歯科矯正で歯が動く速さやスピードはどれくらい?【歯が動く仕組み】

矯正治療
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矯正治療を始めてみたけど、歯ってどのくらいの速さで動くの?

という疑問に、自身も矯正経験者、矯正歯科で8年働いた歯科衛生士がお答えします!

 

結論から言うと、矯正治療で歯が動くときの速さは、平均して1ヶ月で約1mm程度です。

ママ
ママ

なんだ…。

たった1mmしか動かないのか…。

と、あなたも思ったかもしれませんね。

 

でもね。

口の中の1mmって、あなたの想像以上に大きい数字なんですよ。

この記事では、『矯正治療で歯が動く仕組み』について紹介していきます。

 

実は「歯が動く仕組み」を知っていれば、矯正治療が終わった後も、長い間「綺麗な歯並び」をキープすることができるんです♪

さっそく見ていきましょう!

 

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歯列矯正はワイヤーで歯を動かしていく治療

矯正治療は歯1本1本に上の写真↑のような装置を、歯科用のボンドでつけることから始まります。

 

装置の真ん中にはワイヤーが入る溝があり、ワイヤーが「元に戻ろうとする力」を利用することで歯を「適正な位置」に動かすことができるんですよ。

もちろん最初から硬いワイヤーを入れると痛いため、最初は細くて柔らかいワイヤーをつかいます。

そして歯が並んできたら、徐々にワイヤーの太さや強さを変えながら、ゆっくり歯を綺麗に並べていくんですよ♪

 

月に1回程度ワイヤーやゴムを変えたり調整しながら、少しずつ歯を「目的の場所」に動かしていきます。

 

じゃあ今度は、より詳しく「歯が動く仕組み」を見ていきましょう!

 

速く歯を動かせるの?矯正治療で歯が動く仕組み

想像してみましょう。

歯はとても硬いのに、なぜ硬い骨の中を動くことができるのでしょうか?

考えると不思議ですよね。

 

実は歯って、

  • 歯ぐきの上に出ている「歯の頭部分」
  • 歯ぐきの中の「歯の根っこ部分」

の2つの構造になっています。

歯が動くスピードはどのくらい?""

そして歯の根っこの周りには、上の図のような「歯根膜(しこんまく)」というクッション材があります。

歯根膜はクッション性があるので、力をかけると伸びたり縮んだりします♪

その性質のおかげで、歯を動かすことができるんですよ♪

 

矯正装置をつけてワイヤーを入れると、歯に力がかかり始めます。

すると力のかかった方の歯根膜は縮み始めます。

でも、縮んだ歯根膜はクッション性があるので、元の厚みに戻ろうとするんです。

その結果、図の右側↓のように歯の周りの骨を溶かす(吸収)していくんですよ。

そして図の左側↑のように「引っ張られて伸びた方の歯根膜」も、元の厚みに戻ろうとして、周りに新しい骨をつくっていくのです。

 

文章で書くとややこしいのですよね…。

まとめると矯正治療とは、歯が動きながら、

  • 骨を作る
  • 骨を溶かしていく

「骨の代謝」を繰り返すことで、硬い骨の中でも硬い歯が少しずつ動くことができる!というわけだったんです。

 

矯正治療で歯が動くスピードと距離は1カ月に1mm程度

矯正治療で歯が動く早さ

矯正装置をつかいながら継続して力をかけることで、歯はスムーズに移動することができます。

そんな歯の動く速さは、1カ月で約1mm程度です。

 

ママ
ママ

え?たった1mm?

と、思いますよね。

 

でも、考えてみて下さい。

口の中の1mmって、けっこう大きな数字だと思いませんか?

実際1mm歯に隙間ができるだけで、かなり目立ちますから。

だからと言って、強い力をかければ早く動く…というわけではありません。

それに強い力では、周りの組織に負担がかかってしまいます。

 

周りの組織に負担をかけずにゆっくり歯を動かしていくので、矯正治療はどうしても2~3年の期間がかかってしまうんですよ。

 

ただし矯正治療中に「歯を噛む癖」などがあると、歯が順調に動かず、治療期間が2〜3年より長くなることもあります!

 

「矯正器具の力」より、「歯を噛む力」の方が何倍も強いですからね…。

 

早く治療を終わらせるためにも、次に紹介するような「歯に力がかかる癖」は止めるように意識しましょう。

矯正治療後も綺麗な歯並びをキープするコツ

年をとって歯並びが悪くなる理由

矯正治療が終了しても、「歯が動く仕組み」を知っていないと、残念ながらあなたの歯並びは「またガタガタにな歯並び」に戻ってしまうでしょう。

これは冗談でなく、本当です!

それに「歯が動く仕組み」を知っていれば、年をとってから「歯並びが悪くなった…」などのトラブルを防ぐこともできるんですよ。

歯は「弱い力」でも継続して力をかけ続ければ、必ず動いてしまいます。

だから矯正治療ができるんですよ♪

ということは歯に力がかかり続けていると、矯正治療が終わったあとでも歯が動いてしまい、歯並びが悪くなってしまうんですよ。

ママ
ママ

え?それは嫌だな…。

歯に力がかかってしまう1番の原因は、あなたが何気なくおこっている「癖」の中にあります!

 

たとえば日常的に、舌で歯を押し続けていれば歯は前に倒れてくるし、「歯を噛む癖」があれば、歯が内側に倒れて歯並びがガタガタになってしまうのです。

 

つまり、矯正治療が終わっても、

  • 舌で歯を押す
  • 噛みしめ
  • 頬杖をする
  • 枕にあごをのせてスマホをいじる本

 

などの「歯に力がかかる癖」があれば、あなた自身で歯を動かしてしまい綺麗な歯並びが崩れてしまう…というわけなんです。

 

頬杖をしたりまくらの上にあごをのせていると、歯が当たってしまいますよね。

その結果、歯に力がかかり続けてしまい、歯が動いてしまうのです。

 

だからこそ矯正治療中はもちろん、矯正が終わってからも「歯に力がかかる癖」をしないことが大切なんですよ。

 

ちなみに年をとってから歯並びが悪くなる理由も、日常的に歯に力がかかる癖をおこなっているからです。

でないと、年をとれば全員歯並びが悪くなるはずですよね…。

 

矯正治療後も歯並びをガタガタにしないためにも、歯に力をかける「悪い癖」はこの機会に直してしまいましょう!

 

なお歯に力がかかる癖の直し方は、下の記事↓を参考にしてみましょう。

歯を噛みしめる癖やくいしばりを防止する!1秒で歯を離す方法を紹介!
気付くと歯を噛んでいることが多い…。 寝ている間も噛んでいるのか、朝起きるとあごがダルイ…。 歯を噛む癖って、どうすれば直せるの? という疑問に、歯科衛生士歴13年の経験からお答えします。 結論から言えば、「歯を...

 

矯正治療で歯が動くスピードまとめ

矯正治療で歯が動く理由は、骨の代謝を利用しているからです。

 

でも、一気に動かすと周りの組織に負担がかかるので、1ヶ月に1mm程度ずつゆっくり動かして歯を並べていくんですよ。

 

ちょっと長い矯正ライフになりますが、長い人生の2~3年を矯正治療に当てれば、そのあとは綺麗な歯並びで過ごせます。

そうポジティブに考えて、矯正治療にも前向きに向き合っていきましょう♪

 

ただし、矯正中に

  • 舌で歯を押す
  • 噛みしめ

など歯に力がかかる「癖」をしていては、歯が思ったように動かないため治療期間が無駄に延びてしまいます…。

 

また矯正治療が終わった後も、「歯に力がかかる癖」があれば、また歯並びがガタガタに戻ってしまう可能性も忘れないでくださいね。

 

 

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