あなたも自分の顔を鏡を見たとき、
顔が曲がっている…。
あごが曲がっている…。
歯の真ん中がズレている…。
と、気になったことはありませんか?
とは言っても、噛み癖や歯並びなどで大なり小なりわたし達の顔は曲がっています。しかし中には、大きくあごや顔が曲がってしまい、悩んでいる方がいらっしゃるのです。
でも安心して下さい。

あごが曲がっていたりかみ合わせがズレていても、矯正治療で直すことができますから。
しかし、あごのズレ幅が大きくなってしまうと、残念ながら矯正治療だけでは直すことができません。手術が必要になってしまいます。

手術が必要になる理由は、後ほど説明しますね♪
わたしが働いていた病院でも、矯正治療とあごの手術を併用し、整った顔を手に入れた患者さんがたくさんいらっしゃいました。
あなたの曲がった顔やあごのズレは直せます!
「あごが曲がっている…」「顔の歪みが気になる…」と悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考になさって下さい!
あなたの悩みは美容整形ではなく、矯正治療で直る可能性がありますから。
あごの骨がズレている(歪み)顎変形症とは
あごが曲がっていたりズレていることを専門用語で「顎変形症(がくへんけいしょう)」と呼んでいます。

顎変形症とは、あごの大きさや、あごが上下・左右・前後などにズレている状態のことです。
例えば
①受け口でかみ合わせが逆になっている

②前歯がかみ合わないかみ合わせ
③出っ歯になっている

④あごの骨がずれて顔が非対称になっている
など、あごの骨のバランスの悪さが原因で、かみ合わせが悪くなっている状態のことです。
あごがズレているので、当然、歯並びも悪くなって前歯で食べ物を噛み切ることが難しいなど、日常生活にも支障が出る可能性があります。

さらに、あごのバランスが悪いと「顔つき」にも影響が出てくるため、コンプレックスを感じてしまう方も多いんです…(汗)
子供の顔を曲げないための予防方法!
実はあごの骨が成長中の子供達なら、早めに矯正治療をおこなうことであごの成長をコントロールすることができます!
受け口になりそうな子や顔が曲がっている子は、矯正治療であごの骨の成長を抑えたり促進して、バランス良くあごが成長できるように導いてあげるのです。


ということは、子供はみんな矯正治療であごの成長をコントロールした方がいいってことなの?
安心して下さい。
もちろん、全員が矯正治療をする必要はありません。

むしろあごのバランスを整える方法は、日常生活の中でもたくさんあるんですよ♪
例えば、
- 赤ちゃんだったらおっぱいをしっかり飲ませてあげる
- 子供達は食事をよく噛んで食べさせてあげる
ことで、あごをバランスを良く成長させることができるのです。

おっぱいをしっかり飲んだり、よく噛んであごをよく動かすことが、将来の顔つきや歯並びを決める!ということは、パパやママはぜひ知っていてくださいね♪

大人のあごのズレは外科手術と矯正治療を組み合わせて治療する

わたし達大人が、あごのズレを直したい場合はどうすればいいの?
あごの骨が成長中の子供達とは違い、骨の成長が止まったわたし達大人の場合は、残念ながら矯正治療だけでは「かみ合わせ」や「見た目」など、満足のいく治療結果を出すのが難しい場合があります。
そんなときは、矯正治療と外科手術を組み合わせて、あごの骨を短くしたり長くして、顔つきや歯並びのバランスをとっていく方法を考えていきましょう!
しかもあごのズレが大きい人ほど、手術をして矯正治療が終わった後の顔つきは劇的に変わるんです。

- 治療も保険でできるからありがたいですよね♪
あごの外科手術は入院が必要になる
あごの手術は、形成外科や口腔外科でおこないます。
そのため手術の前後には矯正歯科だけでなく、形成外科や口腔外科でも検査をしたり、打ち合わせのために何度か通ってもらう必要があります。
外科手術といっても、症状によって
- 上下のあごを同時に手術する
- どちらか一方のあごだけの手術する
と、患者さんによって手術の内容は変わります。
もちろん手術ですから、2週間前後の入院が必要になったり、手術後は安静を保つため1週間ほどあごが動かないように針金で固定しなければいけません。
当然口は開かないので、食事は流動食になるし歯磨きも満足にできない状態になってしまいます。顔もしばらく腫れて、手術後の痛みも続いてしまいます…。

「こんな手術するんじゃなかった…。」と、ここで誰もが1度は後悔します(汗)いや…100回くらい後悔します!
でもこの時期を乗り越えると、痛みも腫れも落ち着いてきます!踏ん張りどころです!

術後の痛みの辛い時期を乗り越えれば、「新しい自分の顔」と出会えますよ♪
特に、あごのズレや受け口がひどい症状の人は、術後に見違えるほど顔つきが変わります。新しい自分の顔を鏡を見て、思わず「にやり」としてしまうんです♪
そんな嬉しそうな患者さんの姿を、わたしも何人も見てきました!
術後は食事や口を開ける練習を始めていく
あごを固定してた針金が取れたら、食事も流動食から「食べられるもの」に戻していきます。

しかし、手術後は骨折した状態と同じなので、当然口が開きにくい状態になっています。
そのため、早く元のように口が開けられるように、術後に少しずつ口を開ける練習を始めていきましょう。
少しずつでも練習しておかないと、ますます口が開きづらくなってしまいますから…。

目標は、人差し指・中指・薬指の3本が、縦に入るくらい口が開くようになること。毎日少しずつ練習していきましょう♪
顎変形症の矯正治療は、術前と術後矯正があります
顎変形症の治療には、「術前矯正」と「術後矯正」があります。
手術前の術前矯正で「あごをどの位置にするか」決めていき、手術後の術後矯正で治ったかみ合わせの調整をしていきます。
かみ合わせが改善されれば、普通の矯正治療と同じように装置を外して、後戻りしないように「保定装置」というマウスピースを入れて、歯並びが元に戻らないように押さえておきます。

顎変形症は保険で治療できるし高額療養費の対象になる
顎変形症の治療は、国の認定を受けている病院では「保険」で矯正治療ができます。その場合には、外科手術や入院費も保険の適用になります。
しかし手術をせず、矯正治療だけでかみ合わせが直る場合は「自費治療」になるので注意が必要です。

さらに手術費用は高額療養費の対象になるので、申請すれば一部返還されます。ぜひ、確認しておくことをおすすめします♪
高額療養費とは、同じ病院で支払った1カ月の医療費が一定額を超えたら、手続きで超えた分の金額が戻ってくる制度です。
また医療費控除も使えるので、領収書は必ず保管しておいて下さいね♪

あごが曲がっている人の治療方法まとめ
あごのズレが大きい場合は、残念ながら矯正治療だけでは納得いく治療結果にはなりません。その場合は矯正治療と共に外科手術を考えてみましょう!
手術は大変ですし手術後の痛みは辛いです…。当然、お金もかかります。
しかしそこを乗り越えると、顔の筋肉や脂肪の付き方も変わって、生まれ変わった新しい顔と出会えます!

顔つきが変わって、表情まで明るくなった患者さんをわたしも何人も見てきました♪
特に女性はコンプレックスがなくなったことで、見違えるほど皆さんイキイキした表情になっていましたよ。
あごのズレや顔が曲がっていることが気になっている方は、思い切って矯正歯科で話を聞いてみてはいかがでしょうか?
悩んでいるだけでは何の解決にもなりません。でもプロに話を聞いてみれば、解決策は必ず見つかりますから!

相談料も0円〜5000円の病院が多いので、まずは気軽に相談してみるといいですね!
なお、歯並びの相談は【大塚駅前歯科】や自分にあった矯正歯科医院探しなら『e-矯正歯科.com』を使って、信頼できる歯医者を探してみましょう!
ただしどの矯正歯科でも保険適用になるわけではないので、国の認定を受けている病院かの確認も忘れずにお願いします。
▼歯の色が明るくなると顔の印象も変わります!家で手軽にできる「歯の美白方法」はこちらから▼

コメント