フッ素入り歯磨き粉と歯医者で塗られるフッ素の違い。虫歯予防の効果をプロが解説!

唾液の効果

虫歯予防や歯を強くすることでよく知られている「フッ素」。

 

虫歯予防のために、子供にフッ素を使いたいけど…。

「フッ素って安全なの?」

「子供が万が一飲み込んでも大丈夫なの?」

と、気になってるパパやママも多いかと思います。

 

 

結論から言うと…

「安全です」\(^o^)/

 

フッ素の安全性と中毒にも書きましたが、フッ素は「適正量」を守れば安全に使え、さらに

 

  • 虫歯菌によって「酸」が作られるのを抑える
  • 抗菌作用
  • 再石灰化を手助けして「酸」に強い歯をつくってくれる

 

効果が期待できます(^^)

 

 

子供にフッ素を使うには、

  • 家で使う歯磨き粉
  • 歯医者で塗ってもらうフッ素

の2つがありますが、どのように使い分ければいいのでしょうか?

 

 

乳歯はもちろん、永久歯にも使ってほしいフッ素の効果と使い分けをマスターして、効果的に虫歯予防をしていきましょう(^^)

 

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フッ素が虫歯予防に効果的な理由

歯の磨き残しのイラスト

その前に、なぜフッ素には虫歯予防や歯を強くする効果があるのか見ていきましょう(^^)

 

実はフッ素を使うと歯の表面のフッ素濃度が高くなって、虫歯菌の出す「酸」の攻撃に強くなる効果があるんです(^^)

 

 

歯の表面のエナメル質は、ハイドロキシアパタイトという結晶で作られています。ここにフッ素がやってくると、フルオロアパタイトに結晶の構造が変化して、虫歯菌の「酸」に対して強い結晶に変身します\(^o^)/

 

 

つまりフッ素が歯の表面に作用しているお陰で、

  • 歯の表面のフッ素を増加させる
  • 虫歯菌が作る「酸」に強くなる

わけなんですね(^^♪

 

虫歯になりかけの歯はフッ素の効果で治せる!

実はわたし達の口の中は、食事をする度に「歯が溶ける→修復する」を繰り返しています。そして「溶ける→修復する」のバランスが崩れた時、虫歯になってしまうのです(><)

 

でも安心してください♪

フッ素には、歯の再石灰化(歯の修復)を手助けしてくれる働きがあるんです(^^)/

 

フッ素の凄いところは「健康な歯の表面部分より、歯が溶けた部分に多く取り込まれる性質がある」ということ。

 

つまりフッ素が常に口の中にある環境では、虫歯になりかけの部分を効果的に修復してくれる!というわけなんです(^^♪

 

 

家で使うフッ素入り歯磨き粉と歯医者の高濃度のフッ素の虫歯予防効果

綺麗な歯のキャラクター実はフッ素は、濃度によって反応が変わる特徴があります。

 

わたし達が使う身近なフッ素には

  • 家で使う「低濃度」の歯磨き粉や洗口剤
  • 歯医者で使う「高濃度」のフッ素

の2種類がありますよね(^^)

 

家で使う「低濃度のフッ素」には、歯の表面のフッ素量を増加させ、虫歯菌から歯を守ってくれる働きがあります。

 

一方、歯医者の「高濃度のフッ素」は、歯の表面に「フッ化カルシウム」を生成する働きがあります。しかも「フッ化カルシウム」は唾液に溶け出す性質があるので、歯医者でフッ素を塗った後も、唾液の中には少しずつフッ素が溶け出しています(^^)/

 

つまり歯医者でフッ素を塗ると、フッ素が溶け出した唾液が常に口の中にあるので、低濃度のフッ素をまた歯の表面に働かせていることになり、その結果、歯を強くすることができるのです(^^)/

 

 

歯医者と家で使うフッ素には、こんな違いがあったんですね。

 

歯医者でフッ素を塗ってもらう目安の時期

むし歯のイラスト

歯医者でのフッ素塗布は、

  • 歯の生え始めの時期(1歳~3歳ころ)
  • 6歳臼歯が生え始めた頃(6〜7歳ころ)
  • 12歳臼歯の生える頃(11〜12歳前後)

に塗ってもらうのがオススメです(^^♪

 

特に歯の生え始めの時期は虫歯になりやすいので、積極的にフッ素を取り入れていきましょう!

 

人にもよりますが、半年に1度もしくは3~4ヶ月に1度を目安にフッ素を塗ることが多いです。(歯医者でフッ素を塗ったあとは、30分は飲食やうがいは控えて下さいね)

 

いつから歯医者で子供にフッ素を塗ってもらおうか迷う時は、ママやパパの付き添いで歯医者に行った時を利用して、一緒にフッ素を塗ってもらいましょう(^^)

 

また、お住いの広報を確認すると、子供達の「歯磨き指導」や「フッ素塗布」を定期的に行っている場所もあるので積極的に利用してみるのもいいですね♪

フッ素入り歯磨き粉を上手に使う時のポイント

歯磨き粉のイラスト

家で使う「フッ素入りの歯磨き粉」。でも、使い方によってはフッ素の効果が半減してしまう場合があるんです(汗)

 

フッ素の効果を持続させるために、わたし達はどうすればいいのでしょうか?

 

ポイントは、できるだけ長い時間フッ素を歯に残しておくこと!(^^)

 

あなたは「フッ素入りの歯磨き粉」を使った後に、大量の水で何度もうがいをしていませんか?

 

フッ素入りの歯磨き粉を使うコツは、

  • 途中、歯磨き粉を頻繁に吐き出さない
  • 口をすすぐ回数を少なくする(2~3回ほど)
  • すすぐ時の水を少なくする

 

の3つがポイントです(^^)/

できるだけ水や唾液でフッ素を流さず口の中に残しておけば、虫歯予防の効果がさらに高くなりますよ(^^)/

 

フッ素入り歯磨き粉で歯磨きした後は1時間は飲食を控える

フッ素入りの歯磨き粉を使った後は、約1時間以上はフッ素が口の中に残っています。

 

そのため歯磨き後にすぐ飲食してしまうと、唾液中のフッ素が早く失われてしまうんです(汗)

フッ素の効果を持続させるためにも、歯磨き後は飲食をしないようにしましょう!

 

また、昼より寝てる間の方がフッ素の濃度が高い状態をキープできるので、ぜひ夜寝る前にフッ素入りの歯磨き粉を使って下さいね♪

 

フッ素入り歯磨き粉の選び方

「チェック」のマーク

市販の歯磨き粉の表記には『フッ素』と記載されず、『モノフルオロリン酸ナトリウム』や『フッ化ナトリウム』と表記されていますので、買う時に間違えないようにお願いします(^^)

 

また、

「フッ素が入っていれば、どの歯磨き粉でも大丈夫だろう」

「子供が味を嫌がらないから」

 

という理由で、子供に大人の歯磨き粉を使わせるのはちょっと待って下さい!必ず『子供用の歯磨き粉』を選ぶようにしましょう。

 

0歳から使える飲み込んでもいい歯磨き粉!うがいができない赤ちゃんや子供に安心な3つのオススメ品でも紹介したように、今は、うがいができない赤ちゃんでも使える歯磨き粉もあるので、乳歯が生え始めたらすぐに使ってみましょう(^^)

 

まとめ

生え変わりの時期や生えたての歯は、特に虫歯になりやすい歯です!

そんな時、フッ素を上手に使うと、虫歯予防もできて虫歯に強い歯をつくることができますよ(^^)/

 

 

家での歯磨きには「低濃度のフッ素入りの歯磨き粉」を毎日使って、歯医者でのフッ素塗布は3ヶ月〜半年に1度の頻度で塗ってもらいましょう(^^)

 

特に子供達は

  • 歯の生え始めの時期(1歳~3歳ころ)
  • 6歳臼歯が生え始めた頃(6〜7歳ころ)
  • 12歳臼歯の生える頃(11〜12歳前後)

に、歯医者でフッ素を塗ってもらうのがオススメです(^^♪

 

特に歯の生え始めの時期は虫歯になりやすいので、積極的にフッ素を取り入れていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

大人の歯磨き粉の選び方

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