歯医者の歯磨き指導、断る事はできるの?毎回練習させられる2つの理由

唾液の効果
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歯医者の歯磨き指導って断れないのかな…。

何度も同じようなことを言われるし、お金をとられるのも嫌だな…。

という疑問に、これまで何千回と歯磨き指導をしてきた歯科衛生士が、13年の経験からお答えします!

 

あなたも、繰り返し何度もおこなわれる「歯磨き指導」に、嫌気がさしていませんか?

正直「歯磨きなんていいから、さっさと治療を終わらせてよ!」と思ってしまいますよね。

でも結論から言えば歯磨きができてないと、いくら治療で歯を治しても、また虫歯や歯周病を繰り返してしまいます!

 

そこでこの記事では、

  • なぜ毎回歯磨き指導をされるのか
  • 歯磨き指導は断れるのか

という疑問を解決していきます。

 

毎回同じような歯磨き指導に嫌気がさしているあなたは、ぜひ参考になさってくださいね。

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歯磨き指導はいらない!断ってもいいの?歯磨き指導の2つの意味

歯医者の治療は、ただでさえ回数がかかります。

そのうえ歯磨き指導まで加わると、ますます治療期間が延びそうで嫌になりますよね。

ママ
ママ

そうなの!

だから「歯磨き指導」を断りたいんだけど、断ってもいいものなの?

 

もし歯磨き指導を断りたいときは、

「今は忙しくて、歯医者に通える時間が取れないんです。だから今回は、最低限の治療でお願いできますか?」

と、やんわり断ってみましょう。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

ただし、歯医者が歯磨き指導を提案したということは、あなたの磨き方に「なにかしら問題がある」からです。

なのでまずは、断る前に「歯磨き指導」にはどんな意味はあるのかを知っておきましょう♪

 

実は歯磨き指導には、

①磨き癖を知って磨き残しを減らす

②治療の効果を長持ちさせる

という2つの大切な意味があるんですよ。

 

磨き癖を知って磨き残しを減らす

歯科衛生士
歯科衛生士

どんなに丁寧に磨いたつもりでも、磨き残しはできます。

あなたもぜひ、爪や爪楊枝で歯をこすってみましょう。

「白いネバネバした汚れ」が取れませんか?

 

その汚れこそ、虫歯や歯周病の原因となる「細菌の塊」です!

なんとこの白いネバネバ汚れには、耳かき1杯で、数億個もの細菌がウヨウヨしているんですよ。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

たとえが汚いですが、同じ量のウンチより細菌の数が多い!と言われているんです…。

ママ
ママ

想像するだけでゾッとするわね(汗)

もちろんわたし達の体の中には「免疫機能」があるので、ある程度細菌がいても、すぐに病気になることはありません。

でも口の中の細菌の数が増えると、虫歯や歯周病になる確立はグッと高くなってしまいます!

 

だからこそ虫歯や歯周病予防のためにも、原因となるネバネバ汚れを落とす「歯磨き」が欠かせないんですね。

 

ママ
ママ

でもわたし、毎日歯磨きしてるんだけど…。

と思いますよね。

でもね。

「磨いている」と実際に「磨けている」とはまったく違います!

 

つまり自分では「綺麗に歯磨きできた!」と思っていても、実際は歯の表面しか磨けてなく、歯の間や歯ぐきの間に磨き残しが残っていた!なんてことは普通にあるんですよ。

 

しかも多くの場合、自己流の歯磨きでは「磨き残し」ができます。

歯科衛生士
歯科衛生士

だからこそ、歯科衛生士が磨き癖を見つけて、効率よく歯磨きできるようにお手伝いしているんですよ♪

 

治療の効果を長持ちさせる

そしてもう1つ。

歯磨き指導には、歯医者でおこなった治療を長持ちさせる意味があります!

 

いくら歯医者でクリーニングや治療をしても、毎日の歯磨きが適当になら、すぐに細菌が繁殖してしまいます。

その結果、虫歯や歯周病になりやすい口の中になってしまうんですよ。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

例えば、「月に1度エステケアをしているから!」と、家で化粧水や乳液をつけずに過ごしていては、お肌は綺麗になりませんよね…。

それは歯も同じ。

もちろんクリーニングしたり歯石を取れば、口の中の悪さをする細菌が減るため、歯ぐきの炎症も「ある程度」は改善していきます。

 

しかしその後、きちんと歯磨きできてない状態では、数週間でまた細菌が増えていき、1~2ヶ月もすると治療前と同じような細菌環境に戻ってしまうのです…。

 

これではいくら歯医者でクリーニングしていても、また虫歯や歯周病を繰り返してしまいますよね。

つまり、クリーニングや治療した状態を少しでも長持ちさせるためにも、「正しい歯磨き」は必要不可欠なのです!

 

ママ
ママ

歯磨き指導を何度も繰り返されることには、こんな理由があったのね…。

 

どうしても毎回の歯磨き指導が嫌な時の対処法

それでもどうしても歯医者で歯磨き指導を受けたくないときは、自分ですみずみまで磨けるようになりましょう。

 

そのためにも、

①磨き癖を知る

②歯をよく見て磨く

の2つを意識しましょう。

磨き癖を知る

無意識に歯磨きしていると、

  • 磨けている場所
  • 磨けてない場所

が出てきます。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

でも「磨き癖」って、自分では分かりませんよね。

そんなときは、週に1回でもいいので、「染め出し液」をつかって、磨けてない場所に赤く色をつけてみましょう!

 

なお「はみがき上手」なら、歯磨き粉の効果もあります。

そのため染め出したあと、また歯磨き粉をつけて磨く必要もないため、つかいやすいですよ。

 

▼「染め出し液」の詳しいつかい方は、下の記事が参考になります▼

子供の磨き残しには赤い染め出し液がオススメ!効果とデメリットを解説。
毎日歯磨きしているつもりなのに、 虫歯になる 歯周病になる 歯医者で磨き残しを指摘される 歯石が付きやすい など、あなたも悩んでいませんか? 自分では磨いているつも...

 

歯をよく見て磨く

磨けてない場所が分かったら、歯をよく見て汚れを落としていきましょう。

 

ママ
ママ

そんなの当たり前のことじゃ…。

と思いますよね。

 

でも、あなたも自分の歯磨きを思い出してみましょう。

目の前に鏡はあるけど、なんとなく自分の顔を見ながら磨いたり、口元は見ていても歯1本1本見ながら磨くことは少ないですよね。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

つまり、歯をしっかり見ながら歯磨きするだけで、あなたの歯磨きは劇的に良くなるんです♪

アイメイクだって、目をよく見ながらメイクしないと、うまく仕上がりませんよね。

ガタガタなアイラインになったり、均等にマスカラをつけることができません。

 

それは歯磨きも同じ。

歯を見ずに歯磨きするということは、鏡を見ずにメイクをするようなもの。

とうぜんムラができてしまうため、磨いているのに磨き残しが増えてしまうのです。

歯科衛生士
歯科衛生士

だからこそ、まずは自分の「磨き癖」を知って、磨き残しをなくす必要があるんですよ。

 

具体的には、汚れが溜まりやすい

  • 歯ぐきの間
  • 歯の間

の2ヶ所に毛先が当たるように磨き方を変えていきましょう!

 

ぜひ下の図↓のように、歯ぐきにも少し毛先が当たるように歯に直角(90度)に歯ブラシを当てることを意識してみて下さい。

歯ブラシの当て方

歯科衛生士
歯科衛生士

歯だけではなく、歯ぐきにも毛先が当たるように磨くと、歯ぐきの間の汚れまでしっかり落とすことができますから♪

 

次は動かし方です。

ポイントは、鏡を見ながら2本ずつ磨くことです。

 

大きくゴシゴシ磨きたい気持ちは分かります。

でもゴシゴシ歯ブラシを動かすと、毛先が歯ぐきの間からズレて、磨き残しができてしまうのです。

歯磨き方法

そして歯の裏側は、上の図↑のように、毛先を「斜め」に当てると、歯ぐきの間まで毛先が届きやすくなりますよ。

 

なお歯ブラシは、歯ぐきに炎症がない場合は、「ふつう」の固さを選びましょう。

もし歯ブラシ選びに迷っているなら、女性の口でも奥まで磨きやすいルシェロが個人的につかいやすくておすすめです♪

 

一方で歯ぐきに炎症があったり、歯ブラシが当って痛いときは、ルシェロP-20のように柔らかい毛先の歯ブラシをつかいましょう。

 

なお「場所別の詳しい磨き方」は、下の記事に写真付きで紹介しているので合わせて参考になさってくださいね。

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歯磨き指導は断ってもいいの?まとめ

歯医者に行くと、何度も歯磨き指導をされ「しつこいなぁ〜」と思ってしまうかもしれません。

でもうまく歯磨きできないまま治療しても、時間がたてば必ずまた歯や歯ぐきにトラブルが起きてしまいます。

 

あなたの歯を守るために必要なことは、「治療の効果を高めるために、正しい歯磨き方法を知る」こと。

そしてその歯磨き方法を継続することです。

 

あなたの口の中をできるだけ長くいい状態に保つために、歯科衛生士は何度も歯磨き方法を説明していたのです。

 

歯科衛生士
歯科衛生士

現に歯磨きが上手になった患者さんでも、しばらくするとまた自己流の歯磨き方法に戻ってしまう方も多いんですよ(汗)

 

ママ
ママ

たしかに、よほど意識し続けないと、「磨き方」を変えて習慣にすることって難しいわよね…。

治療効果を長く継続させたいなら、正しい歯磨き方法を繰り返し練習し、身につけていくことが1番の予防になります!

 

もちろん自分でケアできるなら、歯磨き指導は断ってもいいかもしれません。

でもあなたが、何度も虫歯や歯周病になっているなら、「歯磨き方法」になんらかの問題があります!

その問題を発見するためにも、プロから「歯磨き指導」を受ける意味は大きいと思うんです。

 

 

▼歯磨き効果を上げるためにも、虫歯や歯周病予防ができる歯磨き粉も上手につかいましょう▼

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