病気だからこそ、ぜひ最後まで読んでほしいのです。

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口の中が変な味がする味覚障害の原因

味覚の表情のイラスト「美味しい」

わたし達が感じる味覚には

  • 甘い
  • 酸っぱい
  • 辛い
  • 塩っぱい
  • うま味

の5つがありますよね。

 

味覚は美味しさを感じるためだけでなく、苦いものは毒がある、酸っぱいものは腐っているなど「味」を知らせることで、わたし達を危険から守ってくれています(^ ^)

 

でも、どうやってわたし達は味を感じているのでしょうか?

 

実は舌には、味覚をキャッチする味蕾(みらい)というセンサーがあって(センサーは玉ねぎのような形をしていて、約100個の細胞からできています)、口の中に食べ物が入るとセンサーが感知し、得られた情報が味覚神経から脳に伝わって「味」を感じることができるんです(^ ^)

 

 

例えば

  • 食べ物の温度
  • 歯ごたえ
  • 食べ物の香り
  • 見た目からの情報

など、いろんな情報が脳に送られることで「食べ物の味」は完成しています\(^o^)/

 

一方で味覚障害は、味を伝える道にトラブルが起きる病気です。

例えば

  • 薬の副作用
  • 味覚神経の障害(怪我や歯を抜いて味覚神経を傷つけたなど)
  • 脳の障害(脳腫瘍など)
  • 栄養障害(拒食症やダイエットなど)
  • 嗅覚の障害(蓄膿症など)
  • ストレス

 

など、さまざまな原因が考えられるので味覚障害のはっきりとした原因の特定は難しいとされています(汗)

 

味を感じないだけじゃない!味覚障害の意外な症状とは

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「味覚障害」と聞くと、あなたはどんなイメージがありますか?

 

「味が分からなくなる病気」というイメージがありませんか?

 

でも実は、

  • 味が薄く感じる
  • 全く味がしない
  • 口の中に何もないのに、いつも味を感じる
  • ある特定の味(例えば甘いなど)が分からない
  • 辛い味をしょっぱく感じるなど「違う味」で感じる
  • 食べ物が嫌な味に感じる
  • 味が強く感じる

の7つも、味覚障害の症状です。

 

中でも「いつも味を感じる」症状の場合、唾液の量が減って口の中が乾燥していたり、歯周病が悪化している可能性があります(汗)

 

特に唾液の量が減るドライマウスの方は要注意!

 

唾液が少ないと、食べ物が溶け込んで味覚をキャッチするセンサーの反応が鈍くなり、味覚障害になる可能性が高くなってしまうんです…。

 

よく噛んで唾液を出すことはもちろん、マッサージをしたり、口の中を潤す保湿剤を使うことで症状を和らげていきましょう。

 

関連記事→家でできる唾液を増やす4つの方法!マッサージと体操で簡単に口の中を潤わそう!

 

しかも唾液の量が少なくなれば、口の中が傷つきやすくなり、口内炎などのトラブルが起こりやすくなってしまいます(汗)

 

また歯周病や虫歯でうまく噛めない場合は、栄養不足になって「味を感じるセンサー」がつくられず、口の中の感覚に不具合が出てしまうことも考えられます…(汗)

 

(中でも亜鉛は味蕾の細胞を作り出す栄養になるので、亜鉛が不足すると味覚が低下します。また、食物繊維の取り過ぎやアルコールの過剰摂取でも亜鉛不足になります)

 

食べることでわたし達は「幸せ」を感じているのに、正確に味を感じられないと食事が楽しめないし、味気ない人生になってしまいますよね(汗)

 

そんなの悲し過ぎませんか?

歯医者に行った時にどう症状を伝えればいいの?

歯医者の建物のイラスト

味覚障害はいろんな要因が重なり合っているため、「原因の特定」が難しい病気とされています(汗)

 

でも実は、問診で「原因の特定」がしやすくなる場合があるんですよ(^ ^)

 

いつもと味の感じ方が違う場合

  • いつ、どんな風に始まったか
  • 口や歯などに変わったことや違和感はなかったか
  • 体調の変化はないか(風邪など)
  • 使っている薬の種類
    (抗精神薬、胃腸薬、降圧薬、抗アレルギー薬は副作用で唾液の量が減ることがあります)
  • 歯が痛くて食べられないなど、食事の状態

を詳しく話すことが「味覚障害の原因の特定」につながるので、正確な情報を伝えることが改善のカギになります(^ ^)

 

味覚障害は歯医者の治療で治るの?

頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(女性)

味覚障害の症状が出た場合、歯医者の治療だけで治るのでしょうか?

答えは、完全には治りません(汗)

 

 

しかし、歯医者での治療で症状の緩和が期待できます(^ ^)

 

繰り返しますが味覚障害の原因は、全身の問題や薬の副作用などさまざまな理由が考えられているので、歯医者だけでなく他の医療機関との連携も必要になります。

 

 

たとえば食べ物のにおいは「味」を決定する重要な要因ですが、「食べ物のにおいがしない」場合は耳鼻科を受診する必要がありますよね。

 

また味覚異常だけでなく、手足が痺れたり頭痛や発音しにくいなどの症状がある場合は、脳梗塞が原因の場合も考えられます(汗)

 

味覚の他に異常がある場合も、しっかり医師に伝えることが大切なんです(^ ^)

 

舌の汚れを取りすぎて舌に傷がつくことも味覚障害の原因になる

歯医者さんのイラスト(女性)

薬の副作用などで口の中が乾燥し唾液の量が減ると、口の中が不潔になります。すると、舌に舌苔(ぜったい)という白や黄色っぽい汚れが溜ってしまいます。

 

そのまま汚れが舌に付着していれば、味覚に影響が出てしまいますよね…。

 

しかも舌の汚れは細菌の溜まり場になり、「口臭の原因」になる汚れです(汗)そのまま放っておくのは、もちろんよろしくありません…。

 

 

「そりゃ大変だ!早く綺麗にしないと!」と、ゴシゴシ磨きたくなる気持ちも分かりますが、ちょっと待ってください!

 

 

舌は柔らかくデリケート。

無理に汚れを取ろうとゴシゴシ磨くと、逆に舌に傷がついて、味覚が感じにくくなる可能性があるんです(汗)

 

 

舌の汚れは

  • 全部の汚れを取り除かなくてもいい
  • 1日1回の掃除で良い
  • 汚れがない場合は掃除しない
  • 奥から手前に優しくかき出す

 

など、正しいケアが必要です。詳しい方法は、衝撃!舌の黄色や白い汚れが口臭の原因だった!効果的な取り方と予防方法を参考にしてみてください(^ ^)

 

 

まとめ

「普段と味の感じ方が違う…」と思ったら、味覚障害の可能性も疑ってみましょう。

 

 

でも、どの病院に行って分からない場合もありますよね。

 

そんな時は、まず歯医者を受診してみましょう。医科や味覚専門外来など、専門の機関を紹介してもらうこともできますから(^ ^)

 

覚えていてほしいことは、歯医者だけで味覚障害を治すことは難しい!ということ。

 

 

でも味覚障害の中には

  • 唾液の量が減って口の中が乾燥している
  • 歯周病が進んでいる
  • 口内炎や合わない被せ物で味覚センサーを傷つけている

場合もあるので、歯医者の治療が症状緩和につながることも事実。

 

 

まだあなたには先の話かもしれませんが、将来

  • 口の中が渇いて食べにくい
  • 味がわからない

などの異常を出さないためにも、普段からよく噛んで唾液が出る生活を心がけ、口の中を清潔に保つことがトラブル回避につながります(^ ^)

 

食事が「砂やロウの味」では、生きる気力も無くなってしまいますよね。

 

他人事だと思わずに、今日から唾液が出る生活と丁寧な口のケアを始めませんか?(^ ^)

 

 

 

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